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>>30
義彦「…うん」
コクッと頷き、彼を離す。
拾ってくれたことに感謝をしながら鞄を受け取って。

篤志「坊ちゃん」
声をかけながら近づいて。



>>31
孝明「…もうこんな時間ですね。早く戻った方がいいでしょう」
他愛もない話でも彼女といるとすぐ過ぎ去ってしまう。
それにあまり長く彼女が寝室にいないと、不審がる従者もいるだろう。
そんなことを思っていると、遠くの方で彼女を捜す人の声がする。


篤志「…お嬢様ー？」
ったくどこにいったんだかと思いながら呼ぶ。
寝室にはいなかったから…外なのだと思うけど。

>>32

初めまして、那岐（なぎ）です。
よろしくお願いします！

>>33
孝明「…婚約者…？もしかして身分の高い人なのですか、貴女は」
顔をしかめながら驚いて起き上がり彼女のことを見つめる。

>>34
義彦「え、いつもの穴…だったのか…？」
なんだ、正解だったのかとほっとしながら、ごめんとなんとなく謝る。


>>35
篤志「…ん、お前に会えるんだから来るに決まってる」
照れくさそうに笑って頭を撫でる。

>>36
ありがとうございます！
えっと、もうはじめますかな？