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Re: 世界に一つだけの小説を! ( No.9 )
日時: 2021/05/08 18:50
名前: ねむねむ  ◆g9DNQm.rCQ (ID: HAhG.g1E)

やっぱりここは、よくある感じで悪女やめちゃえばいいかな・・・。
生まれてから三か月。悩んでいることがある。
悪女やめれば死刑も免れるだろうし・・・それよりも、私のお姉さま、本当はこの国を救おうとしてたということに転生して気づいた。言語が日本語だったから生後三か月のかーわいいばぶばぶでも、お姉さまの日記が読めてしまう。もちろん鍵がかかってたけど、ダイヤルロック式だったからお姉さまの誕生日入れてみたらすんなり開いた。いくら鍵がかかってても防犯になっていない気がするのは私だけかな・・・。まあそれはともかく、日記の内容はまさにゲームの裏設定ともいえるべきものだった。ヒロインのセレンと5人の男子が結ばれると、とても厄介なことが起こる。なぜなら攻略対象の4人は、敵国の王子が二人、貴族が二人で、隠しルートの方はなんとこの国の王子・・・。敵国の王子2人と恋に落ちたらどちらがセレンを奪うかで戦争、貴族でも同じ、この国の王子だと身分の差が激しすぎて世継ぎが生まれてもその子の身分は平民となってしまう。なぜならセレンが貧しい家の出だから・・・。そうすると王家が途切れてしまうのだ。それにしても、この世界の男子って争いごと好きだなって思う。うんまあ男らしいといえば男らしいけど、戦争はちょっと違くない?(^^;)
お姉さまは私より前に死刑にされる。セレンに恋をしたこの国の王子によって・・・。理由は王族を侮辱したから、だったはず。王子いわく、セレンからいじめられたって聞いた、セレンは俺と結婚したら王族になるから、つまり王族を侮辱しているのと一緒、だってさ。とにかく、本当はとてもやさしいお姉さまを死刑になんてさせたくない!!そもそもお姉さまはセレンをいじめてなんかいない。セレンは裏が濃いのだ。それこそブラックホールレベル。お父さまとお母さまが美男美女でスタイルいいときたらその娘の私とお姉さまも同じなわけで。まあつまりセレンは自分の恋の邪魔になりそうな私とお姉さまを排除するために自作自演をして私たちを陥れたっていうこと。ここまで理解して気づいたこと。


ヒロイン実は頭も性格も悪かった!!!


まあとにかく、お姉さまと一回話し合ってみようかな・・・。たぶん生後三か月のばぶばぶしか今まで言っていなかったかーわいい赤ちゃんがヒロイン馬鹿だし性格悪くねとか言ったらびっくりするだろうけど、お姉さまは頭いいからきっと転生したって言ったら信じてくれるよな。
信じてくれなかったら自称神様呼べばいっか。あ、でももう転生できてるから通称でいいのか・・・?まあでも私が死ぬまで自称神様のままでいいや。善は急げって言うし、さっそくお姉さまと話し合うとするかな!

・・・さて、ここで問題です。お姉さまの部屋はどこでしょうかっ!?
いやこんな広すぎる豪邸、三か月で覚えられると思う!?三か月、ほとんど赤ちゃんにとっては広すぎる自室で現在進行形でハイハイしているばぶばぶの私が!!あー、どうしようかなぁ・・・。あ、そうだ、中二病呼ぼっと。
「神様という名の中二病、ちょっと教えてほしいことがあるんだけど~。」
小さな声で言う。
「僕、中二病じゃないもん。神様だもんヽ(`Д´)ノプンプン」
「うんじゃあそれでいいから教えてほしいことがある。」
「え、なんか適当にあしらってない・・・?(・´з`・)」
「お姉さまの部屋どこ?」
華麗にスルーした。
「こっちきて。早くしてよ、おっそ!」
「ばぶばぶ状態の私になんの非があると?(o^―^o)ニコ」
「その笑顔怖い(; ・`д・´)」
そんなことを言い合いながら、私は赤ちゃん用ベッドからやっと降りた。そのとき、ナイスタイミングでお姉さまが来た。となりに中二病いるけど大丈夫かな(;゚Д゚)
「あれ~?ヨルナ、一人でもしかしてベッドから降りたの??すごいね~(o^―^o)ニコ」
見ての通り、本当に優しい性格なのだ。よし、本題を切り出すか。
「お姉さま、相談があるんです。お父さまとお母さまがちょうどお城に行っている、今。」
お姉さまが目を見開いた。
「え、ヨルナすごっ、もう話せるようになったの?なになに、お姉さまに相談??全然いいよ~
 (o^―^o)ニコ」
え、あんまり驚かないんだ、意外・・・。まあいいや、とにかく話を進めないと。いつお母さまとお父さまがお城から帰ってくるか分からないから・・・。
「私は転生してこの世界に来ました。元の世界では、この世界は乙女ゲームとして存在していまし 
 た。」
「よく城下の人たちがやっているやつ?」
普通の貴族だったら平民と言うのに、城下の人たちと言うお姉さまのやさしさ・・・(˘ω˘)
「そのようなものです。不吉なことを言いますが、このままでは私とお姉さまは死刑にされます。
 理由は・・・・」



「・・・ということなのです。お姉さまの日記も見ましたが、セレンは性格も頭も悪いようですね。
 とにかく、私とお姉さまはセレンに姿を見られないようにしなければなりません。見られたら容姿
 を妬まれて殺されます。」
「なるほどね。よくわかったわ。とりあえず、そこの神様っていう人は気が散るから今はいなくなっ
 てほしいわね。」
「そうですね。・・・中二病、ばいばい。」
「用済み感がさぁ、えげつないほど出てるんだよねぇ・・・地味に傷つくわぁ(´;ω;`)ウゥゥ」
「だって用済みだから仕方ないでしょ。」
私が言うと中二病はお空に帰っていった。
「姿を見られないようにって言うけどね、私はもうすでに見られているわよ?社交界デビューのとき
 のパーティーで、新成人者は一回ダンスを踊らなければならないもの。」
「あ、そうでしたね・・・。そうだ、私に案があります。事故にあって顔が美しくなくなった、とい
 うのです。そうすれば、顔を見られたくないと言って顔も隠せますから。セレンも顔がおしまいな
 ら、消す必要はないと思うはずです。」
「そうね。私はそうするわ。でもヨルナはまだダメね。赤ちゃんで事故にあって恥ずかしいから顔を
 隠す、なんて子、普通はいないから」
「そうですね。家が呪われてるとでも言えば、いつ顔面事故が起こっても、たとえ姉妹そろってで
 も、不自然ではないですし。」
「ええ、そうね。それに私たちのお母さまとお父さまは、やんちゃが好きだから、どっきりだと言え
 ばきっと乗っかってくれるわ。私たちを溺愛してもいるし。特にお父さまは喜ぶわね、害虫が寄っ
 てこないって。(* ´艸`)クスクス」
「ええ、そうですね(笑)」
「この国が恋愛によって滅びることに関してはどうする?」
「私たちが結ばれればいいと思います。お姉さまは王子様のことが好きなんでしょう?(o^―^o)ニコ」
「えっ・・・うん・・・。(〃ノωノ)」
だから乙女ゲームでは好きな人に死刑にされて絶望して終わるんだよなぁ、お姉さまの人生。
絶対そんなことにはさせないけどね!!!
「応援してますよ、お姉さまは貴族ですから、世継ぎの件も大丈夫ですし。」
「そうね。でもそう考えてみるとセレンもかわいそうね、平民だからっていう理由で・・・」
「いやでもあの人、地味に5人の男子をたぶらかしていることになるのですが。」
「そう考えたらひどい人だとは思うけど・・・。」
お姉さまって本当に優しい。いづれセレンに死刑にされるかもしれないのに、かわいそうだなんて。
私だったら絶対言えない言葉だ。
「さて。では、作戦決行ですね?( ̄ー ̄)ニヤリ」
「ええ。まずはお父さまたちからね。ほんと、怖い妹だわ。こんな策を思いつくなんて。でもなぜか
 しら、私、怖い妹が好きよ。」
「て、照れるじゃないですかっ!!((ノェ`*)っ))タシタシ」
「ふふふ(o^―^o)ニコ じゃあ、お父さまたちがお城から帰ってきたら、さっそく作戦決行ね!」



はい、なーちゃんここでバトンタッチ!(o^―^o)ニコ
なんか結構書いたなあと思ったら3000文字超えてた(笑)
書きすぎたかも・・・しかもこの後の流れ的なものまで地味に決めてしまった気がする・・・
なーちゃん、書きすぎて、あと返信遅すぎてごめんねぇ(´;ω;`)ウゥゥ