二次なりきり掲示板

Re: 『 ブレーメンズ ・ オーケストラ 』 ( No.108 )
日時: 2016/04/12 20:54
名前: 佐鳥 ◆yvdupqwl2Q (ID: zflF3NFd)
参照: ところで皆様、ツイッター創作アカウントとか持ってたりするかしら



>>104 >>ALL様


 「 劇場から酒場に向かう途中/アンドリュー=グヴィナー 」


 まるで遊ぶかのようにアンドリューは鼻だけで歌い綴りながら道を行く。肉屋を通り過ぎ、八百屋を通り過ぎ、手芸屋を通り過ぎ、そのどれもを通り過ぎるたびに人々は異様な男に視線を投げかけたけれど、アンドリューは気にすることが出来ないでいる。それは三十手前の大の男にしたら情けないのかもしれないけれど、今の彼には他人の視線を気にする自意識も神経質さも(そもそもそんなもの申し訳程度にしか持っていないが)欠片も無い。そんなものに自縄自縛になって動けなくなる必要がないと、二十九年生きてよく理解できたからだ。
今の彼を包むのはあの小さな劇場にさっきまで溢れかえっていた熱の余韻と、これから始まる楽しい楽しい宴会で振る舞われる美食と美酒への愛だけだ。そればかりになって周りが見えなかった。見えなかったから、背後から自分へめがけて飛びついてきた彼に気付くことが出来なかったのかもしれない。
 
 
 ひたりとした手の感触。照明が消えるかのごとく暗転した視界にアンドリューは思いっきり野太く叫び声をあげた。

「うぉあいきなり暗くなったぁああああああッとっと!! えっえっえっなになになになに!?」

 そして圧し掛かられた勢いで前のめりになりながらもなんとか踏ん張った。いったい誰だろうとか考える間もなく、アンドリューは黒い手を自分の目元を覆っている何かをペタペタと確かめるように触れるが否や、

「 はぁんっ! こぉんなことすンの1人しかいねえに決まってんだろー! ずばり、ニワトリだな! どうだ! 正解だろ!?」

迷いなくすぐに名前を出した彼は、途端に得意げに鼻を鳴らした。

【いえいえいえ、あたくしの方こそ酷い有様で御座います。こちらも同じく文章を書くのが久し振りで此処まで書くのに計1時間程かかりました…^q^ リハビリ頑張りますっ】


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>>107

【文章投下、ありがとうございます! キャラクターを作ってから見に行けたら行きたいところですが…少し時間がかかりそうです^q^】