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１◆あら、いらっしゃい。私は質問者のアレクシア・フィオールよ。
ちょっと付き合って下さらないかしら？
夜明「いーよ。丁度暇だった」
虎功刀「まあ社長がいいならいいけどよ」

２◆まずは簡単な自己紹介をしてちょうだい？お互いの性格や特徴も教えてほしいわ。
夜明「一応主人公兼社長の夜明（よあけ）。血反吐毎日吐きながら毎日を生きている……」
虎功刀「いや、ちゃんと渡された薬飲めば血反吐吐かずに済むからね？　ちなみに俺は虎功刀、２９歳だ」
夜明「虎功刀の性格と特徴？　簡単に言えば不幸体質でお人好しの世話大臣」
虎功刀「悪口のオンパレードじゃねえか……。社長はポーカーフェイスで淡々としてる。そんで無駄に部下からの信頼が厚いってとこか？　あ、あと薬飲むの毎日忘れてる」


３◆どこの板で活躍していらっしゃるのかしら？
夜明「複雑・ファジー版かな。超ギリギリ極まりない小説」
虎功刀「そしていろいろお粗末だ」


４◆あなた達はどういう関係なの？どこまでいっているのかしら？
夜明「上司と部下」
虎功刀「まあ違いないわな。……部下になった経緯はかなり複雑だけどよ」
夜明「そうだっけか。忘れてしもうた……」
虎功刀「アンタはそれでいいよ」


５◆相手の第一印象はどうだったの？
夜明「第一印象？　あー……忘れた。何しろ女神しか目に入らなかったから」
虎功刀「あーすみません女神っていうのは社長の敬愛極まりない女のことだ。このことになるとしばらく帰ってこない。第一印象は……物騒極まりないガキだと思ったな」


６◆相手の好きなところと、嫌いなところを言ってちょうだい。
夜明「虎功刀の好きなところは毎日欠かさず薬を持参してくれること、嫌いなところは特にない」
虎功刀「社長の好きなところはどんな事件があっても終わらせてくれること。嫌いなところは異常なまでのデストロイヤーなところだ」
夜明「誰がデストロイヤーだアラサー間際」


７◆あなたしか知らない相手の秘密を、ここで暴露しなさい？
夜明「あー……これ言ってもいいやつかな実はさ……」
虎功刀「あー！！　社長ダメ！！　これストーリーに関わるやつ！」


８◆それにしても、さっきから普通すぎてつまらない質問ばかりね。
流石トワリスの作った質問だわ。あなたもそう思わない？
夜明「別に。いっつもしてる仕事に比べてば楽しいよ」
虎功刀「まあ問題児に囲まれてるよりかはな」
夜明「……それは藻琴か？月雲か？結廻？」
虎功刀「オールキャスト」

９◆もっとこう……刺激的な質問がいいわね。なんだか飽きてきたわ。
そうよ……あなた達、逆に聞くけれど、私に何か質問したいことはない？
トワリスの年齢や体重なら答えてあげるわよ？
夜明「トワリスサンに質問？　特にないなー。あ、１つだけいい人材探してるんだけど。技術があって頭が良くて戦闘能力高いやつ。こっち人数少ないからさ」
虎功刀「流石社長抜かりないぜ……！」


10◆逆質問っていうほうが面白いわ……って、あら。もうこんな時間なのね。
そろそろ普通の質問に戻るわ。
夜明「お好きにどうぞ」
虎功刀「なんでもいいさ」


11◆生まれ変わるなら、何になりたい？その理由は？
夜明「……炊飯器になってみんなを幸せにするんだ……」
虎功刀「意味わかんないんだけど。俺は生まれ変わりは信じねえよ。でも、我儘言っていいならアイツらとまた家族になりたい」
夜明「……」


12◆あら、やだ。ゴキブリがそこにいるわ。
夜明「キャーコワーイ」
虎功刀「超棒読みなんだけど」


13◆……冗談よ。お互いのことを一言で表すと、なにかしら？
私は「単純」だと思うわ。ゴキブリがいるだなんて簡単な冗談に引っかかるんですもの。
夜明「……人間に単純なんてないよ。あるのは複雑な感情。難易度でいえば世界的な数式なんて軽く超えている。ちなみに虎功刀は「苦労人」」
虎功刀「俺も社長に賛成。人間のことはよく知らねーけど単純って言葉では片づけられないと思うぜ？……社長は一言でいうと「無敵」。これ以外の単語は思いつかねえ」
夜明「わたしでも負けたりするよ」
虎功刀「見たことねーけど」



14◆さて、最後に。お互いに一言どうぞ？
夜明「仕事に戻ります」
虎功刀「その前に薬飲めよ」


15◆質問はこれで終わりよ。疲れたけれどそれなりに楽しかったわね。ふふ、また遊びましょう？
夜明「生きてればね」
虎功刀「まあ、いづれな」