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- Re: あなたのオリキャラにイタンビュー!! ( No.18 )
- 日時: 2015/09/15 17:32
- 名前: SHAKUSYA ◆XpvCzveBvY (ID: 0exqyz.j)
トリップ再現出来てるかな……
ご無沙汰しております。18禁紙袋と頭がお花畑な先生を投稿したSHAKUSYAです。
この名前で少しずつエンジンを温めているので、一発景気づけに来ました。裏でぼんやり進めている小説の主人公とそのご友人です。
【ユフィーリア・エイクトベル編】
Q1 ……チッ。ユフィーリア・エイクトベルだ。化け物軍に所属する傭兵……文句あるか?
「ほっほ、奇遇奇遇。吾輩も化物と呼ばれる身の上であるぞ」
「いや、随分厳めしい御挨拶ですな」
Q2 こっちが名乗ったんだから、そっちも名乗れ。どこに所属しているのか、年齢等詳しいこともだ。
「吾輩は猫又である。この名は枇杷なり。彼是齢四百である。御主人の遺志を継ぎ、屋号『大薬王』として旅の薬師をしているである。——して、粋がるな小娘。主の刃は吾輩には当たらぬぞ」
「大薬王、あまり無意味に威嚇なさらんで下さい。私の首が飛んでしまいます。……ええ、私は藜(アカザ)、屋号を『一本橋』。枇杷様と同じく薬師をしておる者です。齢七十五の老い耄れ故、お手柔らかに」
Q3 早速質問……お前らの関係は?
「同業者であり五十年来の友人であり吾輩の患者である」
「枇杷様、纏めすぎで御座いますよ。——嗚呼、私は病を抱えている身でしてな。枇杷様の出す薬以外効き目がありませんで、世話になっておるのですよ」
Q4 戦争を経験したことはあるか?
「大小含め百は戦火を歩いたである。むしろ、今が真っ盛りである」
「ふむ。枇杷様ほどではありませぬが、私も随分戦には巻き込まれましたな。薬師として怪我人やら病人やらに薬を出すこともしばしばで御座います」
「主の街は別の意味で戦争であるな」
「民とお上の戦争ですな」
Q5 お前ら2人で戦ったら、どっちが強いんだ?
「猫又と病人。比べるまでもないである」
「薬師同士で腕っぷしを比べあう必要もありますまいて」
「仮定の話であろう。どちらにせよ吾輩の方が強いである」
Q6 ……なあ、何でアタシの質問を答えてくれようとしたんだ?
「吾輩は本物の化物。化物同士ならば話が合うかと思うたである」
「女性の戦人とは中々聞かぬ話ですゆえ、興味が湧きましてね。しかし貴女様、殊勝なことを言った割に第一声が舌打ちと言うのはどうかと」
「言うてやるな。まさか猫と爺の相手をするとは誰も思わんである」
Q7 ……なんか隣の部屋がうるせえような気がする。
「ふぅむ。横文字には疎いであるが、下品なにおいのする単語である。真昼間から猥談とは中々盛った連中であるな」
「枇杷様、そう言うことを口に出されるのは」
Q8 …………チッ。ちょっと待ってろ。
「ま、精々頑張るが良い。盛りの付いた雄は面倒であるぞ」
「枇杷様、私の首が飛んでしまいます」
「そうなれば吾輩が戻してやろう」
「斯様な問題ではありませぬ」
Q9 ————ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああ…………。
「耳障りな断末魔である」
「多少は口を慎んでは如何です?」
Q10 ん? ああ、問題ねえ。叩き切ろうとしたら神がかり的な反射神経で斬撃を避けたから無傷だ。ところで、お前らの知人でよく喧嘩する奴はいるか? 周囲に迷惑をかけるレベルで。
「ふふん、人間もやりおる。主には吾輩も切れぬであろうがの。吾輩の知人では薬師見習いの茴(ウイ)と香(コウ)と言う双子がよく喧嘩するである。あ奴らと会うときには傷薬が切らせぬである」
「あの御二方は本当に癇の虫が酷う御座いますなぁ。箸が転がっただけで「どっちが転がした」と言うので喧嘩するのですよ」
Q11 今更で悪いが、職業を教えてくれ。
「薬師である。ただし吾輩店は持っておらぬ」
「薬師で御座います。私は店を構えておりますな」
Q12 お前らの住む世界は平和か? もし戦禍に巻き込まれて、故郷を失った場合はどうする?
「平和、とは言い難い。石の筒が瘴気を吐き出すようになってから空は鳥が落ちてしまうほど真っ黒に煤けておるし、石の箱が反吐を出すようになってからは海も大概無残な有様である。何処も彼処も生き物が生きていける場所ではなくなっているである」
「そう言う所ばかりでもありませんが、私の住んでいる街は大体枇杷様の仰った通りの惨状ですな」
「ふふふ……女さえ傭兵稼業に出向かねばならぬ主等の世界の方が酷いと思うたか? 主等の世界はまだまだ平和であるぞ。食い物が食い物たる意味を持ち、水が水らしく透明ではないか」
「枇杷様、張り合う場所が違いましょう。不幸の比べ合いなどしてもむなしいだけですぞ」
「自分等だけが虐げられていると思うておるのが好かんのである」
「そんなことは一言も言っていないではありませんか」
Q13 質問は以上だ。他に何か言いたいことはあるか?
「吾輩は特にないである。五十年来の古き友人にも、主等化物にも、吾輩の言葉など今更すぎるであろう?」
「切り捨てますな。この方のことが気に入らないのですか?」
「ふふん、むしろ逆であるぞアカザよ。興味深い人間ではないか」
Q14 もし次に会う時は敵同士かもしれないが……アタシたちの味方だったら、共に戦えると嬉しい。じゃあな。
「くふふ、面白いことを。仮に敵として出会おうと、吾輩は主には斬られんである」
「無意味に挑発せんで下さい。——ええ、私は久方ぶりに楽しませていただきましたよ。御用命いつでもお待ちしております」
「では、何時か——」
***
うっざいコンビでごめんなさい(´・ω・)
おもに枇杷さんがうざかったですね。本編だともうちょっとまともなキャラしてます。
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