二次なりきり掲示板

Re: ・All the world's a stage『 長文 』 ( No.6 )
日時: 2015/12/26 15:00
名前: 寝退 ◆HyWhrnhVWU (ID: VbOSBaFR)

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・Felix=Silver(フェリクス=シルヴェール)

『人形達は可哀想だけれど、僕は一体残らず破壊してしまった方が良いと思う。彼の過ちは弟子である僕達が償わなければならないんだ。全てを本来在るべき姿に戻そう……きっとそれが世界にとっても僕達にとっても最善の形だよ』


性別【男】
年齢【24】

能力【威力を増幅させる力。創設者二人と能力を掛け合わせて結晶化した場合は、二人の能力の威力や範囲を増幅させる。この能力のみを封じた結晶を使用した場合は、対象の錬成力が強化され、効果時間内は小さな錬成陣や僅かな錬成素材から巨大な錬成物を錬成する事が出来る。効果時間は五分で、使用対象は自分も含めて一人まで。結晶化した際の形状はブラックオニキスの様な漆黒の球体になり、光を受けると鈍い輝きを放つ。使用すると中央から亀裂が入り砕け散る。錬成素材は黒曜石と白鳥の羽根と黒鳥の羽根と人骨と松毬と生きた魚で、錬成を成功させたのはまだ幼少期だった為、使用素材を告げた時に幼馴染の二人と師匠に本気で引かれたというエピソードがある。また、この時勝手に使用した魚は師匠が飼育し可愛がっていた金魚。人骨は近くの墓場から掘り起こしたものだった。錬成素材を知っているのは幼馴染の二人だけで、イメージ保守の為に全力で口止めしている。】

性格【穏やかで仲間思いで面倒見も良く、優しい人間を演じている。本性は自他共に認める屑だが、その姿を知っているのは創設者の二人と直属の部下のみ。(直属の部下達には直属になるまでは優しく接していたが、幼馴染の二人と部屋で素で接している姿を見られればどうせバレてしまうだろうと開き直り、徐々に扱いが雑になり現在では下僕の様に扱っている。)素の時は一人称も口調も変わるが、どちらの性格で居る時も常に穏やかな笑みを浮かべている。屑モードを発動している時でも笑みを浮かべたままサラッと暴言を吐き、そんな自分を愛してやまない。プライベートな時間以外はゲーム感覚で美しい自分を演じ、周囲の人間を欺き楽しんでいる。異常なポジティブ精神を持ち、マザーの件と錬金術に関する事だけは別だが、演技以外で落ち込んだり自己嫌悪をした事が無い。心から悲しいと思った事も師匠を亡くした時のみ。本当の自分の姿を知っている者達の前でも、人前だったり機嫌が良い時であれば偽りの姿のまま接している。】

容姿【男性にしては小柄で細く、身長は168cm程。いつも優しげに細められている瞳は右目が青、左目が緑のオッドアイで、本人はそれを嫌がり前髪で右目を隠している。自慢のブロンドの長髪には緩くパーマをかけており、美に関しては徹底的なこだわりを見せる。本人曰く「俺はなかなか聖者っぽい外見をしてるよね」とのこと。しかし左右の目の色が異なる事だけはとにかく嫌っている。その理由を口にした事は無く、明確な理由があるのかも謎である。余談だが自分の肌に使う物は厳選した素材から全て自分で作るという徹底ぶりで、レオンハルトからは良く錬金術の無駄遣いだと指摘されている。】
服装【左耳に存在感のある大きな飾りが付いたピアスをしているが常時身に着けているものと言えばそのくらいで、外出時はその時の目的によって服装も変わり、スーツ姿の時もあれば普通にジーンズを履いていたりもする。緩めのニットカーディガンは割りと好んで着用しているが、特に拘りは無い様子。屋敷内に居る時はTシャツやスウェット姿で髪も後ろで一つに束ねていたりとラフな格好で彷徨いている事が多い。その姿を初めて目にするものには意外と思われがちだが、自分のストレス軽減はイメージ保守よりも優先される事や、俺はどんな格好をしていようが(以下略)といったポジティブ思考が働く為、本人は気にしていない。因みに結晶は形状や能力から考えてもソレに適していると判断した為か、二年程前から飲み込み体内に隠し持つようになった。(人体への影響は定かではなく今現在も自分の身体で実験中。二ヶ月まではそのまま放置した事がある。)】

備考【錬金術師の組織を創設した三人のうちの一人。物心が付いた頃には既に錬金術師の末裔であった師匠から膨大な知識と技術を叩き込まれていた。当時から生きた動物や人骨等を錬成素材として使用するなど若干歪んだ性格も垣間見えてはいたものの、感情豊かで今よりは素直な性格だった。しかし九歳の時に悲劇が起こる。フェリクス、コルヴェチカ、レオンハルト、三人の師匠であり養父でもあったその男が人形に命を与え後に『マザー』と呼ばれるその人形を生み出し、そして惨殺されてしまう。フェリクスはコルヴェチカ、レオンハルトの二人と力を合わせて何とかマザーを破壊したが、他の人形達が一斉に攻撃を仕掛けてきたら勝ち目が無いという事を察し、師匠が所有していた屋敷に身を隠し、錬金術師の育成を始めた。自然と思想が分かれた二人とは昔程近い距離で接する事は無くなったが、心の奥底では今でも大切な家族だと思っている。師匠の事は素直に尊敬していたが最期の行動についてはどうしても理解する事が出来ず、また血に染まったマザーを最初に目にした時に最初で最後の恐怖心を抱いており、その事が自分で許せず過去を断ち切る意味でも全破壊の思想を持つようになる。後は「人形が命を持つなんて生意気」だという単純な理由から。勿論師匠の罪を償う意味で全てを本来の形に戻すべきだとも思ってはいるが、その理由は本当は後付けで幼馴染の二人もその事は知らない。
武器は持ち歩かないが、錬成陣を書くためのチョークは屋敷内でも常に持ち歩いている。身軽な状態を好む為か必要最低限のものしか持ち歩かず、いつもスマートフォンとクレジットカードとチョークだけをポケットに雑に突っ込んでいる。戦闘が始まってからチョークが折れている事に気付いた時の荒れ方は凄まじかったらしく、その時に結晶と折れたチョークによる怒りの力で人形の同時討伐数の最高記録を打ち出している。その時は相当苛々したようで、わざわざ錬金術で『絶対に折れないチョーク』を考案し作っている。しかし折れる時は折れる。くだらない物を作るのが得意で、錬金術を活用してネット販売でぼろ儲けしている節もある。】


「君、一人なのかい?……可哀想に。僕達と共においで。君は普通の人間達とは違う使命を背負う事になる……けれど、君に新たな希望と生きる術を与えてあげるよ。あの人が僕にそうしてくれたように、ね」
「最近拾って来た子達は使えない子ばっかりでさ……俺、覚えが悪い子って好きになれないんだよねぇ。あの子達はレオとヴェチカにあげるよ。面倒臭いし」
「顔色が悪いみたいだけど大丈夫かい?……ふふっ、そっか。元気そうで何よりだよ。せっかく帰って来たのだから、しっかり体を休めてからお行き」



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