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Re: つぎば・あざば 新オリキャラ募集 ( No.8 )
日時: 2021/09/09 18:39
名前: ヨモツカミ (ID: SkZASf/Y)

月白鳥さんより

種類『研究員』
名前『ヴィトロ(vitro)』
性別『男』
年齢『16』
身長『150』

一人称『私』
二人称『貴方/貴女/役職ごとの敬称/-様』


髪『栗色のストレート、所謂前下がりボブ。顔の右半分を隠すように前髪を伸ばしている』
眼『深い瑠璃色のアーモンドアイ。右目は眼球ごと喪失。覗き込むと文字が浮動しているのが見える』


その他『ひょろひょろがりがり。右目と左手・両足を喪失しており、義手義足。残った片手には常に手袋を着けられ、PCを初めとする数種類の小型デバイスを持ち歩かされている。服装は基本的に誰かが勝手に着せたものを着ているが、自由意志で選ばせると大体厚手のセーターとジーパンになる模様。義足が合っていなかった頃(※後述)の名残か、ひょこひょこと何やらぎこちなく歩く』

性格『表面上は温和で丁寧な人物に見えるが、能力の過剰使用により本来の人格はほぼ崩壊しており、根本的には無個性。人から下される命令に依存することでしか自らを動かす手段を持たず、善悪の基準や道徳・道理といったものが価値判断の基準になることがない。辛うじて「整理整頓とふわふわしたものが好き」という嗜好傾向だけが行動原理の中に残っており、自由意志を命ぜられたときの基準になっているようだ』


能力名<ワン・エクサ・フロップス>
能力『能力名は“性能”テストで出した浮動小数点演算の最高速度。
 ざっくり表すなら「コンピュータそのもの」といった能力で、驚異的な演算力と記憶力、そして任意の演算機器と並列化を行うことを最大の特徴とする。
 能力は半暴走状態にあり、寝ている間以外はほとんどひっきりなしに何らかの事象を計算しているが、一たび命令がインプットされるとその命令に対して忠実に演算または記憶の参照を行い、確実に答えを返す。ただし、一部の命令(スキャンやリアルタイムシミュレート等)に関してはその物体や現象を目で直接見ないと演算が始まらない。
 また、素手でPCなどの演算機器、または人間を初めとする「思考する生き物」に触れることでこれの演算領域にアクセス・並列化処理を行わせることが可能。計算能力の限界値はスーパーコンピュータ十台分にも匹敵するとさえ言われ、極めて広範な事象を一気に扱える非常に汎用性の高い能力。一部の感覚系・精神感応系の能力を解析によって完封してしまうことも、やろうと思えば出来てしまう。
 ディスシナジーとして、通常であれば神経が切れるほどの猛烈な負荷を脳に掛け続けているため、使えば使うほど脳細胞が機能不全に陥り壊死していくことが挙げられる。現在の時点で既に脳細胞の壊死率は35%に上り、能力補正でどうにか知性を保っている状態。
 また、命令に対する解を与えることに忠実な能力であるため、曖昧な命令や誤った命令に対しては回答の信憑性が落ちる。
 自由意志を持たず、運動能力も低いことから、自衛には絶望的に向いていない』

経歴『生まれた時期や両親などは不明。気づいた時には研究所に幽閉され、バーコードになっていた。
 その後、演算能力を買われて数年間研究所のコンピュータ兼セキュリティ装置として扱われていたが、ある時突然感情爆発を起こし、研究員の持っていたペンを強奪してこれを殺害。研究員側の協議の結果、彼の四肢と片目は除去され、ろくにチューニングされていない義肢が与えられる。そしてまた使われ続ける内に彼本来の人格は消滅し、現在はただ命令を待ちながら死までの時を数えている状態。
 人格崩壊後に義肢の整備が行われ、自律して移動可能な演算機器として調整された』

CV
「こんばんは、博士。今日はどのような御用件でしょうか」
「脳内スキャンの結果、私の脳内の感情支配領域は既に九十八パーセントが削除されており、現在〇.一パーセント毎年の割合で減少を続けています。演算結果は以上です。他にご質問はありますか?」
「かしこまりました、職員様。只今よりシミュレートを開始します。予想される演算終了までの時間は約五分です」


自分の命の価値観について。
「お使いになる方次第です」
人間のことどう思ってますか。
「私の能力を利用されている方です」
ヒトとの馴れ合いは得意ですか。
「能力をヒトの為に使用することが馴れ合いの範疇と仮定すれば、そうなるでしょう。そうでなければ違います」
目の前に死にかけのヒトがいます。どうしますか。
「その方が望まれるのであれば力をお貸しいたします」
殺されそうになったら。どうしますか。
「その方の望むことは享受いたしましょう。他から命令がインプットされていた場合はそちらを優先することもあります」
クリムゾン化しても良いですか。
「いいえ」 ※恐らく出来ないと思います




>突然変異

 「いつの間にか(実験を受けて)バーコードになっていた」と言うのが本来の意図した文脈ですね。肝心な部分が抜けてしまってすみません。
 尚、ヴィトロの両親は全く普通の人です。今も生きているかは分かりませんが、会いたいと言う気持ちは双方ともにないですね。

>バーコードの色

 翡翠です。
 眠らせるなどで強制的に意識を遮断しない限りえんえんと能力を発動しっぱなしの状態で、その状態が続いていることによって、常人の何倍も早く廃人になっていっているもの、と考えて下さい。
 尚、ヴィトロ本人には生理的な欲求もほとんどなく、放置しておくと全然寝ないので、睡眠は「シャットダウン」と称した睡眠薬の投与によって与えられています。少しでも長持ちさせるため、必要でないときは寝かされているようです。

>能力

 報告書風の小難しい文体なので分かりづらくなってしまいましたが、扱う才には基本的に「コンピュータで出来ることは何でもできる」と考えて下さって構いません。
 此方(使う側)が適切な命令をする限り、紙の上ではいくら頑張っても解けないような数学の問題を解かせることも、人やものの内部構造をスキャンさせることも、弾丸や風のような複雑な軌道のシミュレートをさせることも、はたまた研究員たちのプロフィールを記憶させておいて、好きな時に取り出すことも出来ます。また、「この記憶はある合言葉を言わせないと参照させない」と言った、パソコンによくあるパスワードロックを掛けさせることも出来ます。
 しかしながら、本当に良くも悪くもコンピュータなので、命令に自分の意見を加味したり、曖昧な命令を解釈したりすることはありません。「〜〜と思います」と言った不安定な回答は一切せず、「〜〜です」「〜〜と算出されました」などの断定形でのみ答えを返します。

 また、彼はパソコンや電卓、人などに素手で触れることにより、自分が今まさに計算している内容を触れたものと共有することが出来ます。この行為を“並列化”と言い、パソコンでは専用の通信ケーブルやソフトによって行うものですが、ヴィトロの場合、ケーブルやソフトに当たるものを自分の手で代用している恰好です。
 ヴィトロと並列化したものは、パソコンや電卓のような機械なら、その機械で使える用語(C言語やJava script等。Photoshopなどの補助ソフトを入れている場合はそれも一緒に立ち上がります)で記述された演算結果が画面に映し出され、人のような意志を持つものなら演算された内容を喋ることが出来るようになります。これにより、ヴィトロ以外の人でもシミュレーション結果を見たり、ヴィトロに覚えさせた作戦内容を自分で喋ったりすることが出来るようになるわけですね。
 ただし、あまりにも共有された情報が多すぎる場合、機械の場合は回路が焼けて壊れてしまい、人の場合は神経に負荷が掛かり過ぎて気絶したり、最悪死に至るようです。どれくらい並列化をするかはヴィトロが決められます。

 要するに、ヴィトロはSiriのように扱えばいいのです(

>能力名

 ヴィトロではなく周囲の人間が与えている名前なので、本質的には「なし」」と言った方が正しいかもしれません。
 ただし、感情を喪う前のヴィトロは時折、自身の能力のことを「アナライザー(Analyzer:解析機器)」と称していました。ヴィトロ自身はアナライザーという名に何の感慨も持っていませんが、一連の記憶としてはちゃんと残っているので、今後プロット次第では名前が変わるようなことがあってもいいかもしれません。