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種族の投稿用シート
種族名:邪龍族
見た目の特徴::人間に近い姿の『龍人態』と完全なドラゴンの姿の『邪龍態』の二種類ある
『龍人態』は人族と近い体型だが耳長族と同じ長い耳と頭に黒い角、尻には太く刺々しい黒い尻尾
そして褐色肌が特徴で体のあちらこちらに黒い鱗が浮き出ている
鱗の出ている部分は個体によっては違うが共通する所は両頬に鱗がある事
他には、歯は異様に鋭く発達しており、獣の様な八重歯か恐竜の様なギザ歯が特徴である
角、尻尾、鱗は任意に出したり消せたり出来るのである程度の擬態は可能(ただ相当に窮屈らしく常に出した方が楽らしい)
両目の瞳孔は爬虫類の様に縦に細い蛇目であり、左目だけ血の様に染まった深紅の色をしている
また蛇とも竜とも見て取れる紋章の様な痣が身体にあり個体ごとに痣の場所が異なっている

『邪龍態』は細長い身体を持つ東洋龍タイプ(翼の生えた応龍の姿に近い)であり
その姿はどす黒いオーラと毒々しい鱗に覆われた、従来の竜族の様な神格された姿とはとてもかけ離れた禍々しい容姿をしている

普段は『龍人態』の姿でいるが感情の昂りや生命の危機等で『邪龍態』へと変身する
『邪龍態』は半ば暴走形態であり余程の事では任意では変身しない
ただごく稀に『邪龍態』と『龍人態』の中間の姿である『真・邪龍態』と呼ばれる形態に変身できる個体が居るらしいが......

寿命:108歳 　成人年齢は人族と同じ20歳
どんなところに住んでいるか:人が立ち寄らない辺境の地や廃墟

能力:身体能力は竜族には劣るが他の種族にはない【邪命術】と呼ばれる闇の権能を持つ
【邪命術】は呪詛をかける、人間を魔物へと変貌させる、怨霊を現世へと呼び寄せる等と黒魔術めいた力を持つ
発動の際は真言を唱えながら自傷行為等で自身の血液を滴し【邪命術】の触媒として権能を発動させる
無論、通常の４属性魔法と重ねがけで発動させる事も可能である
また【邪命器官】と呼ばれる心臓とは逆の位置に特殊な生命器官を有しており例え心臓が潰されても【邪命器官】が生きている限り死ぬ事はない
ただ同時に【邪命器官】は【邪命術】と命の源であり例え心臓が無事でも、失うと数日で衰弱死する
『邪龍態』は変身すると竜族と同等のパワーを発揮するが代償として理性が失われる暴走状態へと陥る
だが極々、稀に暴走状態を克服し『邪龍態』のパワーを誇りながらも理性をコントロールでき『龍人態』と同様に魔法や【邪命術】を使用できる『真・邪龍態』へと変身出来る個体が存在する
これは生まれつきの特異体質で暴走状態を抑制できる個体しか限られている
『真・邪龍態』へと変身出来る邪龍族は二千年以上も確認されておらず半ば伝説の姿として語り継がれている

他種族に対する(最も多い)スタンス:自分達が最も優れた種族と思い上がっているので基本的に見下している

設定:竜族の近縁種.......もとい闇の力に溺れ自ら堕落した種族
四千年前、とある竜族の族長の息子が人間の少女に恋をした
だが部族の掟で人間との交わりは許されなかった
叶わない想いに苦悩する竜の元に一匹の蛇がやって来る
蛇は竜にこう囁いた『我が眷族となり世界を支配すれば、汝の望みを叶えてやる』と一個の果実を差し出した
蛇の正体は悪神であり誘惑に負けた竜は果実を口にし悪神の眷族として世界を支配しようとした
手始めに竜は族長である父を殺害し一族や同胞に同じく闇の力を分け与えた
闇の力を手に入れ邪龍と化した龍族の軍勢は全世界に向けて進行する
しかし悪神の企みに気づいた善良なる神が他の種族と共に邪龍族に立ち向かった
長い戦いの末に元凶である邪龍を打ち倒したが生き残った同胞達は世界中に散らばり姿を消した
以来、邪龍達は歴史の裏で暗躍し現在まで生き残っていったとされる
邪龍は火と毒に強い耐性を持つ
だが水(特に魔力が込められた水属性の魔法)にはかなり弱い
理由はあらゆる生命の源である水が邪龍の闇の力を浄化する作用がある為、邪龍は水を激しく嫌う
その為、邪龍族は生物の生き血や体液で渇きを癒す
他種族の交流を避けて今まで生き延びて来たので個体数は雷龍族並みに多い
信仰するのは力を与えた悪神で特に蛇を崇める傾向にある
基本的に雑食ではあるが蛇(主に毒蛇)を好んで食する
蛇は邪龍にとって神聖な物なので食べる前は必ず拝んでから食する