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- Re: 神よ。私は美しい……【ポケモン対戦小説】 ( No.21 )
- 日時: 2015/08/20 02:37
- 名前: 高坂 桜 ◆hjAE94JkIU (ID: dUayo3W.)
毎日のように対戦に興じる翼と未歌は、ある日、こっそり利用している空き教室で見知らぬ3DSとポケモンのソフトを発見する。翼のものでも未歌のものでもないそれらが誰のものなのか探していると、一学年下の女子生徒、東雲夏奈のものであると分かる。どうやら彼女も、休み時間などを利用してあの空き教室でポケモンをしていたらしく、同士ということで(やや一方的に)意気投合する。
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話を聞くに、未歌もポケモン対戦をしているらしく、せっかく知り合った仲なので翼と対戦することに。しかし翼は、彼女の思いもよらぬ奇行に驚愕する。特性を知らず蓄電サンダースに電気技、飛行複合を忘れてボーマンダに地面技、物理と特殊の区別すらついていないようなプレイングを披露する夏奈。パーティーの時点でガチ勢だとは思わなかったが、夏奈はとてつもない初心者であった。
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そんなこんなで夏奈にポケモン対戦の心得をレクチャーすることになった翼と未歌。とりあえず現環境でもそこそこ戦える程度のパーティーを構築し、それなりの勝率を上げることを目標に、彼女にポケモン対戦の基本を徹底的に教え込む。二人の指導と夏奈の努力の末、遂にパーティーは完成、夏奈も基本的なことは理解したようで、少なくとも飛行タイプに地震を撃つことはなくなった。
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パーティーが完成したので、次はその動きを確かめたい。レートに潜ってもいいが、せっかく未夏の新生パーティーの初陣なので、普通の対人戦にしたいところ。そこで相手を探していると、とある人物が候補として浮かぶ。
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対戦候補とは、昨日翼たちと一悶着あったクラスメイト(仮)の御剣鋏弥だった。その時のことをネタにし、半ば脅迫するようにして彼を連れて来きた翼と未歌。脅し紛いのことをされている鋏弥は、渋々ながらも夏奈との対戦を許諾。そして二人の対戦がスタート。負け犬を連れてきたような雰囲気漂う鋏弥ではあるが、しかしその実力は決して低くない。得意の起点構築で自分の勝ち筋に流れを持って行くが、夏奈も先輩たちに教わったことを生かして応戦、さらに先輩たちを驚かせる大胆なプレイングも見せて、見事初陣を勝利で飾ることに。
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そんな翼や未歌、夏奈を見つめる、一つの影が——
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