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「ふふっ、ご忠告感謝するわ。小さなエクソシストさん」

楽しげに笑ってそう答えれば、クルリと回って三人から距離をとる。特に意味は無い、とは言えなくもないがまぁ深いことではない。

「あら、酷い言い方ね。私は主様をお迎えに来たのだけど。」

手を後ろで組めば「ほら、この辺は悪魔がでるらしいじゃないの。だから直々に来てあげたのよ。主思いだと思わない？」なんて楽しげに言いながら小首を傾げる。別に、その悪魔は自分たちなのだから心配も何も無いのだけれど。上位階級に反感を持つ悪魔がいないとは言えないご時世だ、心配にもなる(それは絶対に言ってやらないが)。

レグルスの金色の瞳が妖しく輝く。ちらりと二人の少女を見れば、人差し指を口元に当てて微笑んだ。それはさながら獲物を見定める獣のようで。

「ねぇ、主様。私近頃マトモなものを食べていないのだけど。この空腹はどうやって満たしたらいいと思う？」