二次なりきり掲示板

Re: 【募集中】− TWILIGHT−『オリジナル中文』 ( No.51 )
日時: 2016/07/10 13:54
名前: ちゃんてぃこ (ID: lmeOXcX7)

>>50
『アルメリア・イングリス / 十一区』

へえ、と一言で片付ける。全く興味が無い訳では無いが、愛想のある返事をするという考えがないのだ。それでいて悪気が一切無いというのもこの男の悪い所である。

「ああ、宜しく。」

まるでついでに、とでも言うような自己紹介に視線をメニュー表から上げる。ウェイトレスと楽しげに話すその横顔を僅かに見ると、すぐに視線を戻した。

ナック・ティナー。その名前に聞き覚えはなかった。ということは、少なくともかつて店へ訪れたかもしれない客では無いことを確認する。商売をやっている以上知り合いが増えるのは仕方ないのだが、他人の顔を覚えるのは少々苦手だった。

(そもそもトワイライトなら、物好きじゃない限り一緒に食事なんて不毛な事しないだろうな。)

そう、彼らはもう人間ではないのだから人間の生活は必要ないのだ。自ら望んで手にいれたのか、はたまた不運に見舞われた結果なのか。どちらにせよ、本当に幸せそうなトワイライトは見たことが無かった。上辺だけは明るく振る舞おうとする者は沢山いようとも、その姿はただ痛々しい。他人に興味が無いアルメリアでさえも強い同情心を抱くほどに。

(ああ、なんだっけ……ビーフシチューが旨いのか。)

ふっと我に返り、ナックとウェイトレスの話を聞き流しながら視線を滑らせる。これといって心惹かれる物はない上、特別これが食べたいという物もない。それなら既に旨いと分かっているそれを頼むべきだろうとメニュー表を仕舞った。

ウェイトレスとの談笑を終えたらしいナックと目が合う。その表情と人懐っこそうないい性格といい、自分とは真逆の人間だなと思いながら「ああ」と頷く。

「オススメのビーフシチューを頂こう。」


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>>50
【いえいえ。皆様お忙しいと思いますし、自分の都合がつく時に返信してくだされば遅くても全然構いませんのでお気になさらずに!
それと、これは上の話とは関係ないのですが…!ナックさんの募集欄にある、贔屓にしてくれているトワイライトにウィジックで乗っからせて頂いても大丈夫でしょうか? 他にいらっしゃれば譲らせて頂くのですが、ご検討のほど宜しくお願いします。】