二次なりきり掲示板

Re: ・All the world's a stage『 長文 』 ( No.13 )
日時: 2015/10/19 07:05
名前: 寝退 ◆HyWhrnhVWU (ID: TKLsfDAG)

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・Henriette=Schoendoerffer(アンリエット=シェンデルフェール)

『私はその、特別何かが秀でている訳では無い、けれど。コルヴェチカ様のように生きたいの。笑われても良いわ、私は……笑われたって笑い返せるような、そんな強さが欲しいのだから』


性別【女】
年齢【16】

能力【対象保護の能力で、対象を五分間ガラスの様な防壁で覆う。錬成素材にダイヤモンドが使われる事もあってか、その壁は見た目の割に頑丈で今まで一度も壊されたことは無い。デメリットは対象がその場から動けなくなってしまう事。使用対象は自分含め一人まで。範囲攻撃の能力を持つ仲間と共に行動する際、仲間の能力から自分を守る為に発動すれば、仲間が能力を使う時にその場から離れる必要が無い。錬成素材はビー玉とおはじきが各三個ずつと、水晶の原石、ダイヤモンドとプラチナチェーン。手に入りづらいと言うよりは高価でとても自分では買えない為、素材のストックも無く滅多な事では使わない。(初めて錬成に成功した際、錬成中に身に付けていた母の形見であるダイヤのネックレスが外れて釜の中に落ち、そのまま成功してしまった。)結晶化した際はトリリアントカットされたダイヤモンドの様に見えるが技術の問題か無駄に大きく作られてしまう為、重いそれを鞄に入れて持ち歩いている。】

性格【健気で明るくありたいと思っているが、元々は根暗で陰気なネガティブ思考の人間。コルヴェチカに出会ってからは彼女に感化され「明るくて皆に優しいコルヴェチカ様のように生きたい」と本人なりに頑張って前を向いている。しかしながら度々本来の自分が出てしまう。そんな自分を目の当たりにして落ち込んで、コルヴェチカを見掛けた時に何とか自分を奮い立たせて、とその流れを繰り返して頑張っている様子。】

容姿【至って普通な黒い瞳と髪を持ち、色白で不健康そうに見える。童顔で垂れ目でそばかすだらけ。身長は146cmと低めで本人は「まだ成長期ですから」と言い張っている。周りに特徴的な容姿を持つ人間が多い為か、地味な自分の姿を鏡で見る度に溜息を漏らしている。屋敷に来た当初腰まであった髪は、明るくなる為にと(しかし至って普通な)ショートカットにしており、顔を上げなくても人の顔が見えるようにする、と自分を追い詰める作戦で前髪も眉上で切り揃えている。いつも気弱な表情を浮かべ、何かと顔は引き攣りがちである。】
服装【錬金術師っぽい格好をして自分のモチベーションを上げる、との理由から薄茶色のローブを着用し、ずるずると後ろを引き摺りながら歩いている。大きめの鞄を肩から下げており、ネックレスやアクセサリーは初めて結晶化が成功した時のエピソードでトラウマになっている為、今となっては一つも持っていない。いつもパンプスを履いており、昔コルヴェチカに憧れてヒールを着用した事があるが歩く事さえ困難を極めた為すっぱり諦めたらしい。】

備考【昔は優しい両親の元で、学校も存在しない遠い田舎で暮らしていた。一人っ子でとても可愛がられ、貧しいながら楽しく暮らしていた。八年前のある日、物資の調達の為に少し離れた所まで出ると、そこに住んでいた者達は皆人形によって殺されており辺りは血の海と化していた。恐怖に怯え必死に走り家に帰ると両親までもが殺されており、アンリエットはどうすることも出来ずにそのまま一人で暮らしていた。その後声を掛けられ錬金術師として生きる事になり、コルヴェチカの思想に共感し、彼女に憧れを抱きコルヴェチカ派の錬金術士となる。直接接した事はあまり無く、本人を前にすると固まってしまう。物覚えが悪く錬成術も苦手としているが、八年間屋敷で暮らしているだけあって今ではそこそこの実力を持つ普通ランクの錬金術師。
コルヴェチカの真似をして石灰石を持ち歩いているが、チョークの方が使い慣れている為、結局チョークを使っている。いつか石灰石でかっこよく書けたら良いなぁ、と謎の憧れを抱いている。武器の扱いは苦手で持ち歩かないが、無駄に外出時の錬成素材として紙やら羽やら使い道の無さそうな素材を鞄に詰め込んでいる。】


「此処に来て錬金術を学んでみても、結局私は一人では何も出来なくて……本当に役立たずだと思ったんです。けれど、共存……その思想がある限り、きっと私にも出来る事があると、そう考える事が出来るようになりました」
「わっ!それは私が死に物狂いで集めてきた錬成素材よ!ねえ、返してよ!私だって怒ったら少しは怖いかもしれないでしょう!多分!それなりに!」
「ああ、今日も私はやらかしてしまった……どうしてこうなのかしら、ああもう。消えて無くなりたい。いっそ誰かの錬金釜に……いえ、私は立ち上がるのよ。そう、コルヴェチカ様のように……きっと、いつかは……」



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