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——国について——

◇トパーツィオ
ほんの数年前に革命がおき、共和国となる。大きな国。
薬による魔法の力で民が力を合わせて活気ある国となる。初めて薬が出来た国でもある。
トパーツィオの血筋を持つ者のみの募集制で面接や試験を加味して魔法少女・少年をうみだしている。
ジャットの国とは犬猿の仲で今でも戦争中。

◆ジャッド
大きな王国である。民の階級が厳しく分けられている。
トパーツィオの薬の研究が進み魔法少女・少年をうみだしている。今一番の魔法の先進国。
洗練された街並みと美しい自然が有名。選ばれた国の者が魔法少女・少年になる。
トパーツィオとは犬猿の中で今でも戦争中。

・国境
クリュスタッロスの大砂漠（通称：大きな砂漠）が広がり人が住んでいない所である。
此処が魔法少女の戦場である。



——魔法少女・少年について——

〇魔法少女、魔法少年
変身し、敵国の兵士または魔法少女・少年と戦う存在。自国ではヒーローの様な扱いを受ける。
両国でも悪魔堕ち、影、魔女の出現に限り国に関係ない共闘を命じられている。
皆が使える一般魔法（自分を守れるぐらいの使い捨ての小さなバリア、マッチ位の火、50ml程度の水を出したり、応急処置程の治癒能力）に加え１つだけ自分だけの特殊魔法がある。

・特殊魔法
色々な個性がある。杖を武器に変化させることで攻撃・防御をする事に加えて、自分の所属属性（火、水、草、風、雷、光、闇、力、治癒、その他）の力を借りた大技も出来る。

・希望の卵
魔法少女・少年の変身ツール。鶏の卵のような形。色は色々。
希望の卵が作られた時に引き寄せられるようにして杖がつくられる。
杖と言うが杖型でないものもある。此れを割る事で変身でき、杖に変化した此れを割ると変身が解除できる。
変身や魔法を使えば使う程黒く濁り、日常生活を繰り返す事で少しずつ回復していく。人間を取り入れる事で大きく回復する事も出来る。
最終的には足りなくなり生きたいと思う魔法少年や少女は魔法少女・少年や人間を取り入れる道を選ぶ。失くすと植物人間状態になる。

・薬
トパーツィオの国で作られた魔法少女・少年になれる薬。味は美味しくないが、ジャットではイチゴ味も出てきている。



—討伐対象について—

・敵国軍及び敵国魔法少女
言わずもがな排除対象である。

・悪魔堕ち
魔法少女・少年の変身ツールが限界まで濁っている時に希望の卵を割ると起ってしまう事。または割らないとじわじわと起こる事。
魔法少女・少年の持つ希望の卵を食べることが確認されている。色が失せ白黒になり身体能力が強くなる。人間の言葉だが意思の疎通は出来ない様で尽きぬ破壊衝動のまま行動する。この状態から歳をとれなくなる。
魔法少女は変身している時も濁らせているので、戻ろうとしても悪魔堕ちが確定してしまい泣く泣く落ちるしかなくなる事が基本。
悪魔堕ちが確定しても魔法少女・少年や人間を取り入れる事で魔法少女に近い状態を（いつかガタが来るが）保つことが出来る。トパーツィオの民衆には知らされていない。
≪苛立って仕方ない。魔法少女は悲しみの種。人間は愚か。貴方達を救うために、私が食べてあげる≫

・影
悪魔堕ちが希望の卵を食べ続けると起きる稀な現象。
悪魔堕ちが魔法少女の姿であったのに対して彼・彼女らは全員、とんがり帽子に黒のローブにブーツ姿で統一されている。
言葉を話すが人間である限り通じない。破壊衝動は無くただ特定の場所で佇んでは泣いている姿が時折確認されている。
攻撃を挑めば反撃するが、飽き性であるためか消えてしまう。その為詳しい生態は不明。トパーツィオの民衆には知らされていない。
≪あなたが見ている私、足元にある私。分かった時にはもう遅い。気づいて欲しくて、貴方を見るけど、意識がもうろうとしてこんなに遠い≫

・魔女（見つけ次第排除せよ）
実例は研究で起きた一回のみ。実験で生み出された影にストレスを与え続ける事で覚醒。
圧倒的な強さを持ち周囲の影を引き寄せる性質を持つ。人間の記憶は無く、姿も面影一つないものとなっているらしい。民衆には知らされていない。
≪許せない。助けて。助けて。辛さを知っている仲間たちの足音≫