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【気まぐれ募集】キャラを募集しています。
日時: 2017/11/25 14:09
名前: 月白鳥 ◆/Y5KFzQjcs (ID: F9q9cBer)

*概ね準備完了しました。現在募集中です*

【序】
 ご無沙汰しております。月白鳥と申します。
 此方では執筆予定の小説『器龍奇譚』に登場するキャラの募集をしております。既に千寿菊のキャラ募もしておりますが、それはそれこれはこれ。此方は書き出しがいつになるかまだ未明ですので、のんびり募集をかけています。
 詳細は後述しますが、今回はスキル・ユニークスキルつきの募集です。皆様のアイデアと閃きをお貸し願えればと思います。

【ざっくりとした世界観説明】必読。読まれた方は続けて募集要項をお読みください。

・よくあるラノベ的なファンタジック異世界。神性や精霊、妖精等『上位存在』と呼ばれるもの達と共存する、剣と魔法と時々科学な世界である。

・主人公たちが主に暮らす世界である『常界』には、その裏側の世界である『魔界』が隣り合う。魔界の住人は一般に『魔物(魔族)』と呼ばれ、魔界から入り込んできた魔物は凶暴性と残忍さの為に多くは排除の対象とされる。

・主人公は魔物の内、器族ヒュージェクトと呼ばれる学術種族に属する。器族は知力の面で他種族を凌駕しており、技術レベルはかなり高い(算術や医術、科学の体系的な知識を持っている)。また、争いを好まない温厚な種族で、魔物ではほぼ唯一人族との共存や協力に成功している。尚、器族以外でも人好きの魔物や人に紛れて暮らす魔物はちょいちょい存在するが、それらは変人・狂人扱いされて人族からも魔物からも距離を取られることが多い。

・『術』と呼ばれる魔法によく似た超常能力をほとんどの種族が使える(一部例外あり)。また、術とは別に、ある一定の水準に達した諸技能たる『スキル』、固有の技能に昇華したスキルの集大成や生まれつきの加護・才能たる『ユニークスキル』を誰しもが持っているし増える可能性もある。ただし、スキルやユニークスキルは上位存在か優秀な鑑定スキル持ち以外(自分も含めて)見ることができない。

・上位存在は気に入った人族や魔物、信仰の深い者に対して自身の権能の一部を貸し与えることがある。この行為を『加護』、加護を与えられた者のことを『神官』と呼び、神官は上位存在の種類と加護の程度に応じて強力な術やスキルを扱うことが可能。例えば、癒しを司る神性の加護を得たならば、治癒術が無詠唱で使えたりする。

・人族の技術レベルは中世〜近世。銃などの携帯可能な火器はなく、電気の利用技術もない。ただし、妖精や精霊の力を借りて動く『霊具』と呼ばれる品々がよく発達しており、この時代は霊具が人々の生活を支えている。器族の間では機械式の懐中時計などが実用化されているが、人族の間では王族が使うレベルの高級品。

・『人族』と一般に呼称されるのは、人間/獣人(大昔に人と獣が血を混ぜた末裔。混じり具合は様々)/エルフ(人と妖精の混血の末裔)/人魚(マーフォーク。人と水神の混血の子孫)の四種族。これら四族が文明の大半を築き上げているが、最近の技術革新は人族よりもむしろ器族から得たものが多い。

・常界/魔界共に奴隷制度が現存している。常界では犯罪者や一部の家系(北方系の戦争用の奴隷など)が、魔界ではそれに加えて手違いで入り込んできたり常界から拉致した人族がそれぞれ隷属の対象。どちらの世界にも隷属者に対して加護を与える神性がおり、とりわけ常界の北方系奴隷によく信仰されている。

・上記の通り、話の本筋は人族と器族の絡みが主。器族が人と共存しながらも魔物と呼ばれて遠巻きにされていた時代から、人族の一員に加えられ市民権を得て手を取り合うまでの過渡期に生きた、ある竜騎士達の一譚である。

*キャラシートを書くにあたっての補足説明*
-1(種族について) >>4
-2(スキルについて)>>5
-3(術について)>>6

Page:1



Re: 【気まぐれ更新】キャラを募集しています。【現在準備中】 ( No.1 )
日時: 2017/11/21 20:37
名前: 月白鳥 ◆/Y5KFzQjcs (ID: 9yNBfouf)

【募集要項】 必ずお読み下さい。

☆今回の募集枠は「人族のみ」です。上位存在、魔物については現在募集しておりません。
☆世界観との齟齬を含め、キャラシートに何らかの不備及び改変箇所がある場合、キャラシートの修正や質問への回答をお願いさせていただいております。修正に応じて頂けない場合、採用を見送らせていただきます。

※アイデアの重複やパワーバランスなどの調整上、キャラのご投稿はお一人様二名までとさせて頂きます。ご了承下さい。
※戦闘/戦争描写を作中に含む関係上、ご応募頂いたキャラは死亡、または負傷する可能性があります。予めご了承ください。

【キャラシート】↓カッコを消してお使いください↓

名前:(漢字で名前のみ。北方系の人はドイツ語名)
性別:(男性or女性)
年齢:(実年齢/エルフと人魚は人換算の年齢。15-300の間くらい)

容姿:(なるべく詳しく)
性格:(なるべく詳しく)

職業:(生業にしている職。働いているキャラはお書きください)
肩書き・称号:(職の中での位や、上位存在への働きかけなどによって授けられる称号など。神官としての位階(1-9)やギルド会員の級数(初級-特級)などは此方へ)

スキル:(キャラが「人よりもずば抜けて扱いの得意な技能」、「後から努力で手に入れた技能」。術の名前や個別の技名などはこの中には入りません。大体4-8個程度が目安。一見で分かりにくいオリジナルスキルを創作する場合、補足説明をお願いします)
ユニークスキル:(「天性の才能(加護とは別に何らかの理由で生まれつき備わっているスキル)」や「上位存在からの加護」、「いくつかのスキルが統合されて独自技能になったもの」。大体誰でも一つは持っていますが、4つ以上ユニークスキルを持っているのは珍しいと言えます)

戦法:(戦えるキャラ限定。ない場合は「なし」か空欄。武器を使う場合はこちらにお書きください)

背景・経歴:(何か特筆すべき経歴があれば)
備考:(その他、上記に当てはまらない記載事項)

サンプルボイス:(三つ以上。一人称と二人称が分かるものを最低一つ)
「」
「」
「」

***ご応募ありがとうございました***

Re: 【気まぐれ更新】キャラを募集しています。【現在準備中】 ( No.2 )
日時: 2018/01/06 19:52
名前: 月白鳥 ◆/Y5KFzQjcs (ID: wHTCUiXd)

純粋な人間のキャラシ見本です。他の見本もぼちぼち作ります。

【キャラシート-見本1】

名前:七本橋ナナハシ
性別:男性
年齢:27
種族:人間

容姿:
・身長189cm、体重70kg。ひょろりと縦に長い黒髪に銀目の男性。肩より少し長い程度の黒髪。前髪は長く、真ん中よりやや右のあたりでざっくりと左右に分けている。目は糸目気味の垂れ目、人からはよく「銀貨のよう」と比喩される淡い銀の瞳。老け顔。
・服装は淡い色のシャツとベスト、灰色のスラックスに黒い革の短いブーツが基本。その上から白衣をきっちりと羽織っている。
・生まれつきドが付くほどの近眼で、幼少の頃から銀縁の眼鏡を愛用(not霊具)。この時代の眼鏡は非常に高価な品である。
・右の耳に金十字と金の三日月の耳飾り、右手の薬指に羽を象った金の指輪、左手の人差し指に銀と青い宝石の指輪をそれぞれ着けている。いずれも霊具のようだが、効果は不明。

性格:
・温厚で物腰の柔らかい男。一見消極的で気弱そうだが、その実好奇心や探究心が旺盛で、楽しそうならほいほい首を突っ込む精神力の高いトラブルメーカー。だが、それ以上に場の空気を取りなしたり人の精神を落ち着けることに長けたムードメーカーでもある。意外にもうるさい。
・職務や立場には大変誠実だが、それ以外のところでは手を抜きがち。真面目な優等生に見えて実はふざけてるタイプ。医者の不養生甚だしい。
・基本的には穏健で争い事はなるべく避けようとするが、人の生死について非常に過敏。特に殺傷沙汰となると、激昂するあまり目上の人に対して反駁し、余計な敵を増やしてしまうこともあったりなかったりする。良くも悪くも一途と言えよう。
・好奇心の旺盛さも手伝い魔物に対する偏見は少ない。害意を向けられると流石に距離を置くようだが、一度結んだ縁はどんなものでも大事にしたいと考えている。

職業:王都獣騎士学校 第一等医務官
肩書き・称号:
・治癒師/薬師ギルド特級会員
・神官位第一位“熾官”

スキル:
・神術特級(治癒・光)/精霊術一級(水・火)/精霊術二級(風)/念術四級(習得済の術。特級〜五級まであり、特急が最上位。神術を修めた術についてはそれと同等の級数の精霊術も使えるようになる)
・幻獣騎乗(乗馬・騎乗系上位スキル。グリフォンやペガサスなどの知能が高い幻獣類に騎乗・操作出来るスキル)
・略唱二級(術の呪文詠唱を省略できるスキル。特急-五級まであり、対応した級数以下の難易度の術は詠唱を省略可能)
・人族語三級(人族の言葉をどれだけ完璧に読み書きできるか。一級-四級まで。三級の場合は完璧なバイリンガル。一つの言語しか話せない者はこのスキルを持たない)
・鑑定阻止二級(鑑定眼や解析術による人物鑑定をどれだけ阻止出来るか。特急-五級まで。鑑定阻止スキルの所持者は然程多くない)

ユニークスキル:
・癒天使の加護(『癒しの御使』からの加護を受けている証。怪我人や病人に対して鑑定阻止の有無や級数に関わらず鑑定を行うことが出来、治癒術が略唱スキルの級数や有無に関わらず無詠唱可能となる。他恩恵多数)
・善き旅路への餞(輪廻の中で連続して何回も善行を積んだ者が生まれつき持っているユニークスキル。精霊や妖精からの好意的な接触が増え、習得していない術が使用可能となる)
・医神の代行者(薬剤調合特急/医術・医学特急/錬金術一級と加護によって与えられたスキルの一部が統合されて昇華した独自スキル。処方箋があればどんな薬剤でも作成可能。また、自身で作成した薬剤の効果を引き上げる)

戦法:
・典型的な後方支援系。自身の駆る乗騎の機動力と神官としての加護を活かし、前線で怪我人の回収や護送をしたり非戦闘員の前に立って守護をしたりと、派手に戦うよりは後ろの方でサポートに回っていることが圧倒的に多い。
・とは言え彼も医術を修めている一人なので、タイマンの状況なら腱を切って足止めをしたり喉を軽く潰して口封じをしたりといったことも出来なくはない。嫌がるが。

背景・経歴:
・人族が築いた都市の真ん中、王城の傍に建つ獣騎士の養成学校で医務官を勤める一方、自身もまたグリフォンを駆って空を翔ける騎士の一人。ただし他の騎士と違い前線での戦闘をこなせるわけではない。
・元々騎士を志していたわけではなく、ごく普通の町医者になるつもりで勉強していた。勿論出身校も騎士の養成学校ではなく普通の医大。成績はよく、当時は薄気味悪がられていた外科手術を最後まで修めきった結構珍しい医大生だったとか。
・彼が騎士の適正を得たのは二十歳の時。ある事案時に非常招集を受けた際、瓦礫の下敷きになっていた主と乗騎を助けたことで二人目の主と認められた。

備考:
・乗騎は『野分(ノワケ)』。かつては前線で特攻隊長の乗騎として活躍していた雌のグリフォンである。初代の主は怪我の後遺症により引退、ノワケも左眼を喪失し前線からは身を退いた。だが、それでも乗騎としては一流どころである。
・器族の村落といくつか個人的に親交があり、医務官の仕事がないときはちょくちょく往診に出ている。社畜。

サンプルボイス:
「ぉおっと……何も言わずに入り込んだのは謝るよ。だけど僕は丸腰だ。勿論僕の乗騎も。だからその、野蛮なものは下ろしてくれる?」
「君が何であろうと誰であろうと僕には関係ない。この部屋に足を引きずりながら入って来たら、その瞬間から僕と君は医務官と患者の関係でしかない。いいから座りなさい」
「嗚呼っそれはダメ! 僕の眼鏡をっ……返して、返しなさい! 返せって言ってるだろ!?」

***ご応募ありがとうございました***

Re: 【気まぐれ更新】キャラを募集しています。【現在準備中】 ( No.3 )
日時: 2017/11/22 20:02
名前: 月白鳥 ◆/Y5KFzQjcs (ID: wHTCUiXd)

【キャラシート-見本2】

名前:璉(タマキ)
性別:女性
年齢:56/20

容姿:
・身長165cm、体重42kg。掴めば折れてしまいそうなほど線が細い、どこか人間離れした美貌の持ち主。透明感のあるエメラルド色の髮に淡い碧眼の女性。緩やかにウェーブの掛かった長髪を、宝石のついた金の髪飾りと複雑に編み込んでハーフアップにしている。目はやや伏せがちの二重。スレンダーで起伏も少ない。
・服装は男性的と女性的の中間を行く感じ。ぴたりとした黒いインナーの上からデコルテの開いた朽葉色のセーターを着込み、白いジーンズの裾を飴色の長いブーツの裾に突っ込んでいる。お洒落にはそれなりに気を使うものの、普段はなるべく動きやすい格好を好む模様。
・エルフと言うだけあって耳が長い。右に銀十字と銀三日月の耳飾り、左に金の剣と銅十字の耳飾りをそれぞれ着けている。手にも蔦と蛇を模る指輪と翡翠をあしらった金の腕輪を下げ、左手には合歓木から削り出した花を象るバングルを一つ付けている。いずれも霊具の一種で、左腕に付けているのは大まかな季節や時を知る“花見時計”と呼ばれる霊具。
・普段は見えないが、右の腰から腿の辺りにかけて夕焼け色の犬の刺青がある。

性格:
・厳格で一本気、やや神経質。慈愛や愛嬌よりもむしろ武と統率力で人を惹きつける、大変男勝りな性格。時に男よりもカッコいいとか言われてしまうが、本人も満更ではなさそうなので始末が悪い。
・男らしいと言うより完全に男だが、だからと言って女性らしい恥じらいや淑やかさを何処かに置いてきたわけでもなく、程よく混ざって怜悧な印象を人に抱かせる。
・姉御肌で面倒見がいい。信頼できる相手には胸襟を開いて気さくに接し、目下年下が困っていれば惜しみなく手を貸し教導する。一方で敵意や裏切りに対しては恐ろしく厳しい。
・自身に対する好意に鈍い。というより、男性から好意的な目を向けられている状態がどういうものか知らない。そのせいか、直接告白などされると途端に狼狽えてアワアワしてしまう。

職業:王都獣騎士学院 学士一年
肩書き・称号:
・治癒師/薬師ギルド一級会員
・戦士ギルド二級会員
・王都獣騎士団特務隊候補生
・神官位第三位/第二位

スキル:
・神術特級(地・火・治癒)/精霊術特級(水)/精霊術一級(雷)/念術二級
・神龍騎乗(騎馬・騎乗系最上位スキル。神性を帯びた龍種を騎乗・操作できる)
・略唱一級
・人族語一級(四族語全て読み書き可能)
・投擲(手にした物を“正確に”投げ飛ばせるスキル。対象へ当てる技量の他、自身の目的によって細かく力加減を行い、投げ分けが出来ることも条件の一つ)
・挑発(敵の目を集めるスキル。級数はなく、何らかのヘイト獲得手段を持っていれば自然と備わる)
・細工師二級(細工物に関するスキルの一つ。素材を問わずどれだけ精巧かつ堅牢な作品を生み出せるかの指標。二級の場合は作品で生計を立てられるレベル)

ユニークスキル:
・癒天使の加護
・豊穣龍の加護(『地神龍』の加護を受けている証。地精霊からの好意的な接触が多くなり、地の精霊術を無詠唱で使用可能とする。また、火属性・水属性の攻撃を受けた場合、そのダメージを減弱する。他恩恵多数)
・夢妖精のお気に入り(『夢喰い』に目を付けられている証。加護の下位スキル。悪夢を退けて良い夢をもたらすが、精神攻撃に対する抵抗がしにくくなる。他効果多数)
・境界渡り(異世界のものから常界のものへ転生した魂に対し、輪廻の管理者から気まぐれに与えられるユニークスキル。前世で持っていたスキルと記憶を一部保持する他、前世から引き継いだスキルと同系統のスキルの習得が早くなる)
・狩人の一矢(狙撃特級/隠身/静歩/追跡が統合されたユニークスキル。弓矢での狙撃時、対象に気付かれる可能性が大幅に減る。また、一度対象に定めたものの痕跡を見失うことなく何処までも追跡可能。狙撃系スキル最上級のユニークスキル)

戦法:
・武器は弓矢と精霊術。
・ユニークスキルフル活用の狙撃戦法が主。遮蔽物の多い乱戦地帯で真価を発揮する名射手。相棒となる乗騎がいないため騎乗戦はあまりやらないが、学院内では高速機動する龍の上での騎射も余裕で行う。
・弓矢の扱いは一級品だが、特別膂力があったり剣技に優れているわけではないのでタイマンや前衛には向かない。治癒術が無詠唱で使えることも相俟って、戦場では後衛〜後方支援の位置で敵を牽制したり怪我人の救護に当たったりしている。
・傾向としては技巧派。立ち回りは上手いがフィニッシャーとしての力にはやや欠ける。

背景・経歴:
・性格がいかにも男性的だが、実際中身は主人公の父親。いざこざの末に主人公の父親が生きたままある神性と接触した際、「このまま生きて帰してやる」という提案を退け、人としての転生を決意した結果の産物である。
・外側になっているエルフの娘は、魔物の襲撃を受けて精神を壊し、魂だけすっぽり抜け落ちてしまった成れの果て。身体は生きているが人間らしさの死んでしまった彼女に、「丁度いい」と言うことで父親の魂を入れた結果、外側は女性なのに認識は男性というとんでもない状態で蘇生してしまった。
・蘇生したての時には認識と現実の齟齬に理解が追いつかず、かなり悶々としていた模様。大分順応した今でも、男口調で堅物で妻一途な性格は全く抜けない。

備考:
・器族が中身だからか、表情を付けるのが苦手。折角の美人なのに笑い方が不器用で勿体ない。

サンプルボイス:
「王都獣騎士学院学士一年、タマキと言う。得物は弓矢。暫くの間お前達のリーダーを務めさせて貰う。宜しく頼む」
「悩み事か? 言ってみろ、これでもお前の倍以上生きている、何か力になってやれるかもしれん」
「はっ……わたっ、好……は? ぁのっ、わた……えっいやっ、そんなっ、私はその……ぇえっえっ」

***ご応募ありがとうございました***

Re: 【気まぐれ更新】キャラを募集しています。【現在準備中】 ( No.4 )
日時: 2017/11/23 01:41
名前: 月白鳥 ◆/Y5KFzQjcs (ID: F9pxRki6)

補足説明-1

ざっくり説明と見本だけでは説明できなかった辺りの補足について。
キャラメイクの参考にして下さいませ。

人族とその特徴

*人間
・人族の中では一番古くからいる最多種族。平原や水場の近くに国家〜村落単位で生活し、幅広く交易したり領地の取り合いをしている活発な種族。
・地域差や個人差が激しいが、概ねは一般的な人間と同じ。致死的な突然変異が起こらない限り、奇抜な髪や瞳の色などには原則ならない。
・能力は平均的だが、その分あらゆる状況に対しても適応可能。適性のあるスキル幅が四種族の中で最も広い。どんな属性の術でも、どんな得物を使った武術でも習得出来る可能性を秘める。

*獣人
・人間の次に多い、人と獣の血を持つ種族。分布域はまばらだが人間より広く、極北の大地や人の生存が難しい高山地帯などにも村落を作り、そこで採れる植物や獣・魔物の素材で財を得ている。
・人の身体をベース に獣の特徴を併せ持つ。その特徴の出方は個人差と地域差があり、ほとんど人の造作の中に獣の耳や尻尾が生えていたり、二足歩行する獣状態だったり、身体の一部が獣のものに置換されていたりと様々。寒い地方の獣人は獣度が高いことが多いようだ。体格は男女共人間よりがっしりしていることが多い。
・今のところ爬虫類よりも原始的な生き物の特徴を持った獣人はいない。
・身体能力と体力が高く、感覚が鋭敏。武術系・探知系のスキルに対して高い適性を持つ。種によっては紡績や手芸などの細工師系スキルを覚えやすいものも。反面術に対する適正が低く、術を扱うのは中々苦労する。

*エルフ
・山深くに住む木と花の民。非常に深い山の奥などに大きな街を作り、器族や獣人の一部など限られた人々とのみ交易を行う閉鎖的な種族。数は獣人よりも少ない。個人の単位では包容力があり、向上心や探究心の旺盛なエルフは積極的に村の外へ出て人族と交流を図っている。
・元々が妖精と血を交えた種族であるためか、人間離れした容姿の持ち主。耳が長く色白で、人間にはあり得ない髪色や目の色を持ちうる。また、成人(二十歳)になると身体の一部に氏族ごとの刺青を入れる習慣がある。
・人よりも成人後の成長が遅く、最大で500年ほどを生きる長命な種族。ただし、他の短命種と交わって子供を産んだりすると大幅に縮むことがある。
・術の扱い、取り分け地属性と水属性の術に対して高い適性がある。地・水属性の上位存在から加護を得ている者が多く、薬師や治癒師などの後衛系スキルを覚えやすい。反面、多くのエルフが華奢で膂力に乏しく、前衛系の戦闘スキルを覚えている者はほとんどいない。また、風属性の術は適性に個人差が大きいようだ。

*人魚
・言わずもがな水の民。人族の中で最も数が少なく、水の中に都市を作り港町の人族や器族と交易する特異な種族。実は人間の間に紛れ込んだりするものもいるようだが……?
・形態もかなり特殊。上半身は概ね人のものだが、大体腰〜太腿より下辺りから魚のような構造に変わっている。全体的にすらっとして起伏が少ない。髪と眼ははほとんどが水色や青、青緑、銀など海や水の色に紛れ込むような色をしており、下半身の鱗と対応しているが、ごくごく稀に金魚の如く真っ赤な髪や目、鱗を持っている人魚がいたりもする。
・水神の血を引く為エルフと同じくらい長寿。成長は全体的にゆっくりとしており、人魚にとっては五十歳くらいからが大人の感覚。
・水神の血を引くだけあって水属性の術に極めて高い適性を持ち、水の絡むスキルを大量に覚える。また、詩吟や歌にまつわるスキルに対して並外れた適性を持ち、『音響探知』など水中専用の探知スキルを持つこともある模様。反面、火属性や地属性の術には適正がない他、地上用の武術を覚えるのも困難。ただし例外はある。
・全ての人魚がユニークスキル『波際の境』をデフォルト所持。人間の姿に転変し、陸地を歩くことが出来る。ただし、転変中は身体能力やスキルに制限がかかる。

Re: 【気まぐれ更新】キャラを募集しています。【現在準備中】 ( No.5 )
日時: 2017/11/28 03:48
名前: 月白鳥 ◆/Y5KFzQjcs (ID: F9pxRki6)

補足説明-2

共通スキル・ユニークスキルについて

*共通スキル
 多くの人が共通して持っている、スキルの中でも特に独自性の低いスキル。見本の例で言えば『〇〇術』系スキルや『人族語』などの座学・語学系スキルがこれに該当する。
 大雑把に共通スキルを所持すると言うことは「その方面に対して何らかの才能がある」ことの証左であり、どんなに練習したり訓練したりして努力を重ねてもスキルを得られないことは当然ある。
 見本で挙げた以外の共通スキルの一例は以下。

・騎馬(騎乗系下位スキル。馬に乗って移動することが出来る。騎士の適性がある者は全員持っている騎士系の共通スキル。成長することで獣類騎乗→幻獣騎乗→竜種騎乗→神龍騎乗までランクアップ)
・親水(人魚が持っている共通スキル。水に慣れ親しみ、その挙動を理解した者が得る。水中での機動力が大幅に上がる。級数などはなくランクアップもしない)
・詩吟(同じく人魚の多くが持つ共通スキル。様々な歌や詩を読み解き、解釈し、また自分も歌や詩を操ることが出来る証。一級-五級まである。歌や詩に関連する様々なスキルの派生元になったり、ユニークスキルの基盤になったりすることも)
・起死回生(器族や冒険者がよく持っている耐久スキルの一つ。何度も瀕死の状況から立ち直ったりするといつの間にかついてくる。スキルとしてはダメージを受けた時の痛みを軽減したり、致命傷を受けた時にそのショックを一時的に無視したりできるもの)
・錬金術(治癒師や薬剤師の共通スキル。特級-初級の六段階ある調合系スキルの一つ。膨大な素材の中から有用なものを正確に選び出し、それらを的確に調合できる才能。錬金術の場合はとりわけ金属と鉱石の中から選び抜くことに長ける。尚、このスキルを持っているからと言って実際に金を錬成出来たりするわけではない)
・夜目(文字通りの夜目。暗闇の中でも動ける優れた視覚の持ち主であり、同時に昼と夜の切り替えが出来ることの証。暗殺に長けた者や夜に紛れて狩りをする狩人が持つ共通スキル。時に隠身などと統合されてユニークスキルになったりもする)

and more...

*ユニークスキルについて
 『その人独自の技能(スキルから昇華した技能の集大成)』または『生まれつき持っていた能力』、また或いは『上位存在からの贈り物』。所謂ギフテッド・タレンテッドに類するスキル。上位存在から贈答されたものはともかく、スキルから昇華させて得たユニークスキルは、まさしくその人にとっての技と知の結晶。戦闘にまつわる技能の場合は必殺技や切り札に近い扱いを受ける。
 妖精などが加護を与えたり目を付けたりすることが多いので、意外と誰でも一つか二つは持っている。しかし、四つ以上所持している人は稀。五つ以上ともなると上位存在に片足を突っ込んでいるものと言って過言ではない。
 また、スキルから昇華したユニークスキル所持者は、それこそその分野における達人級に限られる。学生や一般人はまず持っていないが、国中をほじくり返して二人か一人いるであろう天才の中には若くしてスキル昇華型のユニークスキルを持っていることもあるだろう。
 尚、種族に特有のユニークスキルもあり、そうしたものはその種族以外の種族では持てない。

 スキルから昇華したユニークスキルはその人だけの独自技能であり、スキル名が重複することは原則起こらない。が、上位存在から贈られるものは万人に名前が共通する。以下はその一例。

・〜〜の加護(神官が持っているユニークスキル。〜〜の部分には加護を与えている上位存在の性質を簡単に示した単語(水神、豊穣神、癒天使、月精霊や夢妖精など)が入る)
・〜〜の庇護(加護の亜種スキル。神官となる器は持たないものの、敬虔な信徒に対して信仰対象の上位存在から贈られる感謝と奨励の証。精神汚染や解析・分析スキルに対する自動防御・自動カウンターが恩恵の一つとして与えられる)
・白紙の系譜(転移や転生をしたことのない魂の持ち主だけが持つ、上位存在によらない特殊なユニークスキル。その者が最初に興味を持ったものに対する適性や成長に大きなプラス補正がかかる。また、生まれついた種族の別に関わらず、あらゆるスキルに対して等しく適性を持つことが出来る)
・永世を綴る者(『白紙の系譜』とは正反対。輪廻転生を繰り返し、解脱/神格への昇格を果たす直前の魂の持ち主が持つ。諸スキルの習得が極端に鈍化する代わりに、特定の条件を満たすことでそれまでその魂が得てきたスキルやユニークスキルを“思い出す”)

and more...

Re: 【気まぐれ更新】キャラを募集しています。【現在準備中】 ( No.6 )
日時: 2017/11/25 14:04
名前: 月白鳥 ◆/Y5KFzQjcs (ID: F9q9cBer)

補足説明-3

*術について

 術は大雑把に『上位存在の力を借りて奇跡を起こす技術』のこと。正確には『“霊力環”に霊力を流し込んで上位存在と交信し、交信した上位存在の持つ権能の一端で理を書き換える能力』だが、細かく議論するとめんどくさいので、大体自分の霊力を代償に上位存在から力を借りて超常現象を起こすと認識されている。
 人族なら誰でも使用可能。力を借りる上位存在の対象によって『神術』『精霊術』『妖術』『魔術』『念術』の五つに大別される。これらの力を借りる対象はそれぞれ神性/神霊・精霊/妖精/魔物/自分自身。尚、人族をはじめとする常界のものが魔術を扱うことは出来ない。魔物も原則常界の上位存在の力を借りる術は使えない。

*属性について

 五つの術の内、精霊術にはその人独自の“精霊との相性”があり、相性の合わない術に関しては精霊の助力を得られず使えないか、使えても思わぬところで暴走してしまうことがある。この相性のことを此処では属性と呼称する。
 属性はその精霊の数だけあると言っても過言ではないが、スキルでの表記上は状態と性質によって以下のように大別される。

・火(太陽以外の熱を持つ光。膨大な熱量を秘めた不定形のもの)
・水(液体状のもの。流れるもの。容易く移り変わるもの)
・地(泰然としてあるもの。地盤に根を張るもの、埋もれたもの)
・金(煌めく硬いもの。星と火と地の眷属。尖って人を傷付けるもの)
・風(大気の流れ。何もかも吹き飛ばしてしまうもの。遠くを繋ぐもの)
・光(月と星以外の熱を持たない光。熱によらず光を放つもの)
・影(夜以外の光を遮って出来る暗部。光を吸い取るもの)
・日(太陽。常界の最高神。正常さと浄化を司るもの)
・月(月。狂気と夢の主。夜を行く常界のものの守護者)
・星(夜を照らす光。空の方角を定めるもの。唐突なもの)

Re: 【気まぐれ募集】キャラを募集しています。 ( No.7 )
日時: 2017/11/30 18:11
名前: 月白鳥 ◆/Y5KFzQjcs (ID: wHTCUiXd)

【キャラシート-見本3】

名前:ルッツ・ハーゲン
性別:男性
年齢:37
種族:人間

容姿:
・身長178cm、体重75kg。金髪翠眼のがっしりとした体格の男。腰ほどまである硬い質の髪を一部編み込んで留め、残りは後ろに流している。眼は切れ長だが垂れ目の二重。厳格そうな空気をまとっているが、どこか愛嬌を滲ませる顔付きの持ち主である。
・服装は概ね騎士団の制服か、それと形が似ている。制服は首元から手首まで覆う焦げ茶のシャツに銀糸で刺繍の施された臙脂色の七分丈の上着、濃い茶のズボンに黒い軍靴履き。公的な場ではこの上から外套を羽織っている。
・右耳に金の馬と金十字、左耳に金剣と金十字の耳飾り、右手の中指に雪の結晶を象った指輪をそれぞれ身に付ける。どちらも霊具。指輪は『零結の白』と呼ばれる神性の眷属の力を借りるための霊具である。
・左の手首の辺りに奴隷の証である黒い刺青がある。図案はひび割れた杯とそれに巻きつく蛇。ただし、彼は現在奴隷ではないため、刺青の上から更に黒い×印の刺青が彫ってある。

性格:
・雰囲気に違わぬ厳格で生真面目な性格。慎重で聡明だが何処かお人好しな面があり、人のことはなるべく信用し信頼したいと考えている。そして、そんな考えを持つだけに気苦労の多い受難の人。貧乏くじを引きやすい。
・独身だが大変父性豊かな好人物。包容力があり、道理を外れたことは厳しく叱り正す一方、よく出来れば手放しで褒める。お陰で年下からの人気がすごい。
・人の機微はよく読んで目を掛ける一方、自分の苦痛や苦悩は内に抱え込みがち。何でもギリギリまで我慢して自分でなんとかしようとするため、お人好しなことも相まって色々と手遅れになりやすい。

職業:王都獣騎士学校 修士・博士過程指導教官
肩書き・称号:
・冒険者ギルド特級会員
・戦士ギルド特級会員
・王都獣騎士団 特務隊副隊長
・神官位第六級

スキル:
・神術一級(水・風・星)/神術二級(地・影)/精霊術特級(星)/精霊術一級(光)/精霊術二級(金)/念術一級
・人語掌握(語学系最上位スキル。全ての人族語を完璧に読み書き発声可能。また、人族の言語に近い言語の習得が早くなる)
・速射特級(射撃系スキル。矢など射出武器の早撃ち技能。特級は一分間に三十発以上放てる)
・狙撃一級
・居合抜き(武器を構えない自然体の状態から素早く攻撃体勢に移行出来るスキル。剣技としての居合抜きも中に含む)
・寸勁(徒手格闘系のスキル。ほぼゼロ距離〜数センチの至近距離にいる相手に対して強力な打撃を与えて動きを止める発勁の一種。発勁とは同系統だが別種のスキルである)
・隠身

ユニークスキル:
・氷戦神の庇護(『零結の白』の寵愛を受けた者の証。互いに敵意を持つ者や戦闘相手に対して鑑定眼が使えるようになる。ただし、相手が一級以上の鑑定阻止スキルを持っている場合は通用しない。また、二級以下の水の精霊術が無詠唱で使えるようになる。他恩恵多数)
・星鵲の加護(『金月の渡し守』の加護を得た者の証。夜目と隠身の効果が上がり、星属性の精霊術を無詠唱で扱えるようになる。また、夜道に於ける水難と獣害を除け、様々な宝石や光物にまつわる奇蹟との出会いが増える。他恩恵多数)
・伝説を名残す者(竜種騎乗/刺突/騎射特級/夜目/挑発/起死回生の統合スキル。乗騎の騎乗中に限り、あらゆる敵を打破し得る強者の証。騎乗中に敵の攻撃を受けやすくなるが、槍・剣・弓矢による攻撃の威力と命中率が大幅に上がる)

戦法:
・武器はメインに弓矢と槍、サブに剣。神術も精霊術も幅広く戦術に取り入れる。
・武器と術の組み合わせにより、ショート〜ミドル〜ロングのどの間合いにも対応できる万能アタッカー。膂力は並程度だがスピードと技巧に長け、相手の隙を突くことが上手い。どちらかと言えばタイマンの得意な短期決戦型。スタミナはあるのでやろうと思えば持久戦も出来る。
・軍師や参謀の役職もお手の物。ただ、仲間想いが過ぎるあまり神経質になってしまうことが多く、司令塔としてトップに立つにはやや向かない。現場にいて戦いながら陣頭指揮を執ることに向いていると言える。
・騎乗時は完全なスピードアタッカー。乗騎の都合上、冬場や北方など気温の低いときに真価を発揮する。乗っている方は堪ったもんではないらしいが。

背景・経歴:
・零結の白の庇護を受けた力のある戦奴家系の三男。母親を病で、父親を魔物退治の最中の事故で亡くし、二人いた兄も戦奴として酷使される中次々と死んでいき、肉親は遂に弟だけになってしまった。その弟すらも北方の過酷な環境で死にかけた時、彼は自身と弟の市民権を買い戻すべく脱北を決意。冒険者となり、ギルドの依頼を受けながら放浪を繰り返す。当時十七歳、弟は十五歳だった。
・現在乗騎としているトルダも脱北の最中に出会ったもの。親とはぐれて途方に暮れていたトルダと、彼は二十年に亘り共に過ごしている。
・自身と弟の市民権を取り戻したのは二十歳の時。冒険者ギルドから王都獣騎士団に引き抜かれた後の初任給で買い戻したらしい。
・弟は現在、王都にある冒険者ギルドのサブギルドマスターを務めているとか。

備考:
・乗騎は氷雪獣(ハウイーリオ)と呼ばれる、大変長寿で知能の高い幻獣類。トルダも主人であるルッツの五倍は長生きしており、上に人一人を乗せて悠々飛び回れる大きな個体だが、精神年齢はまだ小学生である。ちなみにトルダは雌。
・『零結の白』を深く信仰するため、悲惨な出来事や衝撃的な出来事が身に起こった時に『零結の白』の聖印を手で描く癖がある。

サンプルボイス:
「王都獣騎士団特務隊副隊長、ルッツ・ハーゲン。ルッツでもハーゲンでも好きな方で呼んでほしい。……名前が二つなのは、まあ——“買い戻した”のだ、自分を。その時に姓を得た。別に貴族や王族の類ではないから、その辺りは気楽にしてほしい」
「トルダ……お前な、私より五回りは歳上だろう? 宿舎のスリッパを私の部屋に溜めないでくれないか、ついでに書類の山に飛びかかるのも、あっこら馬鹿っ、人が言うそばからっ!」
「こンの大馬鹿ッ、どれだけ心配掛けたと思ってるんだ! 臨機応変に動けとは言ったが自己中心の勝手放題にして良いとは言ってないだろ!?」

***ご応募ありがとうございました***

途中保存中。

Re: 【気まぐれ募集】キャラを募集しています。 ( No.8 )
日時: 2018/01/06 18:16
名前: 月白鳥 ◆/Y5KFzQjcs (ID: wHTCUiXd)

補足説明-3

なんか大事なこと忘れてんなーって思ってたらガチで大事な情報忘れてたので追加掲載。主に出てくる組織やギルドについて。

*ギルドについて

 所謂同業者組合。よくある異世界のギルドと大体感覚は一緒だが、冒険者以外の様々な役職に合わせてギルドが存在する。
 ギルドには十五歳から登録可能(冒険者ギルドのみ十二歳から登録可能)。依頼達成数と達成した依頼の難易度に応じて、初級<五級<四級<三級<二級<一級<特級の七段階にランク分けされる。十五歳以下からの登録も出来なくはないが、見習い扱い。
 会員には識別と追跡の為に二種の徽章の着用が義務付けられており、人族はほとんどが耳に着けている模様。怪我や種族的な要因で耳に着けられない時は、服や鞄の見えやすい位置に着けている。徽章は級数に応じて色やその組み合わせが変わる。全てのギルドで組み合わせは同じで、以下の通り。

初級:銅/銅
五級:銅/銀
四級:銅/金
三級:銀/銀
二級:銀/金
一級:金/銀
特級:金/金

 以下、今のところ存在の確定しているギルドとその徽章のモチーフについて。徽章の内一つはどのギルドでもローマ十字で共通する。

・冒険者ギルド
 言わずと知れた冒険者のためのギルド。組合と言うよりは、特定の戸籍を持たない冒険者の管理局としての役割が強い。辺境の冒険者ギルドは、まさしく冒険者が入れ替わり立ち代わり業務をこなす組合の色を濃く残す。
 徽章は馬と十字。

・戦士ギルド
 傭兵業専門のギルド。魔物、人間問わず、大規模な戦闘行為が行われる場合に自国の戦士ギルドを通して傭兵の募集を行うことがある。冒険者と兼業の者がほとんどだが、中には傭兵一本だけで身を立てる凄腕がいたりいなかったり。
 徽章は剣と十字。

・治癒師/薬師ギルド
 名の通り薬師や治癒師が所属する。冒険者兼業多め。治癒師や薬師の九割以上がこのギルドに所属しており、必要に応じて派遣したりされたりしている模様。
 石や草、或いはよく分からないゲテモノの採集依頼を冒険者ギルドに出しているのは大体ここと鍛治師ギルドである。
 徽章は三日月と十字。

・鍛治師/細工師ギルド
 鉄鋼鍛治や宝石細工の職人たちが集まるギルド。しばしば鍛治や細工に用いる鉱石ゲテモノとアイテムの採集依頼を出している。このギルドに属さないフリーの鍛治師も多いが、概ねはこのギルドに登録している。ドワーフの会員が多い。
 徽章は金槌と十字。

・狩猟ギルド
 冒険者の入っていけない森の奥深くや、シェルパが居ないとまともに探索も出来ない高地で狩りをこなすプロの狩人だけが寄り合う。その性質上、他に依頼を出すというよりは、他から頼まれて素材を卸していることが多い。下手な冒険者よりも戦闘力のあるものが往々にしてこのギルドに属している。
 徽章は弓矢と十字。

・漁師ギルド
 漁業者の組合。水産物のほぼ全てを一括して取り扱っており、需要に対して供給を行うのが専門。また、長い船旅や沖合などの危険な航海を行う者に案内役や操船役を付けたり、羅針盤や網の修理を請け負ったりするのも此処。水圏のエキスパートである。
 会員の八割は人魚。
 徽章は海龍と十字。

・鑑定士ギルド
 鑑定眼、または目利き技能の持ち主が所属しているギルド。冒険者が持ってきた素材やアイテムの鑑定は勿論のこと、冒険者とパーティを組んで現地で鑑定をしたり、遭難救助に引っ張り出されたり、治癒師の診断のセカンドオピニオンに使われたり、はたまた公安に駆り出されて嘘発見器にされたり、地味なわりに雑務の量で言えば冒険者ギルド並みに多い。
 徽章は鷹の目と十字。


*王都獣騎士団/王都獣騎士学院について

 人族の街、その中心となる、王族の住まう首都を警護する騎士団の内、幻獣や竜種を乗りこなす『獣騎士』の部隊とその養成学校。獣騎団には冒険者などから引き抜きで入ることも多いが、幹部クラスのものは大抵学院を出ている。
 騎士団は大雑把に『近衛隊』『巡警隊』『特務隊』の三部隊に分かれており、それぞれ王城や街中の警備、街周辺の巡視/警備、緊急時の対応を担当している。
 学院は「中等部(中学校相当)」「高等部(高校相当)」「学士課程(大学相当)」がくっついたもの。


かきかけ




Re: 【気まぐれ募集】キャラを募集しています。 ( No.9 )
日時: 2018/01/17 23:38
名前: 通俺 ◆QjgW92JNkA (ID: quLGBrBH)

【キャラシート】↓カッコを消してお使いください↓

名前:木月もくづき
性別:男性
年齢:37
種族:人間

容姿:身長174cm、体重70kg。少し腹に肉がたまっているが、まだみすぼらしくない程度。2,3日に一度しか剃らないためか、無精ひげが顎まわりに見える日がある。
肌の色はよく焼けており、目の周りに少しだがシミが確認できる。黒く短く、雑に切られた髪はまだハリがあるのか少し立っていて、前髪の部分だけはデコが出るほどに短くされている。なお、既に白髪が出始めているため彼が白髪になるのも近いだろう。
眼の色はくすんだ黄色、若干視力が落ちているからか、目つきが悪い。
 服装は茶系統か紺、また汚れても問題ない安く丈夫なものを好んでおりかなり安価なもので揃えられている。白のものは精々下着ぐらいである。
一番のお気に入りは黒のカーゴパンツ、青の長袖シャツにの組み合わせ。寒い時期になるとこの上にデニムジャケットを羽織る。
 服のポケットを漁れば必ずタバコの袋、木のパイプが出てくる。
耳にそれぞれ三日月と十字、鷹の目と十字、金槌と十字の耳飾りをつけている。(右耳に金槌と三日月、左に鷹の目)

性格:無気力型中年、大体のことは「もう歳取ったし」で流し、挑戦することを諦める。その癖して「おっさん」と言われると少し不機嫌になる少々理不尽な男。
今ある地位に満足しており、大きな不満はないが時たまに自問自答、もっと上に行けたんじゃないかと悩む日もある。
 上記の「歳をとっている」という自覚からか、事なかれ主義を主張しているがおっさん自身が世話焼き者であったため、厄介ごとに巻き込まれる確率が高い。
特に、その日暮らしの若者が頑張っているのを見ると手助けしてやりたい気持ちにかられるらしく、裕福でないくせに持ち金を渡したりアドバイスをしようとする。
酒が入っていると話が長くなるため、宴会の席では疎ましがられることが多い。
 交渉事は疲れるため余りしたくないそうだ。

職業:錬金術師
肩書き・称号:
・細工師ギルド1級会員
・薬師ギルド3級会員
・鑑定士ギルド2級会員

スキル:
・人族語二級
・精霊術(火)三級/精霊術(金)四級 (若いころ習得しようとしたが、環境も余裕もなかった、また覚えても稼ぎに直結しないことから投げ出した過去がある。現在ではタバコの火付けぐらいにしか使っていない。)
・細工師一級
・錬金術二級
・交渉(交渉ごとに立つとき、優位に立ちやすい。同スキル持ち相手では実力勝負になる)
・逃げ足(何かから逃げる時のみ、逃げやすいルートがわかるようになり、微量ながら走力が上がる)
ユニークスキル:
・価値を作る者(鑑定/植物学/鉱物学/交渉のスキル、また細工師、錬金術のスキルの一部が複合。その性質を知っているものを使った時のみに限るが、加工物のランクを一段階上げる。故に短い時間でも小金になる程度の質のモノを仕上げることを可能にする。)
・秩序神の庇護(『輪廻の王』の寵愛を受けた者の証。解析・分析スキルへの自動防御、精神汚染へのカウンターを持つ。また、本人が意欲的に取り組むことが条件であるが、学問系統スキルの習得、修練が捗る。)

戦法:なし。せいぜい煙玉など目をくらます道具などを所持している程度。

背景・経歴:
・王都に住んでいる細工師、製薬の技術はあるが細工師のみで暮らせるのでそちらは副業。
・元々は貧しい農村の生まれであったが、小金を手に入れるためゴミ扱いの鉱石を譲ってもらい磨いたり削ったりしていた。
・努力すれば必ず力になる学業を小さいころから進行しており、秩序神の庇護を得るまでに。そのおかげか植物や鉱石についての学問、錬金術や細工師としての知識をどんどん吸収する。
・二十代の頃まではいろんなことに挑戦し、新しいことにも積極的に吸収しようという意地を見せていたが、30代に入るとすっかり影を潜めた。
・少々散財、援助の癖があり細工師として稼いでも貯蓄もできず独り身。
備考:
・パイプをよくふかしているが、交渉の場で舐められないために始めたとかなんとか。
・独り身だが家事スキルは低め

サンプルボイス:
「名前? 俺は木月っていってな、一応気に入ってる。……ま、短い間かもしれんがよろしく頼むわ」
「おいおいおい、逃げた方がいいんじゃあねえかこれ」
「若さっていいねぇ……」
「悪いがアンタのお眼鏡にかなうようなもんは作れる自信がないね、もっと金積んでくるといい」
「なんだ坊主、あんな奴らの言うことなんか無視しときゃいいんだよ。どうせ結果出した後は手のひら返すんだから」
「いや俺はいいよ、もう年食ったからな。おっさん? そりゃもう30代後半だけど」



 約束しておいてキャラシートがとてつもなく遅くなり申し訳ありませんでした!!
また一応チェックしたつもりなんですが、おかしいところとかあるかもしれず少々不安な通俺です。
何かあればすぐ訂正、報告させていただきますのでよろしくお願いします!
無気力型元秀才おっさんです!


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