斬花「……魔王は口を閉ざし、以降永遠にその口を開くことはなくなりました。なぜなら、彼の心にはもう既に、財宝よりも価値のあるモノがあったからです。」いつのまにか巻物を書き終え、くるくると束ねてしまう。斬花「その……ここから出たほうが良いんでしょうか?」そっと様子を伺いながら、外に出る準備はしておく。
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