リクエスト依頼・相談掲示板

Re: うちの子貰って下さい【リクエスト募集中】 ( No.4 )
日時: 2020/03/26 20:02
名前: Thim (ID: SG60l.ki)

ジャンル:二次創作 僕のヒーローアカデミア


「結、ゆーうううう! ちょっと、どこにいるのよ。結がどっか行くから変なモブどもに絡まれちゃったじゃない! アンタ達も! 私は国宝級に可愛く美しい最高級美少女なのよ!? 私に話しかけられるのは石油王レベルか、結を倒してからじゃないとあり得ないんだから! あんたたちみたいな塵が私の声を聞けることすら、本来はあり得ない事なんだからね! 分かったらこの人生最高の幸福を噛みしめ私をあがめ奉りなさい、クズ共!!」
「自分の体を取り戻したくはないのか、ですって? フンッ! アンタね、私がアンタの事を私と結とケーキの次に気に入ってなかったら影を操って殺してやるところだったんだから! ……別に、なんとも思ってないわよ。むしろ会いたくなんてないわ。必要ないもの。私は今のままが一番美しいんだから! ……本当は、ね。体の私を見つけたら結がどこかに行っちゃうんじゃないかって、怖いの。結が私の事大好きなのは知っているわ。だけどそれは私だけじゃない。体の私の事も、結は大好きなのよ。結は私が元に戻りたいって言ったら、きっと元に戻してくれる。だけど、戻った後は? 私の記憶と、体の私の記憶が混ざっちゃって、結のことをわすれたらどうしよう? 結はそうなったらきっと私の前から消えてしまうわ。誰よりも優しいもの。だから、だから、私はそれが一番怖いの。だから私は元に戻りたくなんてないのよ」

名前:リィ
性別:女
年齢:15歳

性格:口が悪く、自分が良ければ他はどうでもいい。ワールドイズマインな女王様。とんでもなく我儘で、自分の重い道理にいかないことがあれば癇癪を起してしまう。
   顔が可愛いと言われ続け育ってきたため、自分は顔だけで十分、むしろ体があれば魅力が損なわれてしまうかもしれないと考えている。体の自分とは出会いたくない。なんとなく体の自分の気配を察知することが出来るため、近くにいることが分かると青ざめ声が出なくなってしまう。
   だけど本来の性格は善良なため、本当に困っている人には手を貸してしまう(手がないから結頼り)。所謂ツンデレっ子。
   結に依存している。

容姿:首から下がない。一人で行動できないため誰かに持ち運ばれている。超ド級の美少女。これに尽きる。顔だけで国を傾け滅ぼしある所では人を救うだろうと噂が立つくらい。
   唇は桜色。吸い付きたくなる唇。ぷるんぷるん。
   普段は相手を睨みつけて居る為つり目だが、本来は垂れ眼で、心の底から笑った後や安心して気が抜けた時は元に戻りへにゃぁってなる。普段が女王様ならこの時は天使。ほとんど見せないため、見た人はとてもレア。ギャップにやられその後心臓が「ウッ」となり蹲る人続出。
   髪はボブ。丁度首が切れている部分当たりの長さ。痛み一つない綺麗な髪。
   真っ白な雪のような肌。結のケアの賜物。

過去:首を切られるまではエリナと同じ。連れ去られた後名付けられ、闇の生活に身をやつすことに。と言っても彼女は結に守られて貰っていたので危険な目にはほとんど会わなかった。時折自身の容姿につられて現れる輩も結が追い払ってくれるので問題はなかった。
   結は自分を愛しているし、自分も結が好きだった。彼が女を手玉に取っていることは知っていたけど、彼の最愛は自分一人だったし、何の不安もなかった。例え記憶がなくても彼がいてくれたから。この頃はまだ我儘でもなかったし元の性格のままだった。
   ある日、来た事もないのになぜか懐かしさを感じる街にやってきた。自分たちには縁遠い暖かい街にやってきて、彼がいつもよりも体をこわばらせているのには気づいていた。そしてそこで彼女は彼の最愛が自分一人ではない事を知った。
   暗闇の中一人の少女が廃ビルに連れ込まれるのを彼女は見た。影を操る彼女にとって闇はもはや自分の友であり僕だった。だからそれを彼に伝えた。それを聞いた瞬間彼は血相を変えて廃ビルの中へと入った。彼に背負われたままのリィはその様子に混乱した。いつもならば可哀想にと口先だけの言葉を吐いて巻き込まれないようにと足早に去る筈なのに。どうして。
   その理由はすぐに分かった。本来なら何も見えない暗闇の中、彼女だけは状況を把握することが出来た。首のない少女。少女を見た瞬間、リィは朧気ながらも過去を思い出した。そして彼女も彼の最愛である事を理解してしまった。この時から最愛が自分だけではない事に不安が加速していく。

未来:結がSNSをやっていることは知っていた。それを使って体の自分を見張っている事も。怖かった。もしかしたら自分を捨て体の自分の元に行ってしまうんじゃないかと。何もできない自分に愛想をつかしてしまうのではないかと。
   その不安が彼女の我儘を増幅させた。そしてその我儘を結がなんでも聞くものだから、彼女の性格はあっという間に歪んだ。
   常闇君と絡ませたい。完封させたい。特にストーリーは考えていない。

個性:操影。周囲にある影を操る。
   影が操られた場合、影がなくなった本体は徐々に朽ち果てていく。
   例えば花の場合は枯れるし、建物の場合は徐々に壊れていく。物の大きさによって時間がかわる。高層ビルだと数ヶ月で壊れる。生命……例えば人の影を操った場合、その人は個人差があれど数か月後には人格が崩壊され、最後には死に至る。しかし、物が大きくなればなるほど、その生命力が強ければ強いほど、個性の持ち主であるリィの体に負荷がかかる。一度目覚めなくなってからは結がストップをかける為大きなものには使わなくなった。

備考:常闇君は破滅的に相性が悪い。彼女が操れば黒影はなすすべもなくなるから。あった瞬間ゲームオバーとなる。常闇君ドンマイ。でも味方だったらこれほど相性の良い人はいないって位に相性が良かった。
   ケーキが大好き。特にイチゴのケーキ。チョコレートケーキは苦いから嫌い。でも結の作るのは甘いから好き。甘いものが大好き。
   実は体の自分よりも過去の事を覚えているため、結が何故自分を誘拐したのかに感づいている。
   初恋は結。首が繋がっている時と、離れた時の二回。いついかなる時も守ってくれ、今やうすらぼんやりとした記憶しかない家族よりも一緒にいてくれた彼が、この世界で何よりも安全で安心できる場所である事を知っている。それは刷り込みかもしれないが彼女はそれでいい。結局この想いを彼が受け止めてくれない事を知っているから。その苛立ちと好きな人に甘えたいと思いが混ざった結果、今のワガママで最悪な性格になってしまった。
   首を切った際、体には善な部分が、頭には悪の部分が分かれた。ただし本来は聖女の如くの性格なので悪の部分であるはずの頭も根本が善。彼女が悪になったのはひとえに結のせい。もしもエリナとリィの立場が逆だったら、リィはもうちょっと我儘度がましのちゃんとしたツンデレっ子だった。エリナはその善性から環境に慣れずに精神崩壊を起こしていた。