リクエスト依頼・相談掲示板

Re: 【海色の空に沈む】オリキャラ募集準備中 ( No.3 )
日時: 2015/06/30 00:11
名前: 緑ヶ丘 ◆JGh0NW/XSE (ID: E616B4Au)

初めまして、緑ヶ丘と申します!
人外がメインの小説は初めて見るような気がします。楽しみにしております!
私も人外のキャラは初めてなので、不備などありましたらすみません!

【キャラクターシート】

キャラの名前:フィデリオ
種族:ワニ
性別:男
年齢:17

容姿:
ベースはクロコダイルっぽい。進化することで二本の足で立つようになり、それに合わせて古来のワニより脚と腕は大きくなり、逆に体長はやや縮んだ。それでも真っ直ぐ立つと3m近い。頭が重いので常に猫背気味。体色は青味がかかった灰色、目の色は澄んだ青緑色。種族的に仕方ないのだが、かなりの強面。
服装はやや大きめの黒いインバネスコート。肩にかけている大きなバッグには、古文書から数学書など、様々な科目の書物と筆記用具などが詰められている。服もバッグも年季が入っており、解れや破けはその都度自分で直している。

性格:
礼儀正しく優しく素直で正直者。一度かけられた恩はずっと忘れないほど義理堅い。やっていいことと悪いことの区別がハッキリしていて、それを破ることを何より好まない。良くも悪くも真面目。臆病な面もあり、初対面の人は外見と性格のギャップに驚かされる。
しかし程度の大小問わず争い事を嫌い「争いが起きるくらいなら自分が引き下がった方がマシ」という思想の持ち主で、自分の価値観と違うことを要求されるならそっちに従う(断腸の思いではあるが)。一見すると自分の意見がないイエスマンのように見えるが、それは大きな間違い。もちろん荒事なんてもってのほか。どうしても避けられないなら相手が引き下がるまで耐える。自分から攻撃するのはあくまで命が危なくなった時だけ。
話すことは苦手ではないが饒舌でもない。知識はあるが雑学よりも学問に偏っている。
また、自分のことについて訊かれるのが苦手。どこまで答えたらいいのかが全く分からないのだそう。

職業:雑貨屋
能力:
種族の特徴として、顎と尻尾の力が極めて強い。顎の力に合わせて頭蓋骨も頑丈にできている。さらに血液には強い免疫が備わっており、どれだけ粗悪な環境で傷を負っても感染症になることはまずない。
しかし荒事と無縁の生活をしていたためか、通常のワニと比べると力はやや劣る(力が無いとは言っていない)。
ペンを持ったり裁縫したりは日常茶飯事。よって手先はとても器用。しかも一人暮らしなので家事全般は人並み以上にできる。雑貨屋の商品の一部は彼が作っている。
歴史や文学、医学、人間の文明まで、幅広い知識を持っている。それだけでなく、記憶力や計算能力も高く、暗算なんて朝飯前。雑貨屋の精算も彼にそろばんは必要ない。
戦闘方法:
尻尾での殴打か頭突きが主な手段。顎は出血で死ぬ可能性が高いので極力使わない。種族ごとの身体の構造をある程度知っているので、本人が冷静なら致命傷を避けて攻撃することもできる。しかし戦闘に関しては全くのトーシローなので、加減もなければ落ち着きもない。

背景・経歴:
生まれ自体は平凡なものだったが、10歳の頃に人間の遺した「栄光の産物」が発見され、それを巡る争いに巻き込まれた。幼心ゆえの正義感に動かされ、争いを止めるべく無茶を承知で戦火に突っ込んだ結果、後を追いかけていた母親が彼を庇って死に、父親も音信不通になり、唯一の身内である祖父と一緒に遠く離れた町まで逃れ、そこで小さな店を開いて暮らし始めた。彼が争いを極端に忌避する理由ははこのことにある。
しかし不意に現れた「余所者」というレッテルと外見が祟って、町からは偏見の眼差しで見続けられる。やがて祖父も寿命で死に、現在は一人で店を継いで暮らしている。
彼の服とバッグと本は祖父からのプレゼント。本の内容は目が回りそうな高難度のものばかり。もらった本人も内容の半分も理解できていないらしい。祖父の本を読み解くことを目標にして日々図書館などに篭っている。
勉学に励む理由は、名高い学校の教師になることで偏見を取り除くため。しかし最近は歴史と人間の文明から、生きた人間にも興味を持っており、いつか会ってみたいと思いを馳せている(七年前の戦争の原因の一端が人間であることは覚えていない)。
備考:
雑貨屋の商品は食料や紙や筆記用具、布製品(フィデリオの自作)など一般的なものに混じって、古本や柱時計やタンスなどの骨董品も売られているというなかなかカオスなラインナップ。売り上げはまずまずだが、骨董品に手を出した人は一人もいないのだとか。

サンプルボイス:
「ご来店ありがとうございます。当店の商品、少々値は張りますが、品質の高さには自信がありますので、ゆっくりご覧になってください!」
「…っ…はい、構いませんよ。……いや、あなたが気にすることはないですから、全部俺の意志でやっていることなので」
「凄いと思いませんか?今や多くの種族が同じように暮らす世界が、昔はたったひとつの種族で溢れていただなんて!俺も一度でいいから会ってみたいなぁ…どんな姿をしているんだろう…!」