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Re: 手折られた花の行方 キャラ募集 ( No.6 )
日時: 2017/12/14 00:20
名前: ポテト侍 ◆jrlc6Uq2fQ (ID: UcGUlfNK)
参照: http://twitter.com/imo00001

通常版・トランプ兵 サンプル


【基本データ】通常版(トランプ兵)
名前:ヴィンセント・スワンソン

年齢:42

性別:男

出身:イングランド

容姿:兄と同じような象牙色の肌に深緑の瞳。黒い髪は肩につくくらいまで伸ばされており、後ろに一つに結んでいる。だが、右目以外は蝋でできた仮面で隠されているため窺い知ることができない。身長185㎝、体重73㎏。身長は同じだが、兄よりも少し細め。それでもしっかり鍛えているらしく、平均的な男性よりも肩幅が大きいし、腕や足も太い。

服装:紺のオーバーオールに灰色の厚手のセーター。薄汚れた白いエプロンをしている。

性格:兄とは違って無口で無愛想。感情の起伏も少なく、平時冷静のようにもみえる。だが、冷淡というわけでは決してなく、自分の大切な物や人が傷つけられ
ると狼狽え、その相手に対して強い憎悪を抱く。兄のボーを非常に慕っており、彼のことを常に気にかけている様子。彼には比較的従順な態度を示している。
殺人について、他者を苦しめることに快楽を見いだしてはいない。殺しはただの作品を作るための作業の一環と捉えており、何の感情も抱いていない。故に兄以上に容赦が無い。

異界人か否か:×

生い立ち:両親からすれば、稚児しい兄とは違い大人しい弟は扱いやすい子だっただろう。ヴィンセントは毎日、兄が虐待される姿をみて育ってきた。痛いことはされたくないと思う反面、羨ましいとも思った。母にあんなに強い感情を向けられて、注目されてずるいと思った。それでも、いじめっ子から守ってくれるボーが大好きだった。
彼は大人しい子だった。無論それは顔にあるコンプレックスも関係していたのだろうが、自分の欲望をひた隠し、ただ教室の隅で本を読むような陰気な少年を演じ続けた。
彼が人にはない能力に気がついたのは10歳の頃。己の体に恐怖を感じ、真っ先に相談したのは両親ではなく兄だった。だが、兄も自分と同じように特殊な能力を使えることを知り、恐怖は驚きを抜けて歓喜へと変わった。そして、それは二人だけの秘め事とした。ママにバレたら、嫌われると嘘をついて。その時から蝋細工を作り始め、メキメキと腕を上げていき、学校以外で工房から出ることがなくなり、彼は更に人前に出ることが少なくなった。
そんな彼に転機が訪れたのは19歳の頃、顔のことを馬鹿にしてきた兄の友人が兄の手によって殺された。隠し続けてきた能力を使って。驚いたが、それ以上に嬉しかった。自分のために怒ってくれたという事実が。自分にそのドス黒い感情が向けられてはいないが、自分のために何かしてくれた兄が愛おしくてたまらなかった。兄が地獄へ墜ちるのならば、我が身も同じまで堕ちていこう。差し伸べられた手を取るのに躊躇いなどなかった。 
ママの夢を叶えようと持ちかけられたのは両親が死に、葬儀が終わった直後。互いに30歳の頃だった。答えはとうに決まっていた。
それが兄が望むなら……。ヴィンセントは彼を拒まなかった。

台詞:「俺達の邪魔はさせない。俺と兄さんの邪魔は」

「君達じゃ勝てない。俺と母さんには絶対に」

「お別れだ。兄さん」

主人公をどう思っているか:可哀そうな子。大切な人がいない世界なんて想像できない。

【ラヴァーズについて】

ラヴァーズの型:パラサイトかアームズか。

武器(パラサイトの場合は体のどこに寄生されているか):×

ラヴァーズ名:×

能力:×

解放:×

代償:×

【メメント】(トランプの兵隊のみ)

武器:剣
・グラウディウスに酷似した小型の剣。柄まで入れると大きさは70㎝ほどで刃渡りは約50㎝。肉厚な刀身と両刃が特徴。



メメント名:Helena

能力:蝋を作りだす能力。ただの蝋ではなく、ヴィンセントの魔力が練り込まれているため、量、硬度、固まるタイミングですら好きに出来る。盾を作ったり、相手の体を蝋で固めたりと、攻撃よりも防御、妨害を得意としている。

【その他、付け足し、備考等】

メメント名は母親の名前からとった。故に、メメントを母さんと呼ぶ。

仕事は母親と同じ蝋細工師で、そっちの業界ではそれなりに名が知られている。普段は町の蝋人形館の地下に籠って作品を作っている。

彼の作る蝋細工の殆どは彼の魔力が練られている。