二次なりきり掲示板
- ・All the world's a stage『 長文 』 ( No.28 )
- 日時: 2015/11/08 18:10
- 名前: 佐鳥 (ID: zflF3NFd)
- 参照: 二人目
【 登録書 】
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・Irving=Benfield(アーヴィング=ベンフィールド)
『俺ぁフェリクス様の様に物を次から次へ壊すなんて粗野なこたぁ趣味に合いませんし、かといってレオンハルト様の様に何か生き物を服従させるなんて事も器じゃねぇんで無理なんでさぁ。よって人形への生ぬるい情による共存派、つまりはコルヴェチカ様を選ぶってぇわけです。なはは、言い方が気に喰わないって? そいつぁ失礼、ゴメンナサイ。反省するので打ち首だけは勘弁して下せぇよ、旦那』
性別【男性】
年齢【22】
能力【『重力操作』であり岩を風船に変え雨粒を弾丸に変えることが可能。つまりは対象の重力を自在に変えることが出来るということ。限界としては重力を変えることが出来るのは20M以内にあるものだけであり効果時間は5分で、対象も一度に一つ、あるいは1人のみである(敵の体重を重くして立てなくしたり、味方の体重を軽くして高く飛翔させたり)また、自分に使う事も可能。素材は細かく砕いた鉄鉱石を10欠片に蝋を3滴。ヘリウムガスと生物の息吹を閉じ込めたビニール袋、それから自分の睫毛2,3本から成る。結晶化した際の形状はスターファセットであり透明】
性格【自称「心はいつでも少年詩人」の気分屋でありその時々によってカメレオンの身体の色の如く考えをころころと変える。曰く彼は自分のその時の気分に従いながら生きることを主義としているらしくいつでも悠長でマイペースでありどんな事態に直面しても「こいつぁ困ったことになりましたねえ」と笑いながら菓子を齧る神経の鈍重さで周りの人をイライラさせることも少なからずも多からずなんとも無責任で、困っている人がいてもただでは助けないし母親を求めて泣きながら彷徨う子供を見ても「大変そうだねえ」と他人事。っていうか割といろんなことに他人ごと。何処からともなくやってきて帰りたいときに無言で帰って行く野良猫の如き気紛れと迷惑な自立心の持ち主。大雑把できめ細やかな作業がとても苦手でそういう仕事も嫌いなのに錬金術に対してだけは苦労を苦労と思わずになんでもかんでも「超絶面倒くさいねえ」と嘘をつきながら楽しそうにやり通す。怠け者で面倒くさがりで年賀状は年明けてから出すタイプのずぼら野郎。しかし意外と純情な一面もありけりだがそれについては本編で明かす機会が在れば。基本的には多弁なものの怒りを露わにしていると超静か。】
容姿【身長180㎝の首が長めで細身な体格の男。腕とか指とかいろいろ細長い。肌の色は気味の混じった明るめの肌色。顎の細く小さな顔の額には細いが色の濃いつり気味の眉が構え、その下には薄く静脈の浮いた二重瞼にした睫毛の方が長めの睫毛がぱらぱらとちりばめられている。上半分が少し瞼で隠れた細い狐目にはニヤニヤとした下卑た、ともすれば恐れを知らない不敵なとも言える様な笑みを浮かべていることが多いが限界まで目を見開いていると少し大きめのアーモンド形になる。また、怒っていたり考え事にふけっていたり疲れていたりする時はその目つきは鋭いことも相まって冷ややかな表情を浮かべている。白目と黒目がはっきりと分かれた三白眼であり黒目の虹彩の色はラメが散らばったようなキラキラした琥珀色。髪の毛の色は黄色っぽい金髪だが一部分だけ真黒な髪が固まって生えている部分があり虎の様である。頭の形に添って下に向かって伸びた細かな髪をしている。しかし触ってみると意外と癖が強く固めで襟足は短く切っているにも関わらずくるんと緩くカールしている。前髪は目にかかっていて陰気な影が落ちる。鼻は細い鼻柱が緩くカーブしていて鼻先はくちばしっぽくとがっている。薄い唇はやはりにんまりとした笑みを浮かべている。髪の色や眼の色を黒くして見ると元々の顔は東洋風であることがわかる】
服装【自称男前(ただし本気か冗談かは不明)なので何でも似合うらしいがYシャツを腕まくりし上のボタンを一つ開けてネクタイ(濃紺地に金色の斜めストライプが入っていて裏側にはIbとイニシャル入り)を占めている。それで下は色の薄めのジーンズにマジックテープのボロボロな運動靴かボロボロの青いリッポン。寒い日のお出かけは上からは黒一色でフードを縁取るファーが灰色のモッズコートやピーコートを着ていることも多い。これが彼のお気に入りスタイルだが日によって服装はちょいちょい変わる。】
備考【コルヴェチカの直属錬金術師である。共存派を選ぶ理由について問えば大抵の場合彼は『』内の内容を話す。一言余計なのはご愛嬌(byアーヴィング)コルヴェチカの思想やこの世界への願いが彼の心に訴えかけたというわけでもなく、ただ一番自分が伸び伸びと悠悠自適尚且つ退屈せずに過ごせそうな組織を選んだだけなのである。
彼が生まれてすぐに父親は失踪し母親はそのことに気を病んで自ら命を絶っている。だからアーヴィングは自分の父親も母親の顔も知らず、人生の最初の8年は彼を引き取ってくれた祖父と共に過ごすが、祖父も間もなく死に、母方の伯母の家に引き取られた。伯母夫婦と二人の子供、それからアーヴィングの5人暮らし。しかしその環境の中でアーヴィングは酷く冷遇されていた。伯母夫婦は母親のことを酷く軽蔑していた。彼の顔を見るたびに『お前の母親はバカ』とか『頭がおかしい』とか『生き恥』とか母のことを罵りもれなく父親のことも批判する。どうにも父は甘言蜜語で女性を誑かす軽薄さの持ち主でそんな男にまんまと騙され本気で彼を愛していた恋愛体質な母親を幼い頃から白い目で見ていたようだった。親の態度を見た子供達——つまりはアーヴィングの従兄妹たちも彼に冷たく当たり、まるで小間使いのように扱われ料理や洗濯、家族の外出中の留守番なんて当然で当面家族のように扱われたことなどない。学校でも彼は今とは全く違いシャイで恥ずかしがり屋で口下手の虐められっこだった。どういうわけだか、彼は一般的な環境に恵まれることが無い少年期。気が遠のくような苦しくて辛い毎日だった。痺れを切らしたアーヴィングは全てを終わらせてやろうと自分で作った夕飯に睡眠薬を大量に仕込み振る舞った。全てが終わった後に恐怖感や罪悪感なんてものはなかった。目を見開いたままの伯母の死体を見て思った。自分は二度と誰のものにもならない。自分の為に生きていく。そんな頃にコルヴェチカに出会い、共存派を選んだ理由については上記のとおりである。屋敷で色んな人間と暮らすうちに、彼の弱り切った心は段々修復されて呑気な人柄になる。
錬金術に関しては酷く気に入っていて、不真面目な彼が唯一命を燃やして執り行うのはそれに他ならない。元々非科学的なものは否定する派だったものの一度錬金術を目にしてしまえばそれを信じざるを得なくなるし、自分でやって見たら凄く面白く興味深いことであることに気付いた。長年精神的余裕が無かったおかげか考えもしなかった人生で初めて見つけた「好きなこと」。つまりは趣味なのである。これにはとても没頭し嫌いだったはずの勉強も錬金術に関してなら熱心に執り行った。ただ、周りに面白半分にやって見せろと言われてやったり強制されて行う錬金術だけは「とても面倒くさいから嫌」らしい。とことん強要を嫌がる男であるが必要な場面と一派のリーダーであるコルヴェチカには協力的である。一人称が『俺』だったり『僕』だったりで式典などきちんとした場では『私』であり二人称は『アンタ』と『貴方』だが名前が解っている相手の場合にはその通りに呼んだりからかった渾名で呼んだり。その他諸々である】
「まあまあお嬢ちゃんや、血気盛んなのはいいけれどちょいとその物騒なもの仕舞ってくだせえや。俺ぁ何もアンタの生命を脅かそうとして此処に居るわけと違うんですぜ? 俺ぁアンタ等に死んでほしいわけでもアンタ等を自分のものにしたいわけでもねえの。だって俺たちゃコルヴェチカ様の一派。共存派って奴だからさ」
「俺ぁ自分が好きな時以外に錬金術を披露しませんのでさ。だって素材がもったいないジャン?」
「俺ぁ二度と誰のものにもなりゃしねえ。強いて言うなら自分のものだ。この体は俺のためにあり、俺に望まれ続ける限りに存在するの。……ん? なんでこんな話アンタなんかにしてるんだ? 自分でもわけがわかりませんな」
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