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Re: 感想スレ ( No.13 )
日時: 2022/11/19 11:39
名前: 暇人 (ID: RGE11PHh)

 0801さんの「叛逆の燈火」を読み終えました!
 一言で言うとめっっっっちゃ面白かったです!
 最初の方に出てきた吟遊詩人のバロンのことが私は出てきた瞬間からあ、このキャラ好きだ!と思ったんですが、早々に死んでしまい悲しかったです…(泣)
 そして、私の一番好きなキャラはソフィアちゃんなんですが、白い髪に赤い目っていう儚いビジュアルなのにやってることは凄惨で残酷っていうギャップが好きです。強がっているけどやっぱりまだ子供なんだなっていう瞬間がいくつもあって母性が湧いてしまい、回を追うごとにどんどんソフィアちゃんのことを好きになりました。彼女の「恐怖政治」を始めるに至った経緯や立場を考えるとやってることは許されないことかも知れないけれど、ああなるのも納得できるというか、思わず同情してしまって、幸せになってほしいと思いました…。
 エルもめちゃめちゃ好きです!実はすごく優しいですよね彼女!珍しく感情的で人間味のある言動をする瞬間がもう本当にたまらなく愛おしいです!特にクッキーをリスみたいに頬張っていたシーンとか、ヤマタノオロチ戦(勝手にそう呼ばさせてもらってます)の『下賎な蛇に食われる気分はどうだ?』のシーンとか!!!!アレンと協力して勝利しつつも意外と根に持っているのがカッコ可愛くて最高に萌えました!
 ヤマタノオロチ戦のことですが、私はここが一番感情が盛り上がったというか、皆が戦っているのを本当にその場で見ていたみたいな臨場感があってアドレナリン出まくりでした!特にスカイ兄ちゃんの打った矢が飛んできたとき!ああ、アレン一人じゃないんだなって!スカイ兄ちゃんも、ヘクトくんも、師匠も、デコイも、エルも、皆いるんだ、皆が頑張ってるんだってわかって感動しました。でもヤマタノオロチの<ああ、本当に。無念だ>を聞いたらそれまではやった!倒したぞ!って感じだったのに、なぜか急に寂しくなって、ヤマタノオロチもヤマタノオロチできっと色々あったんだろうな…と思いました。滅びる直前まで強者らしいというか、倒されたのに神竜としての威厳みたいなのは最後までしっかりあったなあと感じました。この回は読み終えた後、何故か自分も戦いに参加していたかのような達成感があって、やっと一息つけるな~なんて思ってたんですが、その後すぐに血トゲ野郎が出てきて、なんで!なんで幸せにさせてくれないの!(泣)って読みながら怒ってましたね。でもああいう好戦的で狂ってるキャラが個人的にとても好きなので血トゲ野郎のことは嫌いになれない…。
 そして血トゲ野郎といえばクラテル、クラテルといえばアシュレイ、アシュレイといえばラケルですよね!!!外伝、最高でした!!!レアとアシュレイとラケルの話はいくつあってもいいなあと思いました。でも3人とももう居ないんですよね…読めば読むほど悲しくなるという…。
 あとカティーア(アストリア)!めちゃくちゃ怖いです…というかキモいです…他人の身体を冷凍保存してそこに自分の魂入れて若返るとか…他にもキマイラのこととかザ・ワンのこととかもありますしこいつにはしっかりとそれ相応の罰を受けてほしいですね!あとソフィアちゃんに近づくな!何考えてるかわかんないんだよお前!
 最後に、主人公のアレンのこと何ですが、森の中で敵の帝国軍の兵士が毒に侵食される様子を笑いながら見てるシーンとか、エイリスちゃんとの会話とか、あれ?主人公だよね?って思いましたが、話が進むにつれてだんだん成長していく様子が読んでいて楽しかったです!まだ16才の彼の人生には難が多すぎるので早く楽になってほしいと思います、切実に。アレンがことあるごとに意識を失っては目を覚ましてエルに何度目かを数えられるシーンがありますが(特に好きなシーンです)、あのやり取りをアレンとエルには一生続けてもらいたいです。
 他にもバーバラとかマギリエルとかシャオ兄ちゃんとかカズマサとかシビルとか、好きなキャラがいっぱいいるのでそれぞれこれからの活躍が楽しみです!
 以上、「叛逆の燈火」の感想でした。素敵な物語をありがとうございました。これからも追っていきたいと思います。



 今日の更新分ついさっき読みました…!シビル、無事であれ…!