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依姫「……その問いかけは「イイエ」を選んでも永遠ループするやつでしょう？　答えは「イエス」！　私は貴方に着いてあげる！」

空悟「……………本来ならその戦闘事を解決するのが俺の仕事だ。………だが、俺の身体は今は衰弱している。……戦争が彼方此方と巻起こる中で俺はこの世界を保つ一つの柱となっている………は大袈裟か。だが人の生を守るが使命。……そんな俺でも力を無くし、同仕様もない時がたまにある。………正しく、今がその時だ」

空悟はサリエルの滅ぼしを望みたいが、本来の混沌の覇者の力は今とて一つの鍵を取らねば開放できない程の封印術が内にあり、それでさえ覇者の力で無くとも力が半減している。今いえば自殺行為だ。

空悟「混沌の覇者と名を馳せていた俺だ。世の戦争を止めるのは容易かったが、今じゃそんな力は皆無…………更に力が半減され、無力な存在なんだよ。俺は…………正しくそこら編の妖怪に等しい………。俺の力は魔力そのもの………覇者の力は取り戻さなくとも、今の力が戻ればこんな事は言わない…………出来なければ、諦めるが妥当と言おう……」

空悟は煙管の煙が集り、空悟は少し空を見る。
珍しくも、弱気な声を言いながらそう伝える。