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二次なりきり掲示板
- Re: 【指名制恋愛】助けてください…4【募集中】 ( No.184 )
- 日時: 2015/12/25 21:25
- 名前: る (ID: Go.89if1)
「怯えなくてもいいんだよ?この家には危険なものなどないのだから」
ハルを追い払い、安心させようとするが、ただし、ハルを除いてはね・・・ということは言わない臆病で卑怯な大人だった。ハルは、父にはどうすることもできない。澪はさしずめ、彼女の新しい生贄といったところだろうか。
「ここがキッチンだ。と言っても、料理は家政婦がやってくれるから作らなくていいんだよ。でも、一応設備はあるから何か作りたくなったら家政婦に言ってくれ」
つぎに、少し歩いてリビングに向かう。
「言わずもがな、ここで食事をしてもらう。朝の7時、昼の12時、夜の7時に食事を出すよう、言いつけているから集まってくれ。トイレはあっちと二階にある・・・君の部屋に案内しよう。ハルやサクとは別の、君の部屋だ。空調は完備している」
二階に上がると、とある一室の扉を開けた。部屋の中は、澪の身の丈にあったベッドと机、棚、壁掛け時計があるシンプルな設備だった。ベッドには抱きしめられる大きさのくまのぬいぐるみがあり、棚には絵本が立てかけられていた。
「不慣れな環境だと思うが、私なりに手を尽くした。明日になれば私は行かなくてはならない。めったに家には戻ってこないから、何かして欲しいことがあれば伝えてくれ。出来る限り叶えてあげよう」
そう言って澪のベッドに彼を座らせ、自らも隣に座って肩にぽん、と手を乗せる。
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