>>479篤志が出て行ったことを確認すると、小依はまたベッドに埋もれこんだ。窓の外は暗く、昼だったならもう一度抜け出せるのに、と、ぼんやりと考える。「…………」さて、例の婚約者と会うらしい日は、もう遠くはない。どうしたものだろうか……。
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