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Re: 神よ。私は美しい……【ポケモン対戦小説】 ( No.20 )
日時: 2015/08/20 02:37
名前: 高坂 桜 ◆hjAE94JkIU (ID: dUayo3W.)

主人公であり、Mr器用貧乏の速山 翼は、基本何でもできるが、何をやってもそこそこ止まり。ある日、秀才でありゲームからは掛け離れたイメージを持つ静谷 未歌と、ポケモンの大会の一回戦で戦うことに。しかし、彼女は天才ゲーマーでもあり、惨敗を喫した上に、「あんな駄竜と戦わされたサザンドラが可哀相」と罵られたことで、リベンジを誓う。

以後、翼は未歌に勝負を挑んでいるがいずれも惨敗。だが、未歌は邪険にこそ扱っていたものの、何度でも挑んでくる翼を悪くは思っていなかった。というのも、彼女は自分が強すぎる所為で一度彼女と対戦をした友人は次々に離れていく。対戦では手を抜けないという彼女の考えがより一層そうさせた。

そんなある日、翼は彼女がクラスの不良に絡まれているのを目撃。以前、未歌に敗れた舎弟が泣き付いてきたので、対決を申し込みにきたのだ。勿論断ろうとする未歌だったが、今度は3DSを学校に持ってきていることに目を付けられ、それをバラすと脅される。内心では脅しに屈していなかった未歌だが、度胸のある彼女は単身で挑み逆に完膚なきまでに叩きのめそうと思い、対戦を受けた。
その後、彼女を気に掛ける翼だが、「関係ない」とあしらわれてしまう。

やはり、対戦は罠だった。次の日、指定された場所に来る途中、彼女はスリが得意な舎弟に気付かないうちに3DSを奪われてしまったのだった。
そうとも知らずに指定場所に着いた彼女は、大戦の直前で3DSがないことに気付いた。これぞ不戦勝と勝ち誇った不良。ここまで回りくどい手段を使ってまで彼女をいたぶろうとした理由は唯一つ。秀才の彼女が気に食わなかった、それだけである。戦うことすらできないという絶望を彼女に与え、どのような形であっても自分の勝利を手に入れようとしたのだ。
しかし、心配してこっそり着いてきた翼が現われ、代打として不良に対戦を挑む。
「こんなちゃっちぃ事すんのは、自分のプレイングに自信が無いからじゃないのか?」と挑発されたのもあり、翼VS不良の対戦となる。

実際、不良は強かった。不良の構築した積みパに組み込まれているポケモンはしっかりとした育成論の元育てられたものだったのだ。
しかし、それらも地雷を突いた翼の前に倒されてしまう。
そして逆ギレして飛び掛るが翼の曰く「通販で覚えたけど極められなかった合気道」で返り討ちに。ついでに、その光景を見て怯えた舎弟からも半脅しで3DSを奪い返す。
そして自分のライバルと成り得る翼の可能性を見た未歌は、今度は自分から対戦を申し込んだのだった。

以後、放課後は2人でポケモンの対戦をするのが日課になった2人。
そしてその後、ポケモン対戦超初心者の後輩、東雲 夏奈と出会ったことで、物語は更に動き出す-----------