リクエスト依頼・相談掲示板
- Re: 小説を紹介して欲しい。 ( No.11 )
- 日時: 2020/08/04 03:04
- 名前: 憑 ◆R1q13vozjY (ID: gznRsWt8)
>>ライター 様
面白い設定だし、この後の展開が気になるので続けて読もうかなと思います。外伝も面白いし、読んでいたほうが本編の内容が分かりやすいので外伝の方も追いたいなと思いました。
ご紹介ありがとうございました。
【宵と白黒】1
※事前に。
感想が長くなったので、前半と後半に分けています。
最近のものになるにつれ、描写が上達していってる気がします。いい傾向だと思います。最近の文章について言うと、大分読みやすくて、現在の状況等が理解しやすいです。時間の流れを意識されている印象を受けました。すらすら読める感じなのでさらりとした印象を受けますが、その実描写されている内容はしっかりと詰まっていると思います。良い意味で面白い個性を持つ文章を書かれる方だな、と思いました。どことなく独特な雰囲気があります。
たまにですが、一文に説明したいことを詰め込みすぎて逆に分かりにくいと感じる箇所があります。始めの方に多いかな?と思います。ちょっと引用しますが、例えば
『昨日とは違ってまだまだ昼だからか、客も少なく静かな厨房へ青年が目を向けていると、余っていたスツールを足で引き寄せて座った同業者が話しかけてくる。』
おそらくですが二文ぐらいに分けた方がすっと情報が入ってくると思います。色々区切りようはあるので、意味が伝わるならばどこで区切っても良いと思います。あとそうですね、時々読点の位置が分かりにくいので、何を言いたいのかいまいち分からないときがあります。一度文を分解してみると句読点をどこに入れると良いか分かりやすくなったりする時もあるので、一度試してみてはどうでしょう。引用した文だと、
昨日とは違ってまだまだ昼だから客が少ない+静かな厨房へ青年が目を向けていた+そこに余っていたスツールを足で引き寄せて座っている同業者が話しかけてきた
こんな感じです。好みでもう少し細かく区切ってもまぁ良いかなとは思います。
あ、あと、読む前に親記事の世界観の説明の方を見ましたが、本文を読まない限りは、いや青年って誰やねんってなったので普通に「トワイのように〜」とか「本名を知らぬ者も〜」みたいな書き出しで良いと思いました。
ここからは全体の感想です(※ネタバレ有)。
早速誰か死にかけている――!!と思いましたが、これトワイさんの師匠とトワイさんが初めて出会うところ辺りの時空か。過去の中のトワイさんの意識が切れるところと、今のトワイさんの意識が浮上するところの場所が同じなので、流れが自然ですね。
トワイさんがフェーリを殺害するシーン……かなり手際が良いので、トワイさんはかなり腕の立つ殺し屋って感じですね。かっこいいです。というかシュゼちゃんとリュゼちゃんに出会ったばっかりのトワイさん、「敵だったら殺すか……」みたいな感じですごく冷めているのに、今となれば「お前らが無事だったらいい」みたいな感じでお兄ちゃん!って感じが凄いですね。トワイさん、結構話聞いてくれるし面倒見良い感じだし、かなり優しいですね。
No.12くらいまで読んで思いましたが、街の名前お洒落ですね。街の名前に時刻の呼び名に纏わる熟語をあてがうの、あまり見ないので新鮮です。
えっトワイさん170cmでシュゼちゃんとリュゼちゃんが160cm……!? 身長差10cmって程よい身長差じゃないですか。僕けっこう身長差オタクなところがあるので、明確な数字で身長を表記されるとついつい反応してしまいます。良いなぁこの身長差。
電車内での戦闘シーンでリュゼちゃんの様子がちょっと不安げだったのは、トワイさんとかナイフ持ってた乗客の人とかが怪我したり死ぬかもって考えちゃって……っている感じなんですかね? レン君との戦いのときに、人一倍そういったことに恐れてるのかな?っていう印象だったので。
シュゼちゃんかなり妹思いですよね。本編読んでも外伝読んでもそれが物凄く伝わります。笑顔で「私が守るよ!」って自信持って言うのは絶対に守る!っていう気持ちが無いと無理だし、それ相応の出来事があったのだと外伝で読んでからは、シュゼのこういう言葉って心強い言葉だなあと思います。
トワイさんエレベーター知らなかったんですね。階段で上ると日が沈むくらい時間がかかるほど高いビルを、当然のように階段で上ろうとするトワイさん。なんか微笑ましいです。何気にトワイさんの「常闇にはなかった」というこの台詞、間接的に常闇街について言及してますね。常闇街は田舎なのか、それとも低い建物が多くてエレベーターを必要としない感じなのかなぁと思いました。
レン君との戦いでちょっと、リュゼちゃんの力ってどんな感じなんだろう?とちょっと疑問に思いました。読み進めていったらシュゼちゃんメインのところで『いくらでも彼女なら時を戻して・・・』と書かれているので「あ、やっぱり時間操作系か」とはなりますが、レン君との戦いのところだけ見たら、リュゼの力についての説明は「大方、黒髪の子が回復かなにかさせて〜」とか「リュゼが回復でもさせたのか?」みたいな描写から始まり、リュゼちゃんが「お願い戻って!」みたいなこと言ってから時計の針の音の描写が入るので、ちょっと混乱するかもしれないなと思いました。同様に、トワイさんの力についても力の内容自体はその都度説明されているので、身体能力の強化か何かかな?とは思いますが、話中で具体的に「何々をこれこれする力だ」と簡潔的に説明した文は書かれていないので、リュゼちゃんとトワイさんの力については読者の考察とか理解力に委ねている感じの印象です。シュゼちゃんとレン君の力の理解は容易かったです。
リュゼちゃんはトワイさんのことを殺し屋としてのトワイさんじゃなく、トワイさん――小説風にいえば、そこに居て、そして生きている青年として見ている感じ……ですかね。リュゼちゃん、かなり命のことを大事に考える子ですね。あと指切りのシーン、青春っぽいような、初々しい恋愛のような、そんな甘さを感じてほっこりしました。照れてトワイさんとリュゼちゃんに指切りを強制するレン君可愛いです。
ブランさん、結構ミステリアスで掴みどころのない人ですね。良い人なのかどうかはちょっとはかりかねますが、外伝を読む限りだと身内思いではあるなと思いましたし、シュゼちゃんのことめっちゃ好きじゃん、って思いました。一人称ボクで、デキる女みたいな雰囲気なのでちょっと気になる人だな……とだけ。何を企んでいるのかも気になります。
世界観はややこしめな感じですね。矛盾は今のところ生じていないと思います。
さっきも言ったように世界観は少しややこしいなぁと思いますが、トワイさんの本名に対する気持ちを描いたエピソード(本名について。間接的にふんわりとですが本名と真名の違いに触れている感じがします)とか、レン君との戦いのところでレン君が力を使うのをトワイさんが止めるところ(力の使用には限界がある)とか、シュゼちゃんのライターの火で火傷しなかった理由を確かめているところ(自身が有する力は自身を傷つけない、干渉しない)とか、そういう風に小出しにして詳しく説明しているので「難しすぎる!わからん!着いて行けん!」という風にはなりませんでした。外伝を読む限りだと力は自分で制御しきれない(コントロールできない)こともある、みたいな情報も見られたので、多分まだまだ力については言及がある感じだろうと感じました。
真名奪いについては、ノーシュさんが奪われた例として居るので、今のところ「え? これどういうこと?」っていう疑問点は見当たりません。
街についてもそれぞれ特徴があるようで、その都度軽い説明が添えられるので問題なく区別がつくかな、という感じです。国についてはあまり言及されていないので、特に何か思うこともないですね。親記事の説明を見る限りアキツもタリスクも色々あるうちの一つや二つ、って感じなので。
本名と真名、と言う風に、一つの生命体に「名前」を二つ与える発想力、凄いと思います。本名はいわば識別や区別するためのもの。真名は魂そのものに対するもの。僕なら中々思いつかないだろう設定なので、面白いなと思いましたし、かなり惹かれる内容だなと感じました。
キャラについては一つ気になるところがあったのでそれを先に。
No.6のシュゼ、リュゼのチンピラ発言。
やや違和感を感じます。急に口が悪くなったからですね。この変化っぷりにはびっくりしました。
比較対象としてトワイさんを挙げますが、トワイさんがチンピラと言うことには違和感はないです。チンピラという言葉が馴染む言葉遣いであることと、殺し屋で荒れた環境下に少なからず居たことがある、と推測を立てられるからです。
違和感の度合いで言うと、リュゼ>シュゼって感じです。元気はつらつって感じで主張が強いシュゼちゃんがチンピラと発言するのは違和感があれどまだ分かりますが、リュゼちゃんがチンピラと言うと完全に浮いてるなって感じですね。
まずリュゼちゃんの方の違和感です。リュゼはまず、十四歳で、黒髪で、優しい性格だと分かる目付きをしている。台詞の感じからしても恐らくはシュゼちゃんよりも大人しい人柄でしょう、基本的に。ああ見えて意外と毒舌で攻撃的なやつなんだ――みたいなキャラ付けならチンピラ発言も納得いきますが、そうでない限りリュゼちゃんみたいな子が「チンピラたちに・・・・・・」と言うとはあまり思えないですね。話の流れ的にもチンピラについて話しているのは分かるので、「あの人たちに・・・・・・」とかの方がそれらしいかな、と感じます。
シュゼちゃんの方は、確かにトワイさんの話を遮ったりリュゼちゃんよりも元気!って感じですが、チンピラ発言が出るまではそこまで口の悪い子という印象ではなかったです。これは言葉で説明するよりは感覚で理解する方が早いので、例えばシュゼちゃんがトワイさんのことを「お兄さん」ではなく「あんた」呼びとして、そしてちょっと素っ気ない感じとか生意気な感じの口の利き方であるとします。
ちょっとそのように原文を何個か書き直してみます(Aが原文)。
A 「お兄さんは何処か安全に話せるところ、知らない?」
B「あんた、安全に話せる場所とか知らない?」
A 「それより先に自己紹介でしょ?お兄さんの名前は?」
B「……それより、あんたの名前は? 先に自己紹介でしょ?」
同じことを言ってるんですが、大分印象が違ってくるのが分かると思います。Bのほうが愛想悪く感じるかなぁ、と思うのですがいかがでしょう。
それくらいシュゼちゃんの言葉遣いって綺麗な方なので、かなり柄が悪めの「チンピラ」って言葉は似合わないなーと思いました。「カツアゲ」も正直柄が悪いと思います。二つ柄が悪い言葉が並んで出てくるので余計に柄が悪い感じが強くなっています。なのでどちらか一つの単語を言い換えたり、もしくは両方言い換える方がらしく思います。言い換えやすいのは「カツアゲ」の方ですね、「絡まれる」とか「話しかけられる」とか。
- Re: 小説を紹介して欲しい。 ( No.12 )
- 日時: 2020/08/04 03:28
- 名前: 憑 ◆R1q13vozjY (ID: gznRsWt8)
【宵と白黒】2
キャラはそれほど多くはまだ出ていないので、こんがらがったり忘れたり、というのはなかったです。キャラは皆立っているので、口調とか言葉選び(言葉遣い)に少し気を付けていれば特に問題ないと思います。
本編の方は僕、トワイさんが今のところ一番好きだなって感じですね。懐が深い感じしますし、電車乗ってる時の「あいつら足長いのか?」みたいなぼーっとしてるときの思考とか、でも戦闘シーンは強くて頼りになる感じ、かっこよすぎます。あと家族云々の話は謎に包まれているので気になる所ですね……!
個人的にシュゼちゃんも気になります。明るい子だなーって思って見てましたが、ちょっと陰ありますねこの子。リュゼちゃんに対する劣等感みたいな、そんな気持ちを抱えてるのかなって思いました。リュゼを守るんだって決意してるけど……みたいな感じのジレンマ抱えてそうで、場違いな感想だと思うのですがちょっと可愛いなって思いました。
リュゼちゃんの命に対する価値観は、トワイさんの生き方とか価値観みたいなものを変えるきっかけとかエネルギーになりそうだな、と何となく思いました。トワイさんの生き様とか考え方と、リュゼちゃんの考え方とか大事にしてるものってけっこう正反対に見えるので。
レン君は真面目な感じがありますね。年相応の可愛らしさとか恋愛的なものに対する初々しさもあると思いました。あと華鈴さんのこと好きだったんですかね。貴女は何よりも自由を優先するのか……?ってちょっと寂しそうに見えたので。
あとは外伝含むと華鈴、華恋の姉妹が気になるな……!!という感じです。特に華恋さん……。姉を下に見てるような感じの登場で「あ、好きだ」ってなりました。
読んでいて気になったのは、!?を!?としてるときと!?としてるときがあったり、三点リーダー(…)とビュレット(・)を混同している箇所があったので、いずれにせよどちらかに統一してほしいなと思いました。
以下は誤字脱字等です。
No.2
最後らへんの文章で文字化けしている箇所があります。
No.4
『青年は仕事の標的が住むと言う五番通りのにいた。』
『早くこの街を抜けよう・・・・・・青年は歩き出す』
この文の後に、『 そ 』という謎の文字が入っています。
No.6
『「オレは今話中だからな」』
この文の意味は、ちょっと言い換えると「オレは今話している最中だ」ってことですかね? だとすると正しくは「オレは今話し中だからな」ですね。
『青年はの胸中に少し自分でも説明のつかぬような思いが去来した』
No.10
『だが、青年の目にはそれがとても新鮮に写った』
漢字ミスだと思われます。
No.19
『何があったのかは分からない、けと……恐らく好機、ここでこいつを倒しておく……!』
No.29
『自分も相当ひねくれきているな、と思う』
総合掲示板
小説投稿掲示板
イラスト投稿掲示板
過去ログ倉庫
その他掲示板
スポンサード リンク