「……………俺の傍にいても……お前は死んだ彼氏の彼女として汚名が立ってしまう。苦しいだけで、居るのだって精一杯になる。………俺はお前を幸せにしたい、その為には………俺と縁を切るしか無いんだよ………」俺は彼女の泣き顔を苦しみながら見ているだけだった。「…………俺はお前が好きだ。…………お前を幸せな生活を築きあげたかった…………けど、今の俺じゃあ幸せにするどころか、身を苦しめるだけになってしまう。…………お願いだ、お前を苦しめる様にはしたくない………」
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