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>>87
喉から絞り出したような低い声にマズイ、と思った。
梓馬「おい、大和...コイツってまさか」
言い終わる前にチーンと音がなり、俺の部屋の階についたことを知らせる。そこですぐに律花の腕を引き、降りる。
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>>88
梓馬「...相手方の父親に妬くとか、俺末期かも」
自分でとてもかっこ悪いと思う。理香は尊敬の意味で褒めたのに、勝手に脳内で悪い方に考えてしまう。
梓馬「今度からはお前のわがままは俺が引き受ける」
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>>90
葵の言葉に、少し照れてしまった。小さい頃から人と関わることが嫌いで、避けてきたから、優しいなんて言われたことがなかったんだ。
暁「...うっせぇ」
小さい声で反抗し、顔を背ける。
そして
暁「結婚...か、繁殖でもすればいいんじゃね？」
髪を縛ることによって露になった白いうなじに一瞬見とれる、がすぐに視線を戻す
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>>91
深琴「大人な男の方が好み？」
悠先輩の隣に密着していう。年上好きとかだったら俺は死ぬかもしれない。
深琴「やっぱり、年下じゃ頼りないかな...」シュン
体育座りをして自分の腕の中に口だけ埋めて先輩を見る。