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「緑野五月だ。……できる限り苗字でよんでくれ」
「……妹に手を出す奴は敵と見なすぞ」
「好きだ。付き合ってくれないか？」

緑野五月みどりのさつき　中3
クールで無口だが少しシスコン。真面目で天然なんて一切ない。
全て計算で生きており、挫折を味わったこともないような天才肌だが、名前が女っぽいのが物心ついた頃からの悩み。
緑色のストレートの髪、それと同色のジト目に眼鏡をかけている。背が高い。白衣を主に着ている。
美術部に入った理由も中2の妹に誘われたから。


「はじめまして、三布海哉ッス！　よろしくッスー！」
「えぇ？　赤と緑を混ぜたら青にはならないんスか……？」
「やっぱりオレ、貴女と一緒にいるときが一番楽しいッス。……これからも、一緒にいてくれないッスか？」

三布海哉みのかいや　中1
口癖が「〜ッス」の敬語を使おうとして使えていないアホの子。
頭が弱いが運動は得意。チャラそうに見えるというかチャラいが、好きな子には結構一途。
黄色い癖毛の髪に黒い目。背は低めでいつもニコニコしている。
美術部に入った理由は勧誘プレゼンテーションのときに見た作品に感動したから。


「……へえ、君も新入生？　今年はよく入るね……やっぱ早香の絵の影響か？　あ、俺は文月時雨ね」
「あーやっぱ二次元最高だわ〜……ん？　君も読むか？」
「ラブコメの主人公とかってこんな気持ちなんだな。……君のこと、どのキャラよりも好きかも」

文月時雨ふみつきしぐれ　中2
早香の幼馴染み。面倒がりやで他人に興味があまりない。クールだが少し腹黒い。
また、部内一番のオタク。まともに部活動はせず、勝手に皆から借りた本を読んでいるだけ←
灰色の髪に黒いジト目。黒いヘッドホンを常に首にかけている。


「か、一城異夢ですっ、よろしくね！」
「皆で仲良くしたいな、って思ってるんだけど……」
「君のことが好き。付き合ってほしい……な」

一城異夢かずきいむ　中3
ほんわかしていて女の子のような少年。少しコミュ症でよく噛んでしまう。
アホ毛の2つ生えた桃色の髪にオレンジの丸い目。童顔で背も低く全体的に女子。
中3男子とは思えないような性格と容姿を持ち、入学当初他クラスの男子数名から告白される事件があった。


「和水湊だ。よろしく頼むよ」
「す、すまない……少し女性は苦手で……」
「1回しか言わないからよく聞いてほしい。……俺と付き合ってください」

和水湊なごみみなと　中3
女性恐怖症。恐怖症を知らない女子が言うに「王子様系」。のんびりとしていて基本優しいが裏がありそうで怖い。無言の圧力を使いこなす←苗字と名前が少々弱々しいのが少し嫌。
オレンジ色の髪に赤とオレンジのオッドアイの目。身長が高く、いつも余裕そうな笑みを浮かべている。
部で一番頭がよく、困ったときは湊に頼るのが常識のようになっている。