有珠「……お願いします、菖蒲……どれだけ心配したと思ってるんですか?桔梗も菖蒲も、いなくなったら、母さんと父さんは悲しいんですよ?跡継ぎがいなくなるとか、そういうのではありません…二人とも、宝物だからです…」抵抗する菖蒲を強く抱きしめながら言った。桔梗「……にぃ、さん」廊下で蹲りながら呟いていた。高熱で動けないらしい
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