「さあ?どうしようと私の勝手じゃないの?だって、捕まえたの私だし。」その表情に臆すること無く言う零架。その表情は余裕そのもの。自分を持ち続けるまっすぐな瞳。何を言っても無駄だろう。彼女は自分の本能に従い生きる吸血鬼だからだ。誰にも屈しず、気ままに、自分の感情のままに。彼女は昔からそうだった。
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