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Re: うちの子貰って下さい【リクエスト募集中】 ( No.16 )
日時: 2020/04/03 21:11
名前: Thim (ID: SG60l.ki)

ジャンル:オリジナル


「ねえねえ、そこのおにーさん! 何か困りごと? 僕で良ければ力になるよ。お礼なんて良いって良いってー! こういう時こそ助け合い、でしょ?」
「なんでお前がって顔をしてんなァ。ふはっ、あたりまえだろ。か弱くって優しいルイくんなんていない。お前と一緒にいたのは俺にとって都合がよかったからだ。助け合い何て存在しない。あるのは食うか食われるかの関係だけさ」

名前:ルイ
性別:男
年齢:15歳

性格:天真爛漫で人懐っこい。困った人間に手を差し伸べ、いつも周囲の人に笑顔を振りまく天使のような少年……のように見えるが、極度の人間不信で、愛・夢・優しさ等この世の善の部分を信じない&そういったことを上っ面で唱える人間を憎んでいる。
   猫を被るのはその方が生きやすいからだし、する必要がない・する価値もないと判断した人の前では躊躇なく仮面を脱ぎ捨て残虐非道な事も堂々とする。

容姿:身長152cm。とても美しい顔立ちをしていて、時代や場所が違えば傾国の美男子となり、老若男女を虜にしていたであろうと思われる容姿。
   栄養失調でガリガリの為その美貌は少し損なわれているが、それでも美しいものは美しくある程度の人間ならば虜にできる。
   一回りほど大きな服を着ているため常に萌え袖。成長しても使えるようにワンサイズ大きいものを選んだ。ズボンは短パンなので場所によっては穿いていないように見える。
   黒い手袋で隠しているが両肘から指先にかけてと背中にケロイドの痕が残っている。

過去:とある国のスラム街で生まれた。父親は行方知れず。母親は別の国から誘拐されてきた女性だった為頼れる人はいなかった。しかし母親が聖女のような精神の持ち主であったため、度々痛い目にあいつつも、最終的には人は彼女に愛を囁いた。多くの人の手を借り貧しいながらも平穏に生きてきた。
   しかしその平穏が崩れ去ったのは彼が11歳の誕生日を迎える数か月前。娼婦であった母親を見初め愛人にしようとした貴族により、彼らが住んでいたスラム街が大火事にあい、またその貴族の誘いを断った母親も彼の目の前で殺された。皮肉にもこれまで助け合って生きてきたスラム街の人間体の手によって。
   貴族の用意した金に目がくらんだスラムの人間たちが騒ぐ中、彼は自分が燃える事も厭わず我が家の瓦礫に押しつぶされる母を抱きしめる。置いて行かないで、一人にしないで、一緒につれて逝って。そう訴える彼の頬を撫で母親は一言呟いた、「愛している」。その瞳は無理やり他国に連れ去られ、常に愛を与え続けたにもかかわらず全てに裏切られた女とは思えないほど、慈悲と愛情と希望に満ち溢れていた。
   彼女を、汚泥で塗れた世界でたった一人清らかだった母を殺した奴らを許さない。愛や希望なんてものはもう存在しない。なぜなら、その化身ともいえる人がもう既にこの世には居ないのだから。

未来:不明。自分の美貌を生かし男娼として生き、多くの男女を虜にしている。

備考:一人称は「俺」猫かぶり時は「僕」。二人称は貴方、君、お兄さん、お姉さん、お前、てめぇ等々名前で呼ぶことはない。大勢いる時は呼ぶが内心では嫌々。素は結構口が悪い。
   今はもう回復して一人で歩けるが重傷を負い長期入院していた時期があり、体にもその時の傷跡がまざまざと残っている。
   嫌いなものは愛や夢や希望が題材の物語。苦手なものはあたたかい食べ物。食べていると苦しくなるから。客の奢りなら大体何でも食べるが、一人の時は適当に果物や野菜を丸かじりすることが多い。食への興味が薄れ、水で一週間過ごしていたことがバレ、店の人から頻繁にご飯を食べているかと確認されるようになった。母親が生きていた頃、自分の誕生日や祝い事がある時に作ってくれる奮発して買った野菜と肉の入ったスープや、失敗してちょっと焦げてるホットケーキが好きだった。