リクエスト依頼・相談掲示板

Re;月白鳥 様 ( No.30 )
日時: 2017/04/17 12:12
名前: 華琉 (ID: /HSQ8CwV)

好きな雰囲気で大好物。漢字は苦手なくせに、辞書の様な本に食らいつく身の程知らず。どうも、華琉でございます。
読了いたしました。

月白鳥 様〈棺桶には千寿菊を一輪〉

・キャラの書き分け
特に問題はありませんでした。強いて言うなら、医者と照明の会話部分でしょうか。どこかで読みなおした記憶があります。うろ覚えで申し訳ないです…。
あとは、「大佐」とは誰の事? という。私が読み飛ばしてしまったのでしょうか。照明さんが少女をかばって戦う最初のシーンで「大佐」という単語が出て、ん? えっと、偉い人の事? となりました。あれは誰の事を指しているのでしょうか。差し支えなければ教えて頂きたいです…。

・描写
全く問題ないと感じました。少なくとも私はとっても満足です(*^^)
情景が目に浮かぶようでした。特にあの天球儀さんのシーンなんかも大好きです。

・展開の速度
鑑定ではないので気が楽なのですが、本当に申し訳ないくらい満足しています。

・文
脳内補正が自動的に出動していまして。一つしか見つかりませんでした…。
医者と照明さんの会話の最後のシーン。「仮令人の身が砕かれても」と照明さんがかっこいい事を言っていますが、変換ミスらしき単語なので。
正しくは「仮に人の身が砕かれても」ではないでしょうか? あぁ、間違っていたら恥ずかしいので教えてください…。

・感想
さっきも書きましたが、本当に何も言う事がなくて申し訳ないです。リズムに乗って(?)読み進めてしまうので、誤植が見つけられません。
とりあえず雰囲気が好きです。目次の数字が漢数字なのも好きです。案内人の頭に天球儀を取り入れるセンスも好きです。
何といっても、発想が素敵ですよね。『耳を澄ませば』という映画に出てくる猫男爵を思い出しました。そんな物に例えられても分かんねえよという罵詈雑言が聞こえたので話を戻します。
切実に紙で読みたかった、というのが主の一番の感想です。漢字が多いので、画面では見ずらくて…。物に命があるという考え方はわりと普通に存在していますが、そこに作者様の発想が加わって、素敵な作品になっていると思います。読んで良かったです。

大したことは言えませんでしたが、これで感想は終わりです。あ、プロローグも魅力的でした。気づいたら本編に足を突っ込んでいるような、続きが気になるような書き方。そんな感じです。
最後まで褒めてしまいました。期待はずれなまでに甘口だったかもしれませんね。それくらいしか書けない程クオリティが高かったと思って、自信を持っていただけると幸いです。