二次なりきり掲示板

Re:  − TWILIGHT − 『オリジナル中文』 ( No.1 )
日時: 2016/04/24 14:27
名前: ちゃんてぃこ (ID: laYt1Tl.)

『世界観』

王道的なファンタジー世界で国は一つのみ。その中で、北から一区、二区、三区といった名前が付けられた街が十二あります。大陸も一つのみで、大陸の外は全て海です。
魔法は一般的であり、生活に欠かせないものです。現代の電気やガスといったものが、光魔法や火魔法といった魔法により成されているイメージです。魔法がなければ普段の生活すらなりたちません。簡単な魔法さえ身に付けていれば生活に支障はありません。そういった魔法は基本誰でも扱えますが、更に専門的な事を学びたいのならば魔法学校へ通えるそうです。入学するには魔法才能の有無が関係するので誰でも、とはいきませんが年齢制限はありません。魔法学校は四年制で主に中心街には存在しますが一番大きな魔法学校は王都の七区にあります。普通の学校ならばどの街にも存在してますよ。
召喚獣はいませんが街の外には獣のような姿の怖い魔物がいたりします。各街には大きな魔法の結界が張ってあるので魔物が侵入してくることはありませんが、街の外へ出る場合はくれぐれも用心して下さい。『傭兵』という職の人がいるかもしれないのでそういう人に頼るのも良いでしょう。
学校があり、様々な仕事があり、中心街には遊園地などがあり、各街を回るサーカスがあり、他人には言えない仕事があったり……。皆がゆったりのびのびと自由に暮らしております。
北に行けば雪が降り、南へ行けば常夏の光が降り注ぎ、その間の街では桜が降ったり紅葉が降ったり。七区にある王都では美しい桜が舞っていますね。どこを旅しても、きっと楽しめるでしょう。
こんな感じの和やか世界です。


『トワイライト』

さて、実はここからが本題です。
この世界では、死んだらその死体は一日経つと植物の種となります。その種は火葬されて空へ還ったり、埋葬されて可憐な花を咲かせたり、はたまた『管理人』によって大切に保管されたり。

しかし中にはその種を食べてしまう人もいるのです。故人の種を口にする事は禁忌とされていますが、その行為は一向に減りません。
何故でしょうか。

そう、何故ならその種を口にすれば、自分を犠牲に亡くなり種となったその人を生き返らせることが出来る「かもしれない」のです。意地が悪いことに必ず相手が生き返るという保証はなく、自分のまま目覚めてしまう可能性もあります。その時の絶望は計り知れませんね。

そうして成った人のことを『トワイライト』と呼びます。

この命のやりとりには、どうしてもリスクが付いて回るものです。奇跡を起こすには代償が必要ですよね。

一つ。トワイライトは姿形が全くの別人となってしまいます。そのせいで今までの友人、知人、家族にさえ自分だと分かって貰えないトワイライトは少なくありません。たまに目や髪の色が同じだったり相手の色を受け継いだりしますが、だいたいは全く関係のない色に変化します。身長、顔、ましてや性別も変わってしまうことだってあります。その変化基準は不明とのこと。

一つ。種となった人の記憶と、種を食べた人の記憶の両方を受け継いでしまいます。それにより、記憶の混濁が現れどちらが自分の記憶なのか。そもそも自分はどっちの人間なのか分からなくなる可能性もあります。精神崩壊を起こしてしまう可能性も拭えません。しっかり自我を持ちましょう。

一つ。食べるべき物が変わります。今まで通りの調理された食事は一切必要ありません。代わりに生き物を新鮮なまま食べなければなりません。生きたまま、又は種となる前の死体をたべる必要があります。「新鮮なモノ」であれば液体でも固体でもいいみたいですし食事の必要頻度は少ないです。ついでに言うと「新鮮なモノ」を食べると回復能力が跳ね上がるそうですよ。トワイライトの皆さんは死にかけたら取り敢えず食べてみましょう、助かるかもしれません。
そしてなんと、鳥を食べ続ければ鳥の羽が、犬を食べ続ければ獣耳や尻尾が生えてきます。不思議ですね。少しでも人間の姿でありたいのなら食べるべき物は一つですね。因みにあくまで基盤は人間ですから完全に犬や鳥等になってしまう事はありません。勿論トワイライトが人間と同じ食べ物を食べても害はありませんよ、薬にもなりませんが。
そして不幸にもトワイライトに食べられてしまった人は、残骸が半分でも残っていれば残された体から種が形成されますが、跡形もなく食われてしまえば種にもなれずそのまま御陀仏です。
トワイライトの皆さん、生きたいと願うなら水と「新鮮なモノ」を摂りましょう。

一つ。死者の種を食べる事は禁忌、ならばその行為から生まれたトワイライトは存在そのものが禁忌です。トワイライトは頻度が低いとはいえ人間や動物を食べてしまうから存在自体が危険なのは納得ですよね。バレれば『警察騎士』から追われてしまいます。上手く生きましょう。

簡単に挙げましたがこのようなリスクがあるのです。一人を犠牲にしてまでこんな運命を背負うことをトワイライト達はどう思っているのでしょうか。ついでに、トワイライトは死んでも種にはなりません。跡形もなく消滅し。まるで存在そのものがなかったかのように消えてしまいます。
世の中にはトワイライトを売買したり、珍獣として扱ったり、好きな様に形状変化させ愛玩動物として飼ったり、研究材料としたり、非道な行いを働く外道がいるとかいないとか。
それとは逆にトワイライトを陰ながら支援する人がいるとかいないとか。

世の中はとても広いので色々な人間がいます。生き方は数え切れないほどあるのです。
管理人、警察騎士、学生、社会人、裏の人間、もしかするとトワイライトになったり。


さあ、好きな様に自由に生きてみましょう。