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>>238
孝明「…こんにちは、美音さん」
大広間にある椅子に座っていた彼はドアが開くと、微笑みかけながら言う。

>>239
凛「…無愛想な方ですね…」
直を見送りが終わった後、大広間に戻ってきながら言う。

>>240
篤志「…そう仰っていても、どちみち結婚なさらなければならないのですから」
困ったようにしながら言って。
本当は彼女には結婚なんてしてほしくないのだ、自分だって。
だけど、これも旦那様の仕事のため、お家を守るために仕方のないことなのだ。

>>241
義彦「…？」
何かおかしいところがあっただろうかと首を傾げて初音を見る。

>>242
孝明「…あ、お嬢様。こちらの方です」
大広間にちゃんと来た彼女にほっとしながら婚約者を紹介する。

凛「…香水凜です！よろしくお願いします！」
満面の笑顔で握手を求めながら