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二次なりきり掲示板
- Re: Over alive【命を狩る者と抗う者】 ( No.132 )
- 日時: 2016/03/31 23:07
- 名前: Hama=guri (ID: SqYHSRj5)
- 参照: 僭越ながら絡ませて頂きました。やりにくかったら遠慮なく仰って下さい。コンタクトの仕方を訂正させて頂きますので。
【街中/源五郎丸 結衣】
『疲れた』『もう嫌だ』 そんな心情を内心に抱え込みつつ、源五郎丸結衣は街中を歩いていた。
——何を?
決まっている、全てだ。もう自分に関する全てが嫌で嫌で仕方がない。それこそ、今すぐにでもタヒんでしまいたいと思う程には。
とは言え、自身で命を絶つのは怖いし、そこまで行動するまでの意思も無い。
つまり、『自分でタヒぬのは嫌だけど、今すぐにでも事故か何かに巻き込まれてタヒねないかなぁ』といった具合である。
「(はぁ……)」
心の中で、一つため息をつく。
いや、違う。心の中でしか溜め息をつく事さえ許されないのだ。
そう、何せ『源五郎丸結衣は非の打ちどころもない完璧超人でなくてはならない』のだから。
ずんずんと沈んでいく感情を少しでも和らげようと、結衣は視線を街中へと向けた。
すると、視線の端に周囲とは異質の色が混じっている事に気が付き、彼女の視線は思わずそこに留まった。
「(金髪……)」
だからと言って、特別何かの感情をその女性に抱く事は、少なくともこの時点ではなかった。その女性が神だと気付く事など望むべくもない。
まあ、強いて言うのであれば『いいなぁ、あんな綺麗な人には、きっと世界は楽しく見えているんだろうなぁ……』といったところである。
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