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- Re: 神よ。私は美しい……【ポケモン対戦小説】 ( No.23 )
- 日時: 2015/08/20 02:40
- 名前: 高坂 桜 ◆hjAE94JkIU (ID: dUayo3W.)
chapter1
雫が出場を打診した全国大会に向けて奮闘する翼達であったが、あるひとつの問題が生じた。それは人数不足、大会には5人のメンバーが必要だったが翼達の「ポケモン部」には4人しかいなかったのだ。5人目のメンバーを集めるべく、校内を奔走する翼達であったが、成果はほとんど0、唯一、モブ男子が古いポケモン雑誌を提供することで大会の情報を得るのみに留まる。そんな折り、翼のクラスに一人の美少女が転入してくる。
chapter2
転校生の名は相沢華音、大富豪の令嬢であり、並外れたルックスをもつ彼女は男子達の注目の的となる。だが翼はこの少女に見覚えがあった。彼女は全国大会のベスト4の実績を持つ有名プレイヤーで、モブ男子が提供したポケモン雑誌にも特集が組まれていたほどであった。翼は彼女をチームに招き入れようと声をかけるが、彼女の口から帰ってきたのは「もうポケモンは引退した」の一言だった。
chapter3
華音の「ポケモンは引退した」という衝撃の一言によって断れたのち、華音は部内でも話題になるが、何の因果か未歌に水をかけられた翼は風邪をひいてしまう。翼が薬をもらおうと病院に向かったとき、再会したのは他でもない華音だった。病院で再会した華音から「母親が上流階級の男性と結婚してから気苦労で体調を崩したから地元に帰ってきた」という話を聞く。要するに母親の体の都合からポケモンに避ける時間がなくなり、ポケモンを引退したということだった。諦めきれない翼は華音の母親の病室に直接会いに向かう。
chapter4
翼の話を聞いた華音の母、祐佳は華音がポケモンを密かにやめてることを知り、華音に再びポケモンを始めるように促す、祐佳は華音に「華音に好きなことを我慢させることは自らの薬にならない」と伝え華音を説得する。母親の一言で気持ちの傾いた華音に対して、祐佳は「翼くんがポケモン勝負で勝てば華音はポケモンを再開する」という提案をだし、両者は承諾する。
chapter5
迎えた運命の勝負、華音の全国レベルの力に圧倒される翼であったが、華音のブランクによるプレイングミスの隙をついて勝利を収め、母親との約束通り、華音はポケモン部へと入部。さらに、華音は翼に逆鱗を覚えた力ずくのタツベイを渡したのだった。
chapter6
華音がポケモン部に入部してから数日後、ポケモン部に送りものが届く。差出人は祐佳。その中身は無線ルーターであった。これで部室でもレート対戦が出来るようになり、ポケモン部は改めて始動したのだった。
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