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>>461
直「…孝明様、初音様がいらっしゃいました」
こんこんと扉を叩きながら言うと、すぐに返事が来て

「お入りください、お嬢。孝明様が首を長くして待っていますよ」
ニコッと笑いながら扉を開ける

>>462
孝明「…はい…。では、必要な時にお呼び下さい」
瞼を伏せながら部屋を静かに出ていく。

>>463
凛「えーと、ですね…、そこは…」
はいっと返事をしながら自分も書く物を持ち、教え始める。

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義彦「今、無事なら構わない。…篤志の匂いがついてる。消毒しよう」
くんくんと首筋に顔をつけて匂いを嗅ぐと、不機嫌そうに顔をしかめる。

「あと…、篤志にキスされた頬も…」

>>464
篤志「はい。どうやったって叶うはずがないのです。身分の低いものは、お嬢様と違って知識も品もすべてが下劣と周りに見なされる…。そんな方がこの上流階級の世界で耐えられると思いますか？」

きっとお嬢様は良くても、その方は耐えられぬでしょう、そして自ら身を引くのですと言いながら瞼を伏せる。