恥ずかしくて思わず走ってきたが、ここは何処だろう…。チェシャ猫さんも居ないし…、また一人だよ。「怖くないもんっ…、花音は大丈夫だもんっ…」一人でブツブツと呟く。その姿は、迷子になった中学生のようにも見える←この森、他に誰か居ないのかな…。周りは、木ばかりで何もない…。チェシャ猫さんに合えなかったらどうしよう…。もう、この世界から出られないのかな…。「だ、誰か…居ませんか〜?」誰も居ないと知りながらも、涙声で言ってみる
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