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- Re: あなたのオリキャラでSS 私のオリキャラでもSS ( No.154 )
- 日時: 2015/10/18 16:59
- 名前: 山下愁 ◆kp11j/nxPs (ID: UvhXWElK)
モンブラン博士様>>
ドーナツは私も好きですよ。チュロスが好きです。え、ドーナツじゃないだろそれ? いいえだってドーナツ屋さんに売ってるんですからドーナツでいいんですよ。ええハイ。
ミ○ドはよく行きます。この前1人で4つもドーナツ食ったら胸焼けみたいなの引き起こしましたのでご注意ください。さて本編です。
「ドーナツ美味い」
澄み渡った青空に、星原夏による妙な台詞が発せられた。
それを隣で聞いていた柔らかそうな茶髪が特徴の少年、星野天使は「そうですか……」と力なさげに頷いた。なんか色素の薄い目が死んでいるような気がするが、星原は気づかない。もくもくとドーナツを貪り食っている。
「……ところで僕は何故呼び出されているのです? あと手錠で繋がれた理由は何でしょう?」
「ドーナツは至高の一品だと思う。思わない?」
「……ソウデスネ」
もはや会話が成立しない。天使は手錠で繋がれた両手で顔を覆う。
彼と会話が成立しないのなんて、もはや日常茶飯事だった。常にマイペースを貫き、我が道というか我がドーナツロードを全力疾走してはドーナツを貪り食うのだ。もう世界中のドーナツを食い尽くしてもおかしくはない。
そもそもこの少年、ドーナツが世界中から消えたら生きていけるのだろうか。
「……今何か、よからぬこと、考えた?」
「いいえ全然」
ギロリと半眼で睨みつけられて、天使はブンブンと首を横に振った。本当は考えていたのだが、余計なことを言ったら多分生きてはいけないだろう。
この星原という少年、華奢な体躯をしているにもかかわらず、めちゃくちゃ力が強い。軽々とバイクを投げつけてくるほどに怪力なのだ。手錠で繋がれている為、バイクを投げられたらたまったものではないのだが。
早く解放されることを、天使は傍観を決め込む神様に祈るのだった。
すると、天使の眼前に1つのドーナツが差し出される。何やらうっすらと黄みを帯びている。そして甘い匂いの中に混じるスパイシーな香り——これはもしかして。
「カレー、ですか?」
「新商品」
半眼は「どや」と言っているような空気を醸す。
薄い胸を張って、星原は言った。
「貴方にあげる。喜べ」
どうやらこれを天使にくれるようだ。
天使はパァ!! と瞳を輝かせた。さすがカレー好き。カレーには目がないようである。
「いいんですか!?」
「でも手錠で手が塞がっている。食べさせてあげる」
どうぞ、とでも言うかのようにドーナツが天使の口元に差し出された。
天使は迷わずそのドーナツにかぶりついた。
甘くて、辛くて、なんかちょっとこれ————。
「辛ァ!? これ辛ァ!! な、何なんですかこれ!?」
「新商品。『激カラ☆ヒーハードーナツ』という名前。食べなくてよかった」
「僕に毒見をさせたんですか!?」
酷い奴だ!! と天使の嘆く声が蒼穹に響き渡るのだった。
激カラヒーハードーナツなんて食いたくないね。辛いのダメです私。
男の娘なんていう性別が出てきたからもう焦った。ぐぐりました。お願いですから性別は2択で頼みます。
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