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>>102
義彦「…拗ねてる？」
ふふっと笑いながら初音の頭を撫でる。

「ごめん、ちょっと意地悪し過ぎた」

>>103
篤志「…いつか二人でどこかに出かけたいな。普通の恋人同士みたいに映画とか一緒に見たりしてさ//」
こうやって二人っきりで一緒にいるのもいいけどと言いながらつぶやくように言って。


>>104
篤志「…友人…。時雨様の悩みは俺では相談できなかったのですか…っ」
渋々頷き、呼び方を変える。
どうしても様付けになるのはやはりここが家の中であるためだ。
時雨が指示した場所に座って時雨の手に自分の手を重ねる。
つめたい……、そうか、先ほどまで雨に打たれていたからか。


>>105
篤志「…」
そんな様子を見て、警戒心もかけらもない奴と思う。
男がいる傍で寝るなんて無防備な人だ。
きっとその行動は男なんてものの怖さを知らずに大事に大事に育てられた証で、さっきの様子じゃあ箱入り娘と見た。

「俺がもし、悪人だったらどうするんだ…か」
猫の背中を撫でながら

>>106
凜「あ、彩音様っ！お庭にいらしたんですねっ、捜しましたよー」
キョロキョロと家周辺を捜していると、彩音が帰ってくる。
こんな夜更けにどこに行っていたなどと聞かずに、俺はお嬢様の両肩に手を置きながら背中を押して家に入るように催促する。

「もーっ、こんな夜更けに出歩いたら危ないですよっ」


>>107
直「…俺の事、言ってないの？」
小依の手に自分の手を重ねながら聞いて。
身分がどんくらい差があるのかなんて、分かってるだけど、ちゃんと俺と言う存在を小依の両親にもどんな形でもいいから知っていてほしい。

「…好きな人、いるって…」