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Re: PInCS-DCTC 相談スレ/設定保管庫 ( No.2 )
日時: 2018/03/20 15:11
名前: 静かの海 ◆k.ZBagCsQo (ID: wHTCUiXd)

【設定-PInCS-DCTCとそのスタッフ】

*PInCS-DCTC(フィンクス・ディックティーシー)とは何ぞや?

 『プラクトー星間通信サーバー管理局・サイバーテロ対策課(administrative bureau of "P"lactor "In"tersteller "C"ommunications "S"erver - "D"epartment of "C"yber"T"errorism "C"ountermeasures)』の略。単に『DCTC』とも。
 プラクトー星間通信サーバーは、地球-他惑星間の超遠距離通信の為に用意された専用サーバー。このサーバーは二台のスーパーコンピュータ『フォーマルハウトⅠ・Ⅱ』内に構築され、フォーマルハウトⅠ・Ⅱが設置されている周囲を囲むようにサーバー管理局が存在する。DCTCはその一部署である。

*PInCS-DCTC内の部門について

 DCTC内には業務内容に応じていくつかの部門が存在する。初期時点では以下の四つ。

・ 電子戦部門-電子戦全般を司り、また電子戦中に確保したマルウェアの粗解析までを行う。管理AIのケアも仕事の一つ。DCTC内の花形。総括はカノープス。
・ 対人戦部門-現実世界での戦闘行為を主導する。総括は同上。
・ 解析・隔離部門-隔離したマルウェアの挙動を解析し、適切な対処を告知する。また、隔離専用サーバー『神曲』とその内部の防壁管理も彼等の仕事。DCTC内で最も重要な部門であるが、やっていることが地味で面倒なせいか常に人手不足。仕方ないので電子戦部門と兼任している(させられている)スタッフが多い。総括はアクトゥルス。
・ 事務・経理-文字通りの事務と経理。人事や渉外もこの部門の仕事。総括は静かの海。

*PInCS-DCTCの業務について

 サーバー内で度々発生する不正侵入や破壊行為、及び内部で自然発生するマルウェアへの対策・予防が業務。
 通常時は各々サーバーの監視を行っており、マルウェアやハッキング・クラッキングの反応を検知した際、電子世界上の管理AIを動かし駆除(隔離)を行っている。サーバーメンテナンス時にもマルウェアの駆除・隔離に駆り出される。また、現実世界に於いてサイバーテロ行為が発生した場合、テロリストの割り出し・捕獲を行う権限も有する。
 他の部署と比べて明らかに社畜感の目立つ部署である。スタッフの1/3くらいが局内に棲みついているとか居ないとか。

*PInCS-DCTCのスタッフについて

 企画開始時点でスタッフの総勢は局長兼DCTC総括のプロキオン、電子戦総監督のカノープス、解析班長のアクトゥルス、事務の静かの海を含め、総計10名。圧倒的人員不足である。
 スタッフは全員、DCTC配属時に星の名や地形などを基にしたコードネームと7桁のシークレットIDを与えられ、業務中の個人識別にはそれを使用する。なまじサイバーテロに深く関与する部署のため、個人情報の漏出によるスタッフへの被害を低減すべく取られた措置である。
 尚、サイバーテロ対策部署であるため、スタッフのほとんどはプログラミングやコンピュータ技能に秀でているが、ごく稀に現実世界に於けるテロ組織鎮圧に特化した脳筋がいたり、電子戦専門のスタッフがいたりすることも。
 ちなみに、電子戦に参加するスタッフのほとんどが電子世界上に自分専用の管理AIを持つ。管理AIとスタッフはシークレットIDによって結び付けられ、現実世界のスタッフが何らかの原因で死亡または辞職すると、紐づけられた管理AIも個人情報保護の為に隔離・削除される。

*そう言えば

 この世界では「電脳化」と呼ばれる技術が発達している。イメージは攻殻機動隊の電脳のそれに近く、脳にマイクロチップとそれに接続するためのデバイスを設置することで、脳内でウェブやサーバーに素早くアクセスすることが可能なもの。使用法によっては記憶量の拡張や記憶の入出力と言ったことも出来る。データ圧迫などもなく高速・確実にネットへアクセス出来ることから、IT関連企業を中心に需要が高い。
 ただし、脳内デバイスは視覚・聴覚を経由したサブリミナルなどによって防壁を解除することが出来ることから、ハッカーによってハッキングされたりバックドアを設置されたりする可能性が高い。電脳化処置も電脳化装置自体も高価であるため、自力で防壁を構築したりカウンター手段を設定することが出来ない者には中々普及していないのが現状。
 DCTC内でも電脳化率はそう高くない様子である。