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黒崎加奈さん


遅くなってしまい、申し訳ありません！
用事が立て込んでいたので……という言い訳はさておき、早速評価に入りたいと思います。
あくまで私個人の意見ですのでご了承ください。



まず、文章力・構成力は賞を取っただけあって、本当に問題ありません。
売っている小説を読んでいる感覚すら覚えました。
ですが、その文章力の高さが短所にもなっているのかなとも感じられました。
黒崎加奈さんは知識が豊富なようで結構難しい言葉や単語を使います。ですが、読者や私も含めて文章として筋は通っているけれど難しすぎて辞書とかを引っ張り出さないといけない状態になってしまうときがあります。
こういう時は全部変えろとは言いませんが、少し単語などを砕いて表現したら読みやすくなるとおもいます。

もう1つ、若干登場人物にインパクトを感じないというのもあります。
短編なので仕方ないのかもしれませんが、短編なりに登場人物を表現してほしいというところはありました。黒崎加奈さんなら、簡単にでも表現できると思います。
はっきり言って、印象に残っているのはイヴさんだけでした。

あと、これは本当に個人的意見なのですが、本の題名が「Pre-Established Harmony」とありますが、あまり英語のできない人たちにとって【私を筆頭に】は本当にどういう意味か分かりません……ｗ
其処を言ったら意味がないんだよ！と言いたくなるかもしれませんが文章の節々に意味や訳を書いてくださるとさらに良くなると思います。

……と言ったところですね。
他は全然問題ありませんでした。
神秘的な不思議漂う短編でこれはまねできないなぁと感心しました。
やはりあてつｋ((

そして第二部を通しての主人公探しをしておりました。
これも返信が遅れた理由かもしれません必死で探していましたｗ
少女も怪しい、とも思いましたが、やはり物語の中心的なイヴさんでは？と結論に至りました。
不思議で主人公らしくは余りないけれどどこか……？という理由からです！
間違っていたらすみません。


評価はこれからの更なる上達の期待を込めて厳しめに【A】にさせていただきます。