「……んう…。」帽子屋の声で起きる。せっかく寝てたのに……。「…なにしてるって……ちょっと寝てたんです……。」目を擦って、伸びをする。「……ん?お前ら?」そこで複数形になっていることに気がついた。そして、隣でにやついたチェシャ猫が寝ているのを見て驚き、帽子屋の後ろに隠れる。「うわぁ!?……い、いつの間に!?」
スポンサード リンク