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【面白い、中々見ないスレだなぁと思って来ました!良いですか?】

1,僕は、神宮寺霧斗…自己紹介お願いしても？

「……君は、私が見えるのか……あ、急にすまないな。私はフィオ・エヴィク。人間に見えるが、実体は無い。魂だけの存在……君達の所で言う、幽霊、皆からはゴーストと呼ばれている。故に、歳は二十歳止まりになってしまってね。全く……永遠の二十歳も不便な物だ。ゴーストのお兄さんとも呼ばれるのも、数えるのを諦めた」


2,自慢できる事はある？僕はね、式神を使えるんだ！

「式神……ふむ、こちらから見れば使い魔か。どちらにせよ、そのような事が出来るのは自慢だな。私は自慢かどうか分からないが……一日先の未来を予知出来る、要するに占いだ。……あぁ、因みに外した事は無い。何故か必ず当たるんだ」


3,あれ、君、何か取り憑いてる…祓うこと出来るよ?
あ、安心して！僕は、悪いものを取り除く事が出来るんだから！

「……そ、それは安心した。幸い、私は未練や怨念といったマイナスな理由のゴーストじゃないからな……てっきり霊的存在もろともかと思ってしまった。霊斗、君のそれはきっと勘違いだろう。だから私には大丈夫だ」


4,取り柄ってあるかな？

「無い。生前の私だったら人一倍器用な所が取り柄と堂々と言えただろう。しかし今の私は物体に触れる事はおろか、一部の者にしか見えない。こんな私に取り柄を聞くなんて、質問の無駄になってしまうぞ?」


5,後ろ向きな質問かもしれないけど、君は、自分が役立たずだと思うことある？

「……言葉の通り、後ろ向きな事を聞くんだな。勿論、常日頃に思っている……いや、今は『思っていた』か。実はこんな私を構ってくれる青年がいてな……その青年はいつも私の占いを頼ってくれるんだ。役に立っている、と思ってるよ。
　……私からも聞くが、これを聞くと言う事は、君は自分を役立たずだと思うことがある、という事かい?アドバイスになるかは分からないが……生きている内は気持ち次第で役に立てる。死んだら全ておしまいだ。だからせめて、生きている内はあまり自分を思い詰めない方がいいぞ」


6,最後に、何かあれば、僕の所へ！…じゃなくて！また会えると良いですね＾＾

「あぁ、そうだな。私と話が出来た者は君で5人目だ。数少ない話し相手だからな、また再びこうやって話が出来る事を祈っているよ。では、そろそろ行くとしようか……またな」