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- Re: 感想を書きます【モンブラン博士さん半分完了】 ( No.24 )
- 日時: 2015/05/25 22:04
- 名前: 神 ◆sX3af.oNe6 (ID: SA0HbW.N)
モンブラン博士さん
感想の後半戦開始……といきたいところですが。
その前に文句を言いたい。
流石の神も開いた口が塞がりませんよ。
訂正した、というので一応見てみましたが……。
まさか神が例として出した文章を〝そのまま”使うとか。在り得ないでしょう。
神はあくまでも、『例としての表現』を書いたに過ぎません。
他人が書いた文章をそのまま使うとか、一人の物書きとして良いんですかそれで?
誤字の訂正とか、文法的指摘とか、一文字二文字くらいの指摘をそのまま直すとかだったらまだ良いですが、他人の表現そのものをコピペして使用するとか……。
言ってはなんですが、最低です。
これは何も個人的感情だけで言っているわけではありません。
何度も何度も先述した通り、作者さんが『考えて』書くのが重要なんです。
他人の表現をコピペして使用することであなたの表現能力は上昇しますか?
違うでしょう。
神はこういう表現を使った。だったら自分はどういう表現にすればいいのだろうか。
そうやって『考えて』欲しくて例文を書いたんです。
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彼はいつも告白してきた人の心情に共感し、感受性の高さからその想い強さを読み取り、自分に重ねることでその願いを叶えてあげたいという想いに駆られるが、自分には既に想い人が居るからその気持ちに答えられないという矛盾した思考に深い苦しみと悲しみを覚える。
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そして自分で考えていないから気付かない。
他人が書いた文章をそのまま自分の書いた文章に入れているから、文章的に不自然になっていることに。
浅はか過ぎる。そこが『考えていない』と言うのだ。
物書きとして最低なことをしたモンブラン博士さんは、個人的に好感度がガクッと下がったが、一度依頼を受けたことは必ず遂行するのが神クオリティ。
それでは感想の続きと行きます。
No.19
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「僕が倒れても、彼を守るという決意を固めた三人があなたを待ち構えていますよ」
「……それはどういう意味ですかな?」
「剛力さんの友人でもあり、親友でもある中等部の三人です」
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だから、『いつ』『星野と』『その他三人が』『どんな理由で』『剛力を守る決意を固めた』んだよ。
伏線も何もない。剛力を守る決意を星野含む四人がしたという理由、つまり行動理念が不明。読者困惑。
—————
No.8
人を食ったかのような飄々とした態度に加え、人を貶めるのが大好きという悪趣味から学園内では「悪夢」「大悪魔」「人間の姿を借りた死神」「闇の魔法使い」など数多くの悪名高い異名を持つ事で反られている評判の悪い男である。
〜〜〜
No.19
このまま地面に大の字に寝かせたままというのは、彼の騎士道精神に反するため、敬意を表して近くのベンチに仰向けに寝かせておくことにした。
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ジャドウってなんなの? 悪魔なの? 騎士なの? 騎士道精神持ってるのに、決闘を無断でブッチした剛力の代わりにいきなり現れて戦うことになった天使をベンチに寝かせてあげたりしてるのに……どうして死神とか言われてるの?
剛力なんかよりジャドウの方がよっぽどマシじゃね?
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「僕は中等部一年の王李(わんりー)。貴様を倒しにきた」
「フン、お前のような軟弱な男がか?」
「言ってくれるねぇ、騎士道大好きのジャドウさん」
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『李』というのは名字として使われるけど、単字で名前の方で使われることはないんだけど……。作者さん無知。
つーか、悪魔や死神と呼ばれているのに騎士道大好きは有名なんだ……。キャラが分からん。
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ジャドウは放ってきた彼の右足を捕まえ、そのまま関節技に極める。
王李は地面に倒れ、身動きが取れなくなってしまった。
それをいい事にジャドウは両腕両足ともに極める関節技ロメロスペシャル、別名つり天井固めを彼にかけた。彼は技を振りほどこうと必死でもがくも、全くの徒労に終わる。
両腕両足を完全にロックされている状態で吊り上げられているため、次第に頭に血が上り、意識がもうろうとしてきた。
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展開早過ぎー。王李とのバトルは戦闘描写にすらなっていないし。
そしてジャドウ、レイピアは何処行った?
つか三分とか言っておいて逆に秒殺とか。現れた意味あるのか王李。
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「虚勢だけの男はつまらぬ。俺が求めているのは、本物の強者だけだ。剛力徹は俺の好敵手になれる素質を持った男だ。彼でなければ——彼でなければ俺の悲しみは満たされぬ!」
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もはや剛力やアップルよりもジャドウが主人公に見えてきた。
つか……もう言い飽きたけど、伏線も何もないね、ジャドウの悲しみってなんだよ。
No.20
ツッコミ所しかない。
伏線も何もないのに新キャラが続々登場。別に登場するのに否はないけど、出し方が不自然過ぎ。
しかも既存の登場人物との関わりを突然出している。
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実は、川村とジャドウはライバル同士であり、これまで幾度も刀を交えてきた。
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知らねえよ。簡単に書きすぎだろ。
読者に新キャラの性格も掴ませないまま、いきなりライバル同士の戦闘突入。
此処に来てストーリーの支離滅裂さに磨きがかかってきた。誓って褒めているわけではない。
No.21
—————
勿論、剛力は彼に悪気があってこのような真似をしたのではない。
あくまでアップルの好意に気づいた上で彼に自分達が恋人だとばれないように振る舞う事で、彼の繊細な心を悲しみに暮れさせたくはなかっただけなのである。
「剛力、ありがとう……」
カの鳴くような小さな声で、呟き、涙を流した。
それは哀しみではなく、そこまでしてまで、彼の恋愛に希望の光を残そうとした剛力の優しさに対する感謝の涙であった。
—————
作者さんは恋愛モノの小説、漫画、あるいはアニメでもドラマでも何でもいい、見たことあるんですかね?
恋人が居て、アップルの気持ちに応える気も無いのに、ただ希望だけ残すとか、どれだけ残酷なことか分かってないんですかね? 人それを八方美人という。無論、褒め言葉ではない。
そして剛力の八方美人さをやさしさと捉えるアップルの勘違いぶりに喜劇でも見ているかのようです。間違っても恋愛ものではない。
とはいえ、アップルのように剛力のそれをやさしさと受け取る、という人物の居る小説というのは少ないですがあります。そしてそれらは不自然さを感じさせずに、その人物の純真無垢さを表現できています。
ですが、この作品では表現できていません。
ますは恋愛モノをたくさん読みましょうねー。
素人が恋愛を語るのはそれからです。
- Re: 感想を書きます【モンブラン博士さん半分完了】 ( No.25 )
- 日時: 2015/05/25 22:13
- 名前: 神 ◆sX3af.oNe6 (ID: SA0HbW.N)
N0.22
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川村とジャドウは、ほぼ同時に飛び出し相手目がけて刀を振り下ろす。
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川村はともかく、ジャドウの武器はレイピアじゃないのか?
レイピアでの戦い方くらい調べておけよ。
ていうか、No.22に書いてある文章。これを戦闘描写だと思っちゃってますか?
真面目に説明するのが億劫になってきますねこれ。
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そのまま鍔迫り合い状態のまま、互いの力量を測り、間合いを取る。
そして再度敵に突進し、愛剣で斬りつけるものの、敵はそれを受け止め斬り返しに発展する。
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この場面では、どっちを『敵』と表現しているのか? 悪役的にはジャドウ? ポッと出の川村?
つか『斬り返しに発展する』て意味わからん。発展という言葉を使うのならば『斬り合いに発展する』じゃねーの?
まあ、それでもおかしいんだけどね。前後の文章的に。
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実力伯仲。仮にも模造刀であるとは言えども、当たればダメージは受ける。両者の刀はどちらも本物さながらの再現ぶりであるため、偽物としらない者が見たら腰を抜かしてしまう光景には間違いなかった。だが、真剣勝負を繰り広げている彼らに、そのような事を気にする余裕など、どこにもなかった。少しでも隙を見せれば相手の猛攻を受け、敗北してしまうこの勝負、筋金入りの負けず嫌いであるふたりは、何としても負ける訳にはいかないと火花を散らす。
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なんだろう。戦闘描写というよりも、戦闘の描写の合間合間に書く情報補足的な文章?
戦闘描写では無い。というより戦闘描写が無い。
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対するジャドウは、これだけの時間闘っていながら、息ひとつ乱れていない。どうして彼が全く疲れていないのか。それは彼が必要最小限の動きだけで、攻撃を避けたり受け流しているからに過ぎない。陸上で例えるとジャドウは長距離マラソン向きで、川村は短距離向きであった。そのためふたりには、絶対的なまでのスタミナの差があったのである。
——————
えー。
短距離選手と長距離選手とならスタミナの差があるのは分かるけど、その例を出すとなると、短距離選手の方が瞬発力や反射神経は上ってことになるんだけど、そこんところどうなの? 長距離選手の長所しか言ってないけど、短距離選手の長所だってある。そこのところを作中に入れていないから文章が浅く感じる。やはり何も考えて(ry
もう勘弁してくれ。もうこれ以上は無理。
後半は文章の指摘所の話じゃなかった。
圧倒的にストーリーがクソ過ぎる。
モンブラン博士さんはこの作品で何を言いたいのか?
全然分からない。
何を構想を練っていたのか、一から十まで説明して欲しい。
精神的につらいが、仕方がないので最後にストーリーについて解説しておこう。
まず最初、アップルの人物説明の場面。
第三者視点の地の文、つまりは作者視点で褒めまくり。自画自賛のようで見ていて気分はよくない。ただ、プロローグの終わりにこの作品のアピールポイントであるBL要素を持ってきたことは『引き』として良い。まあ、狙ってやっているわけではないと思うけど。
その次にアップルの恋愛対象である剛力の説明。これも褒めまくりだし、褒める内容が微妙だしで読者は共感しづらい。
そして自分の気持ちを確かめようと起こすアップルの行動。しかし行動するのは良いけど、只話しかけるだけって。しかも会話の内容が全然意味ないし。
要は、話全体にインパクトが無いのだ。
例えば……例えばですよ? これをそのまま使えと言っているわけじゃないですよ?
念を押しますけど、これは一例です。
『転入生のアップルは学校の転入手続きの際に生徒会長である剛力と出会った。紳士な剛力はアップルに学校の案内を申し出る。剛力との会話を楽しく感じていることに気付くアップル。しかし案内中、突然のアクシンデントがあり、怪我をしそうになるも剛力に助けられるのだが、その時の衝撃でアップルと剛力の唇が触れ合ってしまう。しかしてそれが、アップルが剛力を意識するようになった切っ掛けであった……』
みたいな話にすると、例えばプロローグでキスシーンを抜き出して初っ端からインパクトを見せるとかできますし、男同士なのに恋愛感情を持ってしまった劇的な出来事と読者に印象付けることもできます。
まずは、読者がこの話の続きが読みたくなるような、インパクトのある展開を魅せるのが一番の関門です。
自画自賛的に登場人物を褒めることから始めている物語を、誰が読みたいと思ってくれるのか? そんなのは物好きだけです。
まずはインパクト。
そしてその次に重要なのは、読者が共感を覚えるような、登場人物の思考と行動です。
アップルは自分の想いを確かめるために別に知り合いでも何もない剛力に会いに上級生の教室へと一人で赴いた。中学生がですよ? そこまでする想いは確かに強いのだろうけど、それを明確に文章として出さなくちゃ読者には伝わらんよ。
行動の前には、必ず思考がある。そして思考には、その結論に至った道筋というものがある。
剛力のことが気になる。
ただの憧れか?
いや、憧れだけにしてはこの胸の苦しみは説明つかない。
では何か?
この思いに、この苦しみに経験は無い。
思いつかないか?
いや、それらしきものはある。
だけどそれは本来、異性に抱くべきもの。
同性に抱くものじゃない。恋心なんて。
恋心。
ありえない。けど。
もしかしたら。
確かめるべき?
確かめてみたい。
ならどうする?
話をしてみれば、あるいは……。
と、これはアップルが剛力に話しかけるという行動に至った思考を、神が想像してすごく簡単に書いたものです。思考の道筋というものは何となくわかりましたか?
物語の登場人物たちは、全てこういった思考を経て行動しているのです。
あなたの作品の登場人物たちは、どうでしょうか?
しっかりと、他人が見て共感できるような思考の果てに、喋って、行動していますか? そしてそれを文章として表現できていますか?
神が、幾度となく『考えていない』といったのは、そういうことです。
数多の作家さんたちは、全員とは言いませんが、それらを考えて作品を作り上げているのです。
構想を練る、というのは、こういうことをいうのですよ。
その観点からすると、失礼ながらモンブラン博士さんの作品はダメダメです。
全然なっていません。
まずは小説100冊読んで出直してきて下さい。
申し訳ありませんが、今回はこの辺で感想とさせて頂きます。
総評:駄作
点数:10点
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