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Re: 【ジャンル問わず】ようこそ、小説鑑定屋へ ( No.48 )
日時: 2016/04/21 17:37
名前: 渡り鳥 ◆eeVEysyVPA (ID: hVBIzJAn)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode=view&no=38336&p=1

《てるてる522様鑑定結果》
大変お待たせいたしました、鑑定結果のその4となります。
今回は第9話までです。

記号などについて。
 第7話までの鑑定結果で挙げた点は省略させていただきます。

表現などについて。
 No.313。夏海ちゃんは風羽ちゃんに声を掛けられて気がついたようですので、姿を見つけるよりも前は彼女を探していたり、または声が聞こえて振り向いたりしたのではないでしょうか。特にここは場面が変わっていますので、少し細かく描写したほうがすんなりと話に入っていけると思います。
 No.314。佐野君のセリフです。「可笑しい」ってちょっと待て。可笑しいは面白いという意味でして、なにか様子がおかしい、というときには使いません。このままでは、「さっきから面白いけど大丈夫?」というようになってしまいます。心配しているときには、「可笑しい」は使ってはいけません。

話の構成について。
 章を変えるときの規則性がないように思います。言い方はあまりよくないのですが、「長くなってきたし、そろそろ変えるかー」というように変えてはいませんか? 確かに長くなってしまうと呼んでいる側も疲れてしまうのでしょうが、ただ区切るだけでは意味がありません。時間の流れや、場面、場所の変わり目などを意識して区切ると、もっと読みやすいものになります。1つの章の長さもまちまちですので、大体の長さがそろうように展開の仕方を工夫するとよいでしょう。

褒めまくります。
 いま一番褒めたくて仕方がないのは、No.315ですね。いえ褒めたいなどと上からになってしまって申し訳ないのですが、行間のとり方、ダッシュなどの記号の使い方がとても上手です。読者も一緒にドキドキ、ああ、いったいどうなるのか! 読者をぐっと引き込んで次の場面まで離しません。時間がゆっくりと流れているような感覚がこちらにまで伝わってきて、とてもよかったです。