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【＞突然ですが、瑠花ちゃんと一太郎くんをイラストに描いてもよろしいでしょうか？

ありがとうございます。一太郎がイメージ化するのですか・・・とても嬉しいです！描けたら報告してくださいねっ】

「そうだ、覚えておけ」
曖昧に言われたことでも一応自分の言ったことが受け入れられたのだと受け取り、少し口角を上げる。またしても残念な結果に終わってしまったことを、開き直り弟に偉そうな態度を取ることで、日頃傷ついてしまった自尊心が取り戻せるとでも言うのだろうか。スケールの小さい人間である。

「いつも報告をするのは、お前の役目だものな」
とはいえ今回のことも真っ先に報告され、また今日のおかずになるであろうことを思って苦笑した。一太郎は笑われるのが嫌いだ。虫唾が走るほど嫌いだ。
しかし笑われすぎて、相手が毎日接する家族だということもあり、多少は平気になってしまっている。