「でっでも私アリスなんて名前じゃない…」手を差し出され戸惑いながらもはっきりとそう言う。私本当に危ないところに迷っちゃったのかな…と内心どんどん不安になっていく。「そのワンダーランドに行ったら家に帰らなくてもいいの…?」白兎の言葉を聞いて真っ先に浮かんだのはそのことであんな家に帰らなくても良いならワンダーランドに居たいかも…そう考えていると自然に白兎の手に自分の手を重ねていた。
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