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- Re: 【募集〆】貴方の小説に感想を書こうか【感想執筆中@2名】 ( No.35 )
- 日時: 2019/07/19 10:07
- 名前: 瑚雲 ◆6leuycUnLw (ID: Ru7e1uoX)
>>031 書喰神様
ご返信ありがとうございます。
まさかこのような返信をくださるとは夢にも思わず驚きました。気分を害すような言い方をしてしまったので、不謹慎な話ではありますが安心しました。
では、お言葉に甘えていくつか……。書喰神様からいただいた感想文を読んで率直に思ったことを述べたいと思います。
〇まず一つめですが、『その手首にはだれもが、ギラギラと輝く装飾品を施している。大きなダイヤからシックで上品なデザインのものまで、指輪ひとつとっても、ここに訪れた招待客たちの身分を推察することは容易だった。』こちらの文章についてのご指摘です。
私はこの文章をおかしいとは思いません。受け取り方にもよるとは思いますが、一文目はもちろん手首に焦点を当てた描写です。しかし次の一文にある『指輪ひとつとっても』の"も"という文字には、日常的に使われる"〇〇も〇〇である"といったような副詞の役割を果たしているとも解釈できると思います。つまり二文目では手首に焦点を当てておらず、『指輪』という単語を用いることによって読み手の方に「手首だけじゃなくて指にも装飾品を施している」「顕示欲が強いお金持ちの集まりかな?」と思わせたいがための文章です。手首だけに留めておかなかったのは個人的な好みと、金持ちさを強調したかったからです。意図的にそうしました。
〇二つめは、第001次元のロクアンズの台詞です。「善悪の区別もつけらんないような大人が──」について、
"大人は区別がついている上で道理に外れた行為に及んでいるので、この台詞は不適切である"とされましたが、私個人の言い分としては、この台詞はロクアンズの性格を考えた上で打ち出したものですので不適切ではないと思っています。
つまり、ロクアンズ自身が、会場にいた来場客たちのことを「良いことと悪いことの区別もつけられないのか、この大人たちは!」と勝手な目線で見ているということです。"まだ(推定)12歳のロクアンズからしたらそう見えている"だけで、当然書喰神様の仰る通り、来場している大人たちは善悪の区別はついています。この台詞で、読者の方には「ロクアンズってまっすぐだなあ」「まだ考えることも子どもらしい」という感想を持ってほしかっただけです。
登場人物たちの台詞がすべて的を得たものになってしまっては、複数の人物を出す意味がなくなってしまいますし、きっと面白くありません。それだと登場人物はたった1人だけでいい。読者から見たら「こいつぜったい間違ってる!」「ばかなこと言ってるなあ」と思わせる人物が出てきてこそ、読者の方はいろいろなことを考えてくださるのではないでしょうか。
しかし、ここまで自分で書いておいてなんですが……それならレトヴェールやコルドあたりにツッコませる必要が出てきたりするのでしょうか? 「ロクアンズ、大人っていうのは善悪の区別はついてるんだ」……みたいな。ロクアンズがひとりでコケた、みたいな状態になるのは避けたいので……。
付随して、コルドの台詞「焼死させる気か!」も同様です。普通だったら「感電死させる気か!」かもしれませんが、この台詞によって彼が"大袈裟にことを心配する男"だということを表したかったです。焼け死ぬほどの重大事ではなかったことはロクアンズが次元の力を使うところを目の当たりにしているので彼自身理解はしています。だけれども、ロクアンズにきつく言わないと、という彼の心情が働いた結果口から出てきた台詞として私は書きました。
〇三つめです。"今後の伏線回収のために情報を曖昧にしただけで物語が流れていってる"という点に関してです。
一つお伺いしたいのは、これはつまり
①伏線を張りすぎ
②開示する情報が少なすぎる
のどちらかであるということで認識は合っていますか?
もしも冒頭から伏線の張りすぎであるとお考えであれば、なるほどじゃあもっと情報を減らして一番注目してほしいところを強調するような文章の組み立て方にしよう、と考えます。
しかし②であるなら、第一話から文章の中に情報を書き連ねるということになると思います。その場合私は読んでて嫌になるかと思いますし、それなら想像をする余地を残してほしいなあ、と考えてしまいます。
上記に関して、書喰神様のコメントの真意をお聞かせ願えたらと思います。
最後に。
貴方様が仰られた『ストーリーの雰囲気に流されて作者様があまり良く考えずに筆を進めてしまった時に起こる失敗』というコメントにつきましては、申し訳ありませんが撤回していただきたいです。
私は流されたわけではありません。何ヶ月も思い悩んで、投稿したはいいものの読み返すたびに気に入らなくて、毎日のように修正して、ほかの方にも読んでいただいてそれをもとにまた修正して、そうして長い時間をかけてようやくこの第001次元がいまの形になりました。ストーリーの雰囲気も意図して作っています。こういう気持ちになってほしい、こういう作品っぽくしたいを狙って出したつもりです。それが稚拙で力不足だと一蹴されるのであればこちらから申し上げることはありません。
ただ、"あまりよく考えずに"というのは対象のことを決めつけてしまうような発言だと思います。それこそあまりよく考えずに発言されたのかな、とこちらとしても思ってしまいかねません。
ここまで長々と反論を書き連ねてしまって申し訳ありません。
当然のことながら、貴方様に依頼を申し出たのは私です。本来ならばお頼みしたこちら側の人間に反論の権利はないものと思います。お気を害してしまうようであればすぐに削除致しますので、その際はお申し付けください。
ヨモツカミ様を初めとするほかの方々への評価を読んで「この人ならはっきり言ってくれそう」と思って、期待して、お頼みしました。
実際に自分の小説への感想文を読んで、自分がいかに勉強不足であるか、作品作りに際して詰めが甘すぎるのかを理解できました。それにこういった作品への批評が酷なものでなければ成長はしないんだろうな、とも。
何度も書きますが、貴方様からいただいたご意見で悔しいながらに納得させられた部分のほうが圧倒的に多く、落ちこんだりもしましたが、感謝の気持ちのほうが大きいです。貴方様にお頼みしてよかったです。本当です。
お忙しい中、たくさんのご意見、ご厚意、本当にありがとうございます。
まだほかの方のご依頼に取り掛かっている最中かと思われます。後回しにしていただいても大丈夫ですので、どうかお時間の許すときにでもご返信いただけたらと思います。
気長にお待ちしております。
よろしくお願い致します。
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