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>>37

何があろうと茶豆さんが優しいのは譲りません（｀・ω・´）←
ありがとうございますー！では進行具合で都合のいい方をとりますね（笑）決まりましたらまたお伝えします！
ですねー、キャラらしい表現ができるように精進しなくては…！
んー、透くんの中での詩の好感度にもよると思うのですが、最初は無難に「小野鶴さん」ですかね？仲良くなってきたら「詩」って名前呼びになりそうな気がします！透くんはなんだかちゃん付けしないイメージなのですが、まあそこらへんは茶豆さんにお任せします((


＊ ＊ ＊


定期検診を終え、今回も異常はないようでほっと息をつく。いつもはここで笑顔を作って先生に礼を述べるのだが、今日は何故だか表情を作れなかった。
獣恋症という奇妙な病にかかって早三ヶ月が経とうとしている。そして今日は、私が獣恋症を発症してから二度目となる発熱期を終えたばかりだった。精神的にも肉体的にも疲労を伴うそれは、病にかかったばかりの自分には相当堪えるものだったらしい。検診中もどこか上の空で、浮かない顔をしていた気がする。


「困っていること…ですか。……その、発熱期、というのにはどうにも慣れません。先生にもらった薬を服用して1度目よりかはマシになっている気はするのですが…」


普段ならば多少のことは笑って内にしまい込めるのに、今回それが出来なかったのは精神的に弱っているからだろうか。小野鶴家ともあろう者が、情けない。つい縋るように弱々しい口調で言ってしまった自分を恥じ、俯いたままそう答えた。